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Rolls-Royce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

BENTLEYHEADLINE

TURBO RL

 
 AUTOMAKER BENTLEY 
  MODEL TURBO- RL 
  YEAR 1991
  EXTERIOR FERN


(ファーン・グリーン)
  INTERIOR BEIGE-LEATHER 

(ベージュ・レザー))
  PRICE \ ask
 
  MILEAGE 61.051km
  AMMENITIES


ディーラー車 左ハンドル 




V8 OHV 6747cc・ターボE/G  




3速コラムAT 





スペック:「必要にして充分」







全長:538cm


全幅:189cm


全高:148cm


車重:2330kg


定員:5人



装備:



フロント:パワーシート、F:シートヒーター、



F:シートメモリー(4人分)+ランバーサポート、バニティミラー







*ピクニック・テーブル




*16インチ・ベントレー純正(92’コンチR用)アルミ・ホイール









内外装極美、機関・当社にて完全整備渡し、極上車。  




車検:2年付渡し


 
  COMMENT




「ベントレー・ターボRL」










解説:





一時は無名に等しい存在になった「ベントレー」の名を世界中に知ら




しめた世紀末 救世主「ターボR」!のロング・ホイール版。






今回は、モデル解説を省いて、当個体の お話のみ




*モデル解説は、ほかの在庫車 参照。












では さっそく、当個体の お話






ディーラー車・左ハンドル 「ターボRL」



3オーナー



走行距離:61.051km




下取で頂いた弊社初入庫個体。




何が良いって、色 が良い。




外装の「ファーン」は極めて珍しいカラー。



*ファーンとは、植物の「シダ」類のこと。



妙ちくりんなカラー名であるが、淡いグリーン色は、確かに



シダ類の それだ。




驚くべきことに、、ほぼオリジナル塗装のまま! 艶も十分。



ボディサイドのコーチラインは全面、オリジナルが残る。



そんな個体は、今となっては、ほぼ見ることは出来ない。



この2本のコーチラインは、この時代、手書きではなく、ロールス社



が開発した「手書きのように書けるマシン」で、入れる。




もっとも、それは、最新マシンではなく、古典的に人が押して、



ローラーで書いていくというもの、、このマシンは、ロールス社しか



持っていない。



仮に塗装を施す場合、その独自に書いたコーチラインを、如何に忠実



にコピーできるかが、我々 専門店の大きな課題でもあり、腕の見せ



所でもあるわけだが、、残念ながら、そこまで拘っている塗装工場は



、世界的にも稀、、私のように、ロールス社まで見に行く ってくら



い変態じゃないと。






当個体、オリジナル塗装であるから、「ラッカー」塗料だ。



で、艶、色の深みは、のちの「ウレタン」に勝るが、ラッカー特有の



塗装クラックは、一部にでている。






これは、見た方 それぞれであろうが、



細かい箇所に拘らない って方なら、このまま、この当時のラッカー



の風情を楽しめるはずだ。



クラックと言っても、写真に写るようなレベルのものではなく、



細かいのが、一部ボディにあるだけだから、貴重なオリジナル塗装



を愛でるのは、まったく悪くない案だ。




反対に、細かい方なら、クラック箇所は 塗装するしかないので



ご相談を。



あっと、当個体、ホイールを、本来の15インチから、純正の92’コン



チR用16インチ・アルミホイールに交換してある。



このホイールも生産中止物、今じゃ中古とて、とても見つからない。



このホイールの お蔭で、外観では、何年モデルなのか分からない。



こういうミステリアスは、ミステリアスなカラー「ファーン」に



似合う。









内装は、「ベージュ」コノリー




無論、オリジナル「コノリー」




すこぶるキレイ!



とても、6万キロの個体には見えない。



この内装、この外装、これで、この個体が、歴代 如何に大切に



扱われてきたかが一目瞭然。



自動車内装レザーにおける世界の頂点レザーは、「コノリー・ブラザ



ー商会」が誇る「オートラックス」シリーズ中の「10%トップ・レザ




ー」! それが、この個体に張られている それだ。




「コノリー」なき今、この革を越える革は、未だに作られていない。





つまり、現行モデルで何千万円、何億円するクルマであろうが、この



「91’RL」の革には敵わない ということ。



この革の素晴らしさを すごさを理解したうえで、現在の高級車ディ



ーラー各メーカーを訪ねてみるとよい。



どんなクルマを見ても鼻で笑っちゃうレベルの革が張られているから 




っても、、当個体は、クラウンも買えない価格で購入できるが、、。





お約束の「バーウォールナット」もオリジナルのまま、きれい。



よくよく診れば、一部にクラックが僅かにあるが、気になるレベルの



ものでもない。



80年もの間、土の中で育った胡桃の根っこウッドが描く、優美な



絵は、それ自体が、芸術、室内は美術館だ。




気になる機関系は、前オーナー様も随分お金を掛けたそうで、



絶好調!



もちろん、いつもの怒涛の「240項目(本当は275項目)点検・



整備」は、無料とくるから、なんだったらエンジンがなくても同じ。



数十年という年月、ロールス・ベントレーを整備し続けてきた弊社



自慢の熟練メカニックによる「整備」は、それを施される という



だけでも価値がある。



今、弊社は、顧客様の車の整備だけで手一杯、、残念ながら



他店購入の車輌の整備は受け付けていない。



日本中のロールス・ベントレー乗りを救うことはできない。




*将来的には、全ての車輌を受け入れられる整備工場を作りたいが、



 そのためには、日々精進を忘れず、世界一のメカニックを目指せる


 
 心意気のあるメカニックが数名必要となる。




 そんな人は、極めて少ない、、。





「ターボRL」新車時価格:3400万円




同じ長さのロールス「スパーU」が、3050万円だったから、当時は



世界一の高額サルーンだった。




「RL」のメーカー・コンセプトは、




月曜日〜金曜日まで、運転手付きで通勤に使い、週末には、自身で



ハンドルを握り家族とお出かけ用。。



唖然とするほど、、とんでもなく贅沢な話(車)である。



ただ、世界では(日本でも一部の方は)、そういう使い方をしたのは



事実だ。



だが、いつもいうように、このクルマは、運転するのが一番楽しい。



そんな楽しい時間を運転手さんに取られるのは惜しい。



運転してこそ至福のときが堪能できる。





さて、当個体、これほどのコンディションを持ってはいるが、



価格は、不当なまでに安価である。



今は、「中古車」だから、、



「都合の良い中古車」というのは、こういう車のこと。



「都合の悪い中古車」というのは、欲しい人が増えてしまって本来の



価値を大きく越えて値上がりしている車。例えば、空冷ポルシェ。



であるが、このまま黙っている「ターボRL」ではない。




本来の価値は、こんなものじゃない ってことはオーナーの皆様なら



ご存知のとおり、。



反撃に転じるのは、2021年からであろう。



そう、生産から30年後。



これで、この「中古車」は、「クラシックカー」に勝手に出世する。




そのときには、もはや走行距離など関係なし。距離が少ないから高い



のは「中古車」だけ。



「クラシックカー」の価値は、今その瞬間のコンディションで決まる



SZ系は、生産台数が多いから、反撃に出るのは、一部の特選個体



だけであろうが、、これは希望的推測ではない。




過去の統計に基づく、確率




過去、ロールス・ベントレーの全モデルで、「中古車」から「クラシ



ックカー」になったとき、値上がりしなかったモデルは、、ない。



どのモデルも中古車のうちは安価だが、突然変異するのだ。



「SZ系」以前の「シャドウ」も、その前の「クラウド」も、そのま



た前の「レイス」、「ドーン」、「Rタイプ」、「マーク6」などなど



戦前モデルも同じ、全て価格は V字回復した。




これほど明確な統計はない。



無論、だから、後生大事に仕舞っておきましょう という意味じゃな



い。本来の価値は、今現在の価値(価格)ではないですよ 



という意味。




本来の価値を知った上で、安価で購入し、乗り回したほうが気分が




好いではないか。





ロールス・ロイス社の純血種、ベントレー「ターボRL」




世界に誇る名車でありながら、




車輌価格も、維持費も安価、、




こんな都合の良い「中古車」など、滅多にあるもんじゃない。




それにしても、、




「ファーン」は、、いい!










では、





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