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Rolls-Royce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

BENTLEY HEADLINE

CONTINENTAL R

 
  AUTO MAKER BENTLEY  
  MODEL CONTINENTAL- R 
  YEAR 1998'
  EXTERIOR BLACK・SAPPHIRE


(ブラック・サファイヤ)
  INTERIOR
CIRRUS & French Navy・LEATHER
 


(シーラス&フレンチネイビー・コンビ・コノリー・レザー)


  PRICE \ ASK
  MILEAGE 23.039km 
  AMMENITIES


ディーラー車 左ハンドル 
 





V8 OHV 6747cc  4速フロアAT(スポーツモード付き)



水冷インタークーラー付きターボ





・馬力 :389ps /4000rpm



・トルク:76.5kgm /2000rpm





全長:537cm


全幅:188cm


全高:146cm


重量:2410kg


定員:4人




*装備:




Wエアバック、Fパワーシート+シートヒーター+メモリーシート4人分



+ランバーサポート、オートエアコン、リモコンキー、オーディオ、



純正ムートン一式、他フル装備








内外装極美、機関、当社にて完全整備渡し、超極上車。 





車検:平成32年4月18日まで



 
  COMMENT



「ベントレー・コンチネンタル-R」







解説:




「後期型コンチR」の解説文は、初めて書く、、



それほど、珍しいモデル。








コンチネンタルRは、1992年から2003年の間に生産されたコーチビルド物・



2ドアクーペで、トータル(派生モデルを含めず)「1292台」が生産



(オーダー)された。



ベントレーの最高峰モデル「コンチネンタル」の名と「R」の両方の名が付く



モデルは、あの伝説の「Rタイプ・コンチネンタル」(1952年から195



5年)以来、、実に40年ぶりの復活であった。





2003年式以前で、「コンチネンタル」の名を持つモデルは、その段階で、



スーパーモデルであり、100%コーチビルド・モデル、、マニア心をくすぐる



コレクターズアイテムであることが最初から決定している。




デザインは、ロールス社のチーフデザイナー「グラアム・ハル」率いるプロジ



ェクトチーム。



コンチRの社内プロジェクト名は伝統のとおり、アジアの小国名で「ネパール



」、、ボディワークは、ロールス社傘下、世界一のコーチビルダー、



泣く子も黙る「マリーナ・パークウォード」、



いわゆるスタンダードモデルとは、区別して存在するコーチビルドモデルで



ある。



コーチビルダーとは、直訳の通り、馬車製作屋、



馬車の時代から車の時代になり、車のボディ製作を手がけているのが、現在の



コーチビルダー、、古い歴史を持つ会社が多く、例えば、マリナー社の歴史は



1700年代までさかのぼる。



一方、「パークウォード」社は、自動車専門のコーチビルダーとして、191



9年に設立された会社、、自動車コーチビルド専門の達人集団



この2社が、最終的に、イギリスのコーチビルド会社の頂点に起つ。




熟練された職人により製作された個体は、一台づつが「作品」と言ってよい。



が、1904年のロールス社の創業以来、続いてきたボディ全体にまで至る



伝統のコーチビルドモデルは、当コンチネンタルR・シリーズ(コンチT、



アズールを含む)をもって最後となってしまった為、1台1台が貴重品。



また、親会社の諸事情により、左右ステップに張られる伝統の



[COACHBUILT BY MULLNER PARKWARD]



のシルバープレートは、98年の前期で最後となる。



(98年後期よりより、マリナーの名をベントレーのスペシャルモデルのブラ



ンド名にし、 パークウォードの名をロールスロイスのスペシャルモデルの



ブランド名に使用)






「コンチネンタルR」の進化:






1. 1992年



ロールス製「V8エンジン」に「ギャレット」社の「シングルターボ」



GM社の「GM 4L80E」4速フロアAT



*馬力は非公開ながら、「328馬力」




2. 1993年



この年だけ、Bマークが「グリーンB」




3. 1994年




・機関系に、やや大掛かりな改良が加えられ、エンジンがダイレクト・イグニ



 ッション・システムとなり、エンジンに「カバー」が、、景観は一変する。



・17インチ・アルミホイールに(16インチから)



・Wエアバックが標準装備に



*馬力は非公開ながら、「360馬力」に





4. 1996年



水冷インタークーラー付きターボとなり、戦後では初めて馬力等のスペックを



公表することになる。マニア的には、実力UPした以上に、記念すべきモデル



だったりする、、。



(*、ドイツなどの一部地域は、以前より法律上、スペック公表を強いられて



 いたが、、)





389馬力、、この数値は、95年式以前より、かなりパワーUPしている。



水冷インタークーラーの恩恵は大きいようで、確かに乗リ比べれば違いが分か


る。



この年式以降、全てのベントレーモデルは、馬力等のスペックをカタログに



載せ、伝統の「必要にして充分」はなくなる。



個人的には、ベントレーというクルマ、数字で選ぶべき車ではないと思ってい



るので、余計な お世話であるが、、まぁ時代の流れか、、、。




・17インチ・アルミがNEWデザインに





5. 1998年




ここからが「後期型」





・前後バンパーが、「大型エアロ」タイプに




・グリル内「マトリックス」に




・ヘッドライト下「メッシュ」タイプに



・17インチ・ホイールが更に NEWデザインに




・シート・デザインが、「アズール」タイプに




これを、2003年まで生産する。





生産台数:





*「前期型」:1992年〜1997年 「1113台」



*「後期型」




1998年:「147台」 内、左H・72台



1999年: 「15台」 内、左H、 7台



2000年: 「11台」 内、左H、 7台



2001年:  「5台」 内、左H、 5台



2002年:  「0台」



2003年:  「1台」 内、左H、 1台





後期型合計: 「179台」内、左H、「92台」





99年以降、オーダーが急激に落ち込むが、その理由は、99年に



「コンチネンタルR・マリナー」が追加発売されたからである。



このモデルは、2003年までに、「148台」オーダーされている。




また、コンチRには派生モデルも多く、日本を含む世界各地のディーラー



特別オーダー物(日本は、コンチR400を6台)は、トータル「79台」。




その他、限定モデルに、2000年以降「コンチR・ミレミアム」「コンチR・



ファイナル」「コンチRルマン」とあり、トータル:「67台」存在する。




純粋な「コンチR」は、99年〜03年の間に、僅か「20台」。




現実的に「後期型コンチR」を入手するなら、当「98’モデル」しかあるまい









コンチネンタルR新車価格は、





92年 41.475.000円(税込み)


96年 34.650.000円


97年 37.275.000円


98年 40.950.000円


99年 39.900.000円


01年 37.275.000円





と、上記のように、変動(これは生産コストの問題ではなく、為替の関係に



よるものと思われる)し、一番高い時と安い時の差額が、実に680万円も



ある!



まったく、常識外の車である。




発売前から某有名誌で




「また1台、疑いなく将来、伝説的な名車になるであろう車が生まれた」



と言わしめた「コンチネンタルR」、、



2003年に生産中止となった今、すでに伝説は始まっている。













さて、当個体の お話





ディーラー車 左ハンドル



走行:23.039km!




弊社初入庫・個体。 奇跡の1台!



超〜 の付く極上車。




それにしても、複数オーナーで、ワンオーナーでもない個体が、弊社初入庫



とは、むしろ珍しい。



これほどのコンディションであえば「MPW」が日本一集まる車界の「築地」



= 弊社に過去入庫していてもよさそうなものであるが、、。




それもそのはず、



当個体の名義、「兵庫県」と「大阪府」から一度も出たことがないのだ。



ついに、、富士山を越えた。




「シーザー認定号」とするには、ちょっとだけ仕上げる箇所があるにはあるが



(例えば、写真撮影後、センターコンソール・フタのスポンジが痩せているの



で、バラしてスポンジ入れなおすとか)



これほど、手を入れずに「シーザー認定号」になれる個体は稀中の稀と言える










外装は:





「ブラック・サファイヤ」メタリック



96年に追加されたカラーであるが、この色の「コンチR」自体が初入庫。



他・個体でも観たことがない。 日本に1台だけではなかろうか?



当然 世界でも極めて珍しい。




塗装コンディションも申し分ない(右ミラー根元に僅かなキズがあるので塗装



するけど)。素晴らしき艶有り有り鏡面仕上げ塗装を残す。





前述の通り、「後期型」は、外観だけ見ても、一目で区別できる。



前後バンパー形状が異なるし(前期型には装着できない)、



「マトリックス・グリル」だし、



ホイールは、98’以降の後期型専用デザイン(17インチ)だし、






「ブラック・サファイヤ」というカラー



その名の通り、「ブラック」に「サファイヤ・ブルー」が混ざった色であるが



実に複雑怪奇な塗料調合で、細かいメタリック粒子と相まって、朝、昼、晩、



と カメレオンのように色を変える。



太陽の元では、サファイヤブルーがキラキラ輝く、濃い目のブルー・メタリッ



クであるが、日が落ちると、ブラック、、メタリック粒子が輝かないからだ。



つまり、太陽光の強さ次第で、色が変わる。




なんとも上品で、重厚感、高級感がハンパじゃない。













内装は:




「シーラス」と「フレンチネイビー」のコンビ「コノリー」レザー!



「CIRRUS」シーラスの意味は色々とあるが、この色は、




「CIRRUS・CLOUD」から、= 「巻き雲」カラー 



英国人は、これが、「ライトグレー」にみえるらしい。



これに、ダッシュ上部、ステアリング・コンビ部、センターコンソール内側、



カーペットに「ネイビー」とくる。




実に、憎い。「ザ・ベントレー」カラー!






この年の「後期型」より、シートが「アズール」タイプ=ピニンファリーナ



デザイン物に。




コンディションもレザー、ウッド共に、◎! お見事!



よほどの◎環境で暮らしていたのが容易く想像できる。



少なくても、私よりは、好いところに住んでいたことだろう。



革やウッドに日焼けあとが見受けられないのが、よき証拠だ。




いくら走行距離が少ない個体でも、保管場所が、アウトなら、こういう状態で



は現在に残っていない。









96年以降モデルの特徴は、水冷インタークーラー増設に伴う馬力UP だけで



はない。




室内では、あのロールス社が、ついに「チルト・ハンドル」採用



それ以前のロールス社は、イメージ「あなたの体型をクルマに合わせてくれ」



といった調子のメーカーだったから、ビックリ。



昔は、シートに座るとハンドルがお腹や膝にあたる なんて巨漢の方にはシー



トのあんこ抜きをして調整したものだった。



これでもう、ライザップに 2ケ月通ってから、ロールスを買う必要はなくな



った。



ロールス社の方から こちら(下界)に歩み寄ってきてくれたわけだが、、



この時、終焉は近い と感じたマニアは、私だけではなかっただろう。




万人に好まれようとして作ったクルマは、結局、どこの自動車メーカーも同じ



ようなカタチ になってしまう。



案の定、ロールス・ベントレーのコーチビルド・モデルは、このモデルで最後



となった。



しかし、これでよかったのかもしれない。



これ以上、万人に好まれる車に進化すれば、それは、もうロールス・ベントレ



ーじゃない。 身売りして正解。






この「コンチネンタルR」は、ロールス社とMPWの職人が残してくれた宝物



だ。



今の内に乗っておいた方が好い。



そんなに遠くない将来、このクルマは、もはや手が届かないほどに高価なクル



マになるのは、希望的予想ではなく、過去の統計で明白だ。



「MPW」コーチビルドの2ドア・クーペで、値上がりしなかったモデルなど



1台もない。



それは、とめようがない。



そして、将来、よしんば買うことができたとしても高価すぎるから、ドキドキ



して乗れたものじゃない。



今だけなのだ。



こんな名車を、国産車価格で 手に入れられるのは、、。




所詮 人生 思い作り なわけだが、



同じクルマでの思い出作りなら、安価なときの方が お得ってもんだ。



こいつは、並みの「思い出」じゃ終わらない。





走らせてみよう:




キーを挿し、右へ回す、「システム・チェック」ランプ点灯、これが消えるま



で待つ(本当に不具合箇所がないか調べているから)。



キーを回して エンジン 一発始動。



ツイン・マフラーであるが、決して五月蝿くはない。



ただならぬ重トルクは、走り出す前から気配で感じる。



ずおおおおおぉぉぉ、、シュパーーーン、よく整備された個体である。



いくらも乗りもしないのに、よく整備された個体である。



ロールス・ベントレーの あらゆる個体を30年も乗り続けているので、



おそらく世界一 多くの個体を乗ったのではなかろうか、、




結論: この個体は、間違いがない。





こんな すごいクルマが、3桁万円で買えてしまうなんて、、




本当の価値は、最低でも、現行新車ベントレーの最低価格:コンチGTの



「2581万円」はしないと、、いや、もっと 軽く上だな。




こうまで安価だと しのごの考えている場合じゃない。




「家宝」は、ここにある。






まずは、写真・怒涛の「114枚」を ご参考に ↓




とっとと ご決断ください。