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RollsRoyce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

ROLLSROYCEHEADLINE

PARKWARD

 
  MAKER ROLLSROYCE 
  MODEL  PARKWARD
  YEAR 2001'
  EXTERIOR


BLACK-SAPPHIRE



(ブラック・サファイヤ)



 


BARLEY・Leather & FRENCH-NAVY Piping


(バーレイ・レザー フレンチネイビー)


 
   


52.109km



 



ask 



 



ディーラー車 左ハンドル
 







V12 5379cc SOHC 24バルブ



5速コラムAT




326馬力



トルク:50.2kgm




最高速:225km




全長:563cm



全幅:193cm



全高:154cm



車重:2440kg



定員:4人




装備:




Wエアバック、サイドエアバック、電動チルトハンドル、ABS、電動格納式ミラー



(ヒーター付き)、全席パワーシート+全席シートヒーター、Fメモリーシート



(4人分)+Fランバーサポート,Rシートランバーサポート、ウッド張りバニティミラ



ー、パーキングセンサー、ピクニックテーブル、前後にツインカップ・ホルダー、



純正ムートンマット一式、純正ナビ、CDチェンジャー、ETC車載器、



格納式フライングレディ



他フル装備






「パークウォード」限定装備




・18インチ・アルミ・ホイール(標準セラフは、16インチAW)



・ステンレス・サイドシル(モール)



・24cm ロングボディ




後付け:




・「ゴリラ」ナビ & ワンセグTV & バックカメラ (新品)






内外装機関共に 超極上車!




車検:2020年 7月18日まで



 
  COMMENT







2001年



ファイナル・ロールス・ロイス




パークウォード」。





解説:




SZ系の後継モデル、1998年に登場した「シルバー・セラフ」は、2000年5月



のジュネーブ・モーターショーで、ロング・ホイールベース版を追加発表する。



日本発売は、2000年11月、、その名は、、



「PARKWARD」



当モデルである。



セラフより、24cmロングボディとなる。



生産は、2000年から2002年までの、僅か3年間、、





総生産台数は、
「124台」・・





国内には、1ケタ台数しか輸入されていないはずである。




生産内訳:




      左H   右H   計



2000年   8台   3台  11台


2001年  46台   12台  58台


2002年  43台   12台  55台




合計:  97台    27台  124台









「パークウォード」は、単にセラフを伸ばした(ストレッチした)だけのモデルではな



いが、その前に・・何より、ネーミングが良い・・「PARKWARD」!





そうくると、どうしても、華麗なる「パークウォード」社の歴史を紹介しておきたい。



なにせ、当モデルが、ロールス社の「クルー工場」で生産された最後の「パークウォー



ド」と名がつくモデルであるから、、。






「パークウォード」物語:







ロールス・ロイス同様、こちらも創業者2人の名前を会社名としている。



「William Macdonald Park」氏と「Charles W Wa



rd」、「パーク」さんと「ウォード」さん で、「パークウォード」。



1919年、生粋の自動車コーチビルダーとして「PARKWARD&Co.Ltd」



を設立する。



多くの「コーチビルダー」が、馬車製作から自動車ボディ製作に転進していたのに



対し、「パークウォード」は、最初から 自動車のコーチビルダーとしてスタート



、、馬車の構造から、、ではなく自動車の構造を勉強してきた彼らの 先進的頭脳が 



早くから頭角を 現すことになる。






物語は、ロンドン郊外の「Willesden」 ウイルスデン工場から始まる、、




この工場は、後に、ロールス・ベントレー・コーチビルドモデルの全てを生産する聖地



となるが、それは、まだ もう少し先の話・・。



設立当初から、最新技術を取り入れ、更にセンスの好さと技術力にものをいわせ、高級



自動車専門コーチビルダーとして、ディムラー、サンビーム、デライエ、ラゴンダ、な



どのハイクラス自動車メーカーのコーチビルドを手がける。



1920年には、早くも、中古車両ながら、コーチビルダーとしての憧れ、最高峰ロー



ルス・ロイスのコーチビルドを手がけている。




私の手元にも、1921年、かの名車「ロールス・ロイス・シルバーゴースト」を4ド



ア・オープンツアラーにボディワークした写真が残されているが、、確かに センス



好し。




そんなおり、1922年、ついに、ロールス・ロイス本社から、正式なオーダーが入る



1922年から1929年の間に販売された、R・R「20hp」規格モデルのボディ



ワークであった。



この栄誉により、「パークウォード」の知名度は一気にあがり、快進撃が始まる。



1923年には、R・R社に合併される以前の、あの「WOベントレー」社とも業務



提携。



翌年、コーチビルドした「WOベントレー」の1台は秀作で、「ロングノーズのベント



レーを効果的に使った最初のコーチビルダー」と賞賛され、、現在にまで語る継がれて



いる。



同年、1924年、初めて大英帝国自動車展示会にR・Rシルバーゴーストをリムジン



にコーチビルドしたモデルを展示。完成度の高さと、そのセンスは、英国内のみならず



世界中に、その名を知らしめることになる。




また、早くから、近代的な車作りを目指していた「パークウォード」社は、1936年



当時としては、画期的な「オールスチール・ボディ」のフレームワークの特許を取得



している。




当時は、ハンドメイドの車の場合、やわらかいアルミより、硬いスチールで ボディ



製作する方が 遥かに 難しかったのだ。





このころになると、「パークウォード」社の全生産量の大半は、ロールス・ロイスの



ボディが占めるようになっていた。



ロールス社との関係と信頼は、ますます、深まり、ついに



1939年、ロールス社は、「パークウォード」社の全株式を取得、小会社化するに至る




これは、大恐慌後の「パークウォード」社の経済的な理由もあるにはあったが、やはり



、1931年に買収した「ベントレー」社と同様、ロールス社が どうしても、手に入



れておきたい会社であった・・ということ。




恐るべし「パークウォード」!凄いぞ「パークウォード」!エラいぞ「パークウォード」





第二次大戦後、1946年から1965年までの、ロールス・ベントレーのコーチビル



ドモデルでは、、、




「パークウォード」社は、1700年代からの歴史を誇る、名門「HJマリナー」社に



次ぎ、世界第2位の生産量を誇るまでに成長。



思うに、デザインセンスの「HJマリナー」、技術の「パークウォード」。




その卓越した技術は、当時の名車「S2コンチDHC」や「S3・チャイニーズアイ」など



を診ると分かる。 こららのモデルは、ボディのドアから前方部分が、「アルミ」で



後方部が、「スティール」、、エンジンの重さを考慮したのアイデアであろうが、



1960年の時代に、アルミと鉄を溶接融合させた高難易度の作品を生み出している。





1959年には、ロールス社が「HJマリナー」社をも買収、1961年からは、正式



に「パークウォード」は「HJマリナー」と合併、工場も同じとし、伝説の「マリーナ



・パークウォード」社が誕生する。




この時点で、イギリスだけでも200社以上存在したコーチビルダーの頂点、、、如いて



は世界一のコーチビルダーとして君臨することとなる。




戦後の活躍は、ご存知?のとおり、、、ロールス社で生産される2ドア・モデルの全て



やファンタムを含む全てのリムジン・モデルを生産するわけだが、、これまた、長くな



るので、別の機会に・・。




(注:パークウォード社は、R・R社に買収後、及び合併後もR・R、ベントレーのモ



デルだけを手がけたわけではない。例えば、1958年から名門アルビスのTD21のボ



ディワークを手がけ、結局、アルビス最終モデルのTF21モデルまでボディワークを手



がけている。)




さて、「パークウォード」の偉さを ご理解いただいたところで、、








やっと、当個体の お話








2001年 ディーラー車・左ハンドル 




元「シーザー認定号」






ロールス・ロイス本社「クルー工場」では、2002年末を持って「ロールス・ロイス



」の生産を終了する。



BMWに商標を売ってしまったからであるが、、。




1904年、初めて「ロールス・ロイス」と名が付く自動車が生まれてから、、およそ



100年、、ついに、本物のロールス・ロイスの血脈は途絶える。




2002年の最後の年、「クルー工場」で生産されたロールス・モデルは、3モデルの



み。




「シルバーセラフ」、「NEWコーニッシュ」と、、、当「パークウォード」である。







ロールス社 および 「MPW」の職人さんは、祖父の代から、代々 勤務している方



が多い、、親父さんに鍛え上げられた、その匠の技 ロールス・ロイスを作らせたら 



右に出るものなどいるわけがない・っていう集団である。




それが、この2002年を持って 2度と「ロールス」と名が付く車を作れなくなるの



だ、、



職人さん 一人 一人の魂と哀愁が このモデルには こもっている。







当個体、



もちろん、コンディションもバツグン!




「パークウォード」の新車は、大半を法人が実用車として購入したはずであるから、



走行距離が べらぼうに伸びている例が多い。 そういう意味では、当個体の



走行距離は、相当に少ないほうであろう。



では、「外装」編、「内装&機関系」編、と分けて、下記より 詳しく解説させて



頂くとしよう。





怒涛の写真「97枚」と共にね ↓






 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 


外色:「ブラック・サファイヤ」





文字通り、メタリックの「ブラック」に、サファイヤブルーをメ混ぜ込んだカラー。



このカラーも、また 朝・昼・晩 と その色合いを変える。




ざっくり言うなら、濃〜い紺であろうか、。





塗装コンディションも、まったく問題なし、、大変キレイ!







ボディサイズは、セラフの「539cm」に対して「24cm」長い、「563cm」、、車検証上、こうなって



いるが、本当は「25cm」長いのだと思う。



さて、この「25cm」が、どの部分で長くなっているかというと、、探してみた、、





正解は、、
フロント・ドアで5cm、リアドアで20cm




 凝っている。





つまり、サイドのガラスなんかも専用物、、前述したとおり、当「パークウォード」は、単にセラフをスト



レッチしたモデルではない。まったくの新設計! 時間と金が掛かっているのだ。




後ろも広ければ、フロントまで広い。 運転席まで広いのは最高だ。





全幅は、セラフと同じ、全高は、セラフより「3cm」高いが、これは、セラフが16インチのホイールサイ



ズに対して「パークウォード」は、18インチの専用ホイールを履いていることによるもの。





外観上のセラフとの違いは、上記の18インチホイールのほか、



「パークウォード」のみ、ボディサイド下に「ステンレス・シル」が付く。



これで、高級感が一気に増す。




このボディサイズは、2003年から登場したベントレー・アルナージRLと同サイズ(パークウォード生



産終了後、このボディはベントレーに使用された)で、以前のスパーのパークウォード・リムジンが、60c



mもストレッチしていたことから考えても、リムジンというより、ロングホイールベース版ととらえた方が



よさそうだ。



何より、リムジンの象徴である「パーテーション」がついていないので、ショーファードリブンとしてだけ



使用するのは間違いだ。



もち、後部シートは、セパレートに前後できるパワーシートで、シートヒーター付き。



後部シートも王様だが、運転席の魅力と、、悩む。



「ゴリラ」ナビ&ワンセグTV&バックカメラ。





   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 








内装は、「バーレイ」レザー。



これに、ダッシュとハンドル、パイピングに「フレンチネイビー」レザーを選択という 渋さ。



内装も、まるで走行距離が信じられないほどキレイ! 前オーナー様に感謝するしかあるまい。




この時代、かろうじて・・最後の「コノリー」レザーが張られいる。



「セラフ」で18頭分ほどだから、、最低でも20頭分の革は必要でしょ。贅沢の極み。



特に、パークウォードの広い天井に使われている巨大レザーは圧巻、、センターで分けて左右に2枚、、






目に見えないところは、最新装備ながら、目に見えるところのコンセプトは、クラウド以前の時代から、



なんら変わりない。



ロールス社ならではの、美しく磨き込まれた、こぶ目の細かい「バーウォールナット」ウッドは、更に、



匠の伝統工芸により、象嵌細工が施される。美しい、、



ピクニックテーブル、リアCピラー裏の「バニティミラー」に至るまで、、いつの時代もロールス・ロイス



は、ロールス・ロイス以外のなにものでもない。




これに変わる車など有り得ないのだ。





「パークウォード」というビッグネームを持つモデルであるが、当モデル、、後生大事にガレージにしまっ



て置く車ではない。完全に 実用車。



後ろに乗るもよし、ハンドルを 握るもよし、、って万能車。



エンジンは、現行の「NEWファンタム」と同じ BMW製




機関系は、SZ系の名残が まったく無いほど近代化されている。



もう、ブレーキ・オイルに「ミネラル・オイル」は使われていない。



つまり、あの 伝統の オーナー自ら「ブレーキオイルを継ぎ足す」、、は必要ない。



機関系の考え方、ノウハウは、BMWと 同じ、、乱暴に 言ってしまえば ドイツ車そのもの。



じゃんじゃん 日常の足として使用するべき。



ラスト・ロールスを 日常に 乗り回す、、これ以上の贅沢はあるまい。



もったいない?  いいんです、、  所詮 人生思いで作り、楽しんだ者が勝ち。



パークウォードの新車時価格は、3490万円(税込み3664万円)、



登録諸費用を入れれば、およそ 4000万円級の車。






それがよ、 大切に慣らし運転が終了した当個体になると、、



クラウンも買えない価格に、、



費用 対 満足度 は、もはや 神がかりレベルっ!




「クルー」物 ロールス・ロイス、、




「パークウォード」の名が付く本物は、、これで終りを告げる。







実用車としての任務と遂行し終わったら、、



いつの日か、、ロールス・ロイス博物館に飾るべきモデルである。



ただ、その時まで、私の寿命が持ちまいが、、。




「一時預かり人」募集!