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RollsRoyce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

ROLLSROYCEHEADLINE

ROBART・JANKEL

 
  AUTO MAKER ROLLSROYCE 
  MODEL

ROBART-JANKEL



Limousine
 
  YEAR 1989
  EXTERIOR BLACK
  INTERIOR PARCHMENT・LEATHER



パーチメント・レザー
  PRICE \ ASK 
  MILEAGE 49.620km
  AMMENITIES

ヨーロッパ仕様  新車並行  左ハンドル


V8 OHV 6.75L 3速コラムAT



全長:645
cm


全幅:189cm


全高:148cm


重量:2620kg


定員:7人



装備:



・W電動パーテーション


・ガラス・ムーンルーフ(電動で内側シェード・スライド)


・リア・ドア内張り「ウッド」


・冷蔵庫


・キャビネット


・DVDモニター&プレーヤー









内外装美車、機関 当社にて完全整備渡し



車検:平成24年8月10日までに付き 2年付き渡し可



 
  COMMENT





ロールス・ロイス 



「ロバート・ジャンケル」



コーチビルド「リムジン」








1989年モデルの ロールス・ロイス「シルバー・スパー」をベースに


新鋭コーチビルダー「ロバート・ジャンケル」社が リムジンにした コーチビルド・


デルである。









ロールス&ベントレーにおいて、1980年代、世界的に、最も有名な社外コーチビルダー


は、「HOOPER」社であったと思われるが、、それに次ぐのが、当モデルをコーチビル



ドした「ロバート・ジャンケル」社である。




「ロバート・ジャンケル」は、只者ではない・・・そこで、この機会に「ロバート・ジャン




ケル」社自体の解説をしておきたい。




「ROBERT・JANKEL」




「ロバート・ジャンケル」は、創業者の名前である。


当車両を製作していた時代の正式社名は、



「ROBERT・JANKEL・DESIGN・LTD」。



ロバート・ジャンケル氏は、1938年1月、ロンドンで、服飾会社を営む裕福な家庭に生


まれる。



名門チェルシー・カレッジで機械工学を学ぶとともに、自動車をデザインすることに興味を



覚える。




1955年には、早くも「ロバート・ジャンケル」社の前身を設立、主にワンメイク物の自


動車デザイン、及び製作まで手がけるようになるが、、このビジネスだけでは生計がたたず


、家族が経営する服飾会社でファッションデザイナーを同時にしていた時期もあった。



しかし、自動車デザインとコーチビルドのみで成功する夢は捨てていなかった。



きっかけは、、



1970年の ある日、ジャンケル氏は、自身でレストア、改造した1930年製のロールス


・ロイスに乗ってコンチネンタル・ツーリング(ヨーロッパ旅行)に出かける。


*このエピソードからも、かなりの裕福な生まれであったことが伺える。



スペインで、偶然、闘牛士と知りあいになり、この乗ってきたロールスを気に入られ・どう


しても譲ってほしい・と頼まれ、1万ポンドで売却する。


この一件で、自信をつけたジャンケルは、益々自動車ビジネスに傾倒していく。




ここまでは、イギリスに有りがちな、極小さなバックヤードビルダー的存在であったが、


1972年、ファッションビジネスからも一切、手を引き、満を持して「PANTHER」


(パンサー)社を別に設立する。


そう、ロバート・ジャンケル氏は、あの「パンサー」の創業者なので


ある。


「ジャガー」の創業者「ライオンズ」氏に多大な影響を受けていたジャンケル氏は、「ジャ


ガー」が大好きで、「パンサー」の名も「ジャガー」に憧れて(対向して)命名した。



「パンサー」のモデルデザインは、全てジャンケル氏が担当、、、設立当初は、戦前ジャガ


ーの名作「SS100」を模した「パンサー・J72」で名を売る。エンジンは、もちろんジャ


ガー製だった。


この車は、300台ほど生産され、国内にも数台が輸入、現存している。


その後、発表した小型2ドア・オープン、モーガンに似た「パンサー・リマ」はヒット作と


なり、実に1000台以上を生産し、国内にも多くが輸入された。


余談ながら、個人的に最も好きな「パンサー」は、、ブガッティのロイヤルを模したとされ


る1975年発表の巨大な車「パンサー・デ・ビル」だ。


ピンとこない方も多いと思うが、、、1996年公開のディズニー映画「101匹わんちゃ


ん」で、悪者の女社長、女優グレン・クローズ扮する「クルエア・デ・ビル」女子が劇中で


乗っていたコンビカラーの巨大な車が、正に「パンサー・デ・ビル」である。


「パンサー・デ・ビル」は、発売当初からロールス・ロイス「シャドウ」の2倍もする価格


で販売された超高級車で、現在でも、非常に評価の高いモデルであるが、生産台数は極めて


少なく、1985年の生産終了までに僅か57台しか生産されていないとされている。




こうして、パンサー社は、順調な滑り出しをみせたが、急激に大きくなり過ぎた会社を手に


持て余したジャンケルは、結局、1979年、経済的な理由から、パンサー社を韓国人実業


家「ヤン・キム」に転売することになる。



そこで、ジャンケル氏は、ほとんど休眠状態であった「ロバート・ジャンケル・デザインL


TD」を再興、、1980年から、超高級車のコーチビルド業に専念することで再スタート


をきる。


まず、最初に その名を世界に轟かせたのは、やはり、ロールス・ロイス・スパー(スピリ


ット)ベースのストレッチ・リムジンのクォリティの高さであった。


*当社でも、ロールスのストレッチ・リムジンは(メーカーリムジンの他は)、「フーパー


」社と「ロバート・ジャンケル」社のものしか基本的に扱わない。それほど、クォリティは


高い。




80年代は、にわかにバブル景気が増していき、各国からスペシャルカーのオーダーが舞い


込むようになる。


もともと、「パンサー」という独自の車を生産できるほどのノウハウとセンスを持っていた


ジャンケルは、お客の好みを事前にサッチするかのように、そのモデル・ラインナップを増


やしていく。


そのラインナップは、多種多様、ベントレー・ターボRを2ドアにした「アズール」から、


ターボR・ワゴン、ボディから製造した「ゴールドラベル」、、他にもメルセデスから


ジャガーのリムジンなどなど、


これらの多くは、ブルネイの国王が ことごとく 現在でも所有している。




彼の経営術も、また、一流である。


バブル崩壊後、需要のなくなった高級車ビジネスから手を引き、装甲車などを 手がけるよ


うになる。


当初は、中東の お金持ち相手のビジネスであったが、後に、各国 政府相手、軍用車輌ま


で手がけるようになる。


「ロバート・ジャンケル」は、今度は 軍用車輌で 名前を売ることになったのだ。


堅調にビジネスを展開していた矢先、、



彼に 癌が発覚する。




2005年5月25日、、、ジャンケル氏は、志半ばに、この世を去る。


享年 67歳



「ロバート・ジャンケル」社は、その後、社名を「JANKEL」とし、現在でも、当時と


同じ南イングランドのサリーで経営を続けている。


おそらく、息子が 後を継いでいるものと思われる。


「パンサー」という商標を、どうやら、ロバートが亡くなった この年に買い戻したようだ


が、その名前を持つモデルが 作られた形跡はない。





さて、やっと当モデルのご説明に入ろう。




1989年モデルで、89年国内登録、新車で輸入されたヨーロッパ仕様の左ハンドル



当個体において、珍しいのは、ベース・モデルが、「シルバー・スパー」ということだ。



通常は、「シルバースピリット」がベースとなっていた。



なにせ、ロバジャンは、リムジンを作るのに、ロールス社から、完成した 新車を



購入してこなければならない。



どうせ、ストレッチしてしまうのだから、原価が300万円ほど安い「スピリット」を



ベースにするのは 当たり前だったのだが、、



当個体は、珍しく「スパー」ベース



もちろん、これは、有益



リアのドアが10cm長い「スパー」の方が 乗り降りは楽なのだから。







トータル:法人2オーナー


平成12年 1オーナー時、当社で仕入れ 販売させていただいた「シーザー認定中古車」


その後は、ずーと その法人様に ご所有していただいていた。




走行距離:49.620km!



走行距離で想像するコンディションよりは、キレイ!





前オーナー様は、ホワイトとブラックの「ロバジャン・リムジン」を当社で ご購入した


だき、16年ほど 2台同時に ご所有されていた。


先だて、販売、売約いただいた「ロバジャン・リムジン」のホワイト(ハーゲンダッツCM


使用車)が、 その個体だ。





このオーナー様には、決まりがあり、後ろに乗る車は、ロールス・ロイス「リムジン」、


自身でハンドルを握るときには、ロールス・ロイス「コーニッシュ」(シリーズU.V.Wと


3台 ご所有)。いまでも、お付き合いさせていただいているが、私も大好きな生粋の ロ


ールス・マニアである。



無論、超の付く お金持ちでもあるから、車輌の管理状態もバツグンだ。



当個体の状態を見ると、「ロバート・ジャンケル」のリムジンが いかに 優れているか


一目瞭然である。



生産から、すでに、20年以上が経過しているというのに、ボディに ねじれ、ゆがみが見



受けられない。



バブル期には、いくつものリムジン・メーカーが製作したロールスが輸入されてきたが


その大半の個体は、現在では、使いものにならないほどの状態となっている。


「リムジン」は、見えない箇所の作りこみがキモ。


目先の利益を優先した豪華さだけが取柄のリムジンは、20年先には 残っていない。



ロバジャンは、決して豪華な装備ではないが、その頑丈さは、メーカー純正リムジン・レベ


ルの高度な作りこみがなされている。


とはいえ、


装備: 


・W電動パーテーション

・冷蔵庫

・ガラス・ムーンルーフ(電動で内側シェードがスライドする)

・リア・ドア 内張り「ウッド」

・DVDモニター





充分に豪華である。




「ロバート・ジャンケル」が製作した当モデルのようなストレッチ・リムジンは、バブルが



弾けた1992年以降、知る限り、1台も輸入されていない。


それもそのはず、ロバジャンで最も安価なストレッチ・リムジンでさえ、6800万円〜、、



どうかしてないと、買えない金額であった。





現在では、



バブル期と違い、この手の「リムジン」を見栄で乗る時代ではない。



洒落 と 遊び心で 所有するのが正解だ。


もち、営業車も ありだが、、。



さあ、いまや 使い道は オーナー様の 自由、、






もっとも、深く考える必要も さほどない、、




なにせ、



当個体、現行メルセデスの 「Cクラス」の中でも 一番の廉価版「C180」より、安い。




それでいて、




新車時価格が6800万円であったことが 納得できる クオリティ と コンディション



を残す 当個体で、、だ。










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