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RollsRoyce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

ROLLSROYCEHEADLINE

ROLLS・ROYCE

 
  ROLLSROYCE 
  MODEL


CORNICHE V



  YEAR 1990
  EXTERIOR WHITE (TAN・Top)


ホワイト(タン・トップ)
  INTERIOR TAN・LEATHER



タン・レザー
  PRICE \ ASK 
  MILEAGE 90.330km
  AMMENITIES


 新車並行 左ハンドル





国内初年度登録(1990年8月)90’モデル




V8 OHV 6.75L 3速コラムAT




全長:527cm



全幅:186cm


全高:152cm


重量:2390kg


定員:4人



装備:電動オープン、純正ホイール(アルミ)、パワステ、パワーウインド、エアコン、パワーシート、他





・インダッシュHDDナビ・TV


・バックカメラ


・ETC車載器



・フロント・スポイラー


・ピクニック・テーブル


・下降式フライング・レディ


・クロコ&ウッド&レザー ワンメイク・ステアリング


・純正-幌カバー


・特注カラー:ムートンマット










内外装 走行距離を感じさせないほど極美、



機関 当社にて完全整備渡し 超極上車!



車検:平成27年3月31日



 
  COMMENT





ロールス・ロイス「コーニッシュV」











まずは、モデルの ご解説から、




「コーニッシュ」は、ロールス社のスタンダード・モデルではなく、傘下のコーチビル



ダー「マリーナ・パークウォード」(以後、MPWに略)製作のモデルである。



この手のコーチビルダー製作のモデルを「コーチビルド・モデル」と呼び「スタンダー



ド・モデル」とは分けて分類される。





ロールスロイスとベントレー(1931年に買収)の戦前モデルは全て「コーチビルド



モデル」であったが、



戦後(1946年〜)、ロールス社は、自社でもボディ製作を始める・・・



これが「スタンダード・モデル」である。



ただし、自社製といえど複雑なボディ製作までは 不可能で、近年まで「コーチビルダー」



に託すしかなかった。



1960年代までには、イギリスに200社以上存在していたコーチビルダーの頂点にた



ったコーチビルダーの2社、「HJマリナー」社と「パークウォード」社が合併して



(ロールス社傘下になる)できた会社が「MPW」。




この2社が合併すれば、鬼に金棒、当然、世界一のコーチビルダーとなる。




「MPW」の職人によって生み出される車は、「工業製品」ではなく「伝統工芸品」



であり、それは、「作品」と呼ぶに相応しい。











「コーニッシュ」の名は、




南フランスのモナコ近郊を走るコーニッシュと呼ばれる湾岸道路の名に由来する。



地中海を望むリビエラ海岸の断崖沿いを走る「コーニッシュ」ロードは、息を呑むほ



ど美しい。



このロードを走るために存在する車が、「コーニッシュ」なのであるが、、それは、



あくまでイメージ、、その辺りに別荘を持つ方だけに販売していたのでは、幾らも売れな



い、、。



重要なのは、そのコンセプト、、単に意味もなくドライブするだけで、至福のときを与



えてくれる車が「コーニッシュ」なのである。



だから、「コーニッシュ」に「使い道」を考えるなど ナンセンス。



使い道・などという次元とは関係ない「非日常」を楽しみための車なのだ。



極論をするなら、、、よしんば乗らなくても、所有している・というだけでも満足感を



与えてくれる、、それが、「コーニッシュ」、そんな車など そうあるもんじゃない。




「コーニッシュ」に低走行車が多いのも そのためだ。



たまの休みに海外旅行にでも行ってストレス解消するのと同じように「非日常」を味



わうことこそ最高の至福のとき・ではなかろうか、、。









「コーニッシュ」、その歴史は、




1967年に、4ドア・サルーンの「シルバー・シャドウ」をベースにMPWによって



コーチビルドされた「MPW・ドロップ・ヘッド・クーペ」に始まる。



「シャドウ」の2ドア版と思っていらっしゃる方も多いが、それは、間違い。



似ているだけで、ボディのどこにも共通な「面」は、ない。





その後、マイナーチェンジと共に、1971年「コーニッシュ」の名称となる。



コーニッシュのシャーシ・エンジンは、基本的に、その時代の4ドア・ショートボディ



がベースとなっているので、1967年から1976年までは、「シャドウ1」ベース



1978年から1980年が「シャドウ2」ベース、



1980年から1985年が、「シルバースピリット」の「キャブ」ベースである。



1981年までは、「コーニッシュ・クーペ」が存在したが、この年に生産中止となり



、以後、選択肢は、オープン・モデルのみとなる。






1986年には、「シルバースピリット」がキャブから「インジェクション」へ進化し



たのを きっかけに、室内のマイナーチェンジ(センターコンソールがダッシュに繋が



るなど)が行なわれ、「コーニッシュU」と名称を変える。(USは85’〜)






1990年、更なる改良が行なわれ 当「コーニッシュV」、



1992年、幌のフル電動化



と4速ATへの進化で「コーニッシュW」と、その外観を殆ど変えることなく進化し、



1995年に惜しまれつつ、全ての生産を終える。






当個体は、その中でも 僅か2年間しか生産されていない「シリーズV」






 生産台数は
、「451台」




 
内、左ハンドルは、「380台」








「コーニッシュV」の特徴:




元来、「スパー」が、「スパーU」に名称変更した理由は、



主に、自己診断機能つき「インフォメーション・パネル」の採用と



もうひとつ、自動・車高調整機能「オートライド」の採用による、、



のだが、



面白いことに、「コーニッシュV」には、「オートライド」は採用していない。



ここにメーカーの深い意図が伺える。




「オートライド」は、簡単に言ってしまえば、車がロールしなくなる機能だ。



しかし、「コーニッシュ」たる乗り物に、それは、必要ない と判断したようだ。



興味深い、、。



だが、コーニッシュの「2」と「3」を乗り比べると、どうも(明らかに)、




「3」の方が、足回りが硬い、、




この答えは、



「3」には、89’あたりで使った「ターボR」のサスを使っている、、くさい。



パーツ番号も変えているから、定かではないが、おろらく、、だ。




「コーニッシュ」に「オートライド」が採用されるのは、「シリーズ4」の後期型



94年モデルからである。









91年当時のコーニッシュV、ディーラー新車本体価格4100万円プラス消費税の他、



5%の取得税、登録諸費用が更に別途、、、



しかもオーダーしてから1年以上待ち・という状況であったため、即納できる並行車の場合



、プレミアムが付き、更に高額で取引される場合も多かった。



価格も、浮世離れしていた、、。













さて、当個体の お話





以前、当社で販売させていただいた「シーザー認定中古車」!




この段階で、ご説明は不要と思われるが、



念のため、




1990年モデル、新車で日本に輸入されてきた個体で、



本来は(おそらく)、中東にデリバリーされる予定(仕様)だったと思われる。



それは、特徴的でボディ各所に見受けられるが、



簡潔に言ってしまえば、バンパーが、北米仕様の他は、全て、ヨーロッパ仕様と同じ。




なかなか珍しい仕様で、当時は、日本仕様などなかった(相手にしてない)のと



同じように、中東仕様など存在しなかったのかもしれない。



ただ、この「仕様」、日本で乗るには 好都合な仕様なのだ。



メーターは、km表示だし、温度計も℃表示、北米仕様のサイドマーカーやハイマウント



ストップ・ライトも付いていないし、オプションのピクニック・テーブルまで装備されて



いる。



更に、ヨーロッパ仕様と同じく、フライングレディが、下に降りるタイプと



くるから、まさに、これぞ、日本仕様! 控え目な日本人、、TPOに合わせ、



フライングレディを隠すことができる ってわけだ。






外装は、いまだに一番人気「ホワイト」



この時代のホワイト系は、1色しかなく、少しアイボリーがかっているのが特徴。



これが、クラシカルで 、なんとも好い。




前回販売時前に、コキズやクラックなどはリペア済みであるから、まったくもってキレイ。




肝心の幌のコンディションも申し分ない。



幌自体はオリジナルであるが、リア・スクリーンは、一度張り替えてあるので、



透明度も◎。



オリジナルの「幌カバー」*コノリーレザー が、残されている個体は少ない。



その理由は、邪魔なのと、経年変化で、革が収縮して、実際には使えなくなってしまうから



だが、当個体には、使える状態で、きれいに残されている。貴重だ。



純正の幌カバーは、ディーラーさんで、90万円ほどしたものだ。











内装は、「タン・レザー」



ロールス社、得意のカラー。



汚れが目立たず、オープンカーに適したカラーだ。




もちろん、オリジナル「コノリー」



今では見ることができない(6000万円でファンタムDHCを買っても)、



世界最高級の自動車内装レザーだ。




そのコンディションも、走行距離が信じられないほど、、。*ぜひ、実車を!





ダッシュボードも(通常、黒革)幌も「タン」で合わせてあるから、全体に使ってるカラー



は、白とタンのみ、このセンスは、流石、コーニッシュ乗り。



ステアリングは、ワンメイク物。



「クロコ」と「ウッド」と「レザー」



なかなかの迫力と高級感。



社外のステアリングを加工したものだが、今では、「ボス」が入手できないので、



これはこれで貴重なのだ。 ノーマルに戻すのも有りだが、、。






「コーニッシュV」人気の理由の一つに




「V」から採用された ウッド・象嵌細工の美しさ:がある。




バーウォールナットの廻りに ぐるりと明るい色調のウッドが象嵌細工されている。



これは、「U」までにはなかった「芸」だ。




この象嵌細工のお蔭で、室内の雰囲気は一気に華やかとなった。




シート・デザインも「U」からは一変(89’モデルだけは同じ)、縦折から横折に、、




コノリーの質感を感じやすいデザインとなり、最終の「4」まで採用された。






当個体は、ある意味、購入される方にとってはラッキーな1台だ。




これほど◎な個体が、走行距離:90.330kmのお蔭で安価となる。




100万マイル(160万キロ)耐久設計の、このエンジンからすれば、仮に



人間が100歳まで生きると計算しても、人間で言うなら、、



*160万:9万 = 100歳:x  :x=5.6歳




やっと、幼稚園の年長さんだ!





大体、クラウド以前モデルになると、実走など評価、価値とは関係なくなる。



低走行車は、放置していた:と診られるから意味がない。それより、今現在の



コンディション、これが大事なのだ。



すべての名車にいえる事だが、



安価なのは、「中古車」のうちだけ、、「クラシックカー」と呼ばれるころには、



「走行距離」は、「コンディション」には敵わなくなる。










世の中には、多くの車が存在し、その中で、極々僅かな車が「名車」と呼ばれる。



その「名車」たちの中でも、「歴史に残る。・・」と謳われるのは、更に僅か、、。




「コーニッシュ」は、既に、歴史に残る名車の称号を持つ。



だが、残念ながら、近年モデルである「シリーズ3」のコーニッシュでさえ、



もはや、極上個体は激減している。






私は最終、1ダース(最低)の車をコレクションとして残したいと思っている。



思い描く 12枚のカード(車種)は、数年ごとに入れ替わったりする。





が、






「コーニッシュ」のカードだけは、捨てたことがない。















それでは、神 twelveの1モデル




写真70枚を ご参考に ↓