4.ロールス・ベントレーは壊れやすい車なのか?

一言:そんな事は全くない。
    そんな事をアメリカで言ったら笑われる。
    イギリスで言ったら怒られる。
    ロールス・ベントレーは壊れない。
    消耗品の交換時期を故障と勘違いしているか、オーナーの無知により壊すことはある。
解説:
 ロールス・ベントレーは世界中のVIPが乗る車である。
ロールス社は、この顧客達が満足するような頑丈で壊れない車を造り続けて来た。
適切な整備さえしていれば、決して壊れることなく半永久的に動き続けるという、ロールス社の車造りの基本理念;つまりそれこそが、
ロールス・ベントレーの最大の「売り」なのである。
これが為に、ロールス社の造る車は目に見えない部分(一台あたり大小8万点にも及ぶと言うパーツ)に、とてつもない工夫と費用がかかっている。
世界中で最も信頼できる車である事は古くからのロールス社の顧客、もしくはマニア(エンスージャスト)の方、当社の様な専門店なら、重々承知している事だが・・・。
でも日本ではロールス・ベントレーは壊れる。という人が多いのは何故か?
 それは、
日本におけるロールス・ベントレーの輸入の歴史に一つの原因があると思われる。
戦前は勿論、天皇陛下のような一部の特権階級の方の車であったロールス・ベントレーが戦後一般的に広告され販売されるようになったのは、
現在の正規ディーラーである「コーンズアンドカンパニーLTD」がロールス社の正規輸入元の権利をとってからである。
本格的に輸入販売を創めたのは1966年位からで丁度ロールス社の最新モデル「シャドウ1」の発売年度と重なり「コーンズ」は、
シャドウ1の販売に力を入れる事になる。
この時からが日本のロールス・ベントレーの歴史の始まりと言っても過言ではないであろう。
このシャドウ1は、1966年から1976年までの10年間に、生産、販売(4ドアは19493台)されたモデルだが、残念ながらこのシャドウ1は、
非常に「やっかいな」車であった。
近代化のつもりの複雑なブレーキシステム、電気系統をもったこのシャドウ1は専門店の当社でもロールス社の歴史上、最も、
いや、唯一扱いたくないモデルでもある。
世界的にも評価は非常に低く、唯一壊れるロールスと言っても良いかもしれない。
最も、その教訓をいかして発表された「シャドウ2」は素晴らしい車なのだが、最初の10年でのシャドウ1の評価が日本では決定的に
イメージ(ロールスは壊れる)として現在まで残ってしまっているようだ。
 もう一つの理由は
ロールス・ベントレーを所有する多くのオーナーが正式な取扱をしていないのも問題である。
ロールス・ベントレーとの歴史が浅く、輸入台数も少ないので、致し方ないのだが、どうしてもベンツ、クラウンのように扱ってしまう方が
多い。
ロールス・ベントレーは面倒な車ではないけど若干の決まりがある。
例えばエンジンの掛け方はこう・・・エンジンオイルはこれを・・・ブレーキオイルはこれだけを・・・等、モデルによって異なるが、例えば
当社では一台一台の販売車輌ごとにA4版・5ページ程の注意書きを付けている程だ。
「まず、これを読んでからお乗り下さい」と。
この「決まり」さえ守って乗ってさえいれば、なるほど、ロールス・ベントレーは世界一の車だと実感頂けるはずである。
 最も最初に間違った中古車輌(駄目な)を購入した不幸な方は、予想外の修理費用が、かかり続けるはめになるだろうが、
当社の販売車輌にそんな車はないのでご心配なく。
万が一、ロールス・ベントレーの故障でお困りの方がいらっしゃれば是非、当社へお持ち頂きたい。
それは、整備が悪い(下手な)だけかもしれない。




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ロールスロイス ベントレー スペシャリスト
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