3; MPW(マリナーパークワード)とは 何故偉いのか

一言:何が偉いってMPWが「エライ」!!!すごく偉い!ここよりも偉いコーチビルダーは他には無い。
*MPW(マリナーパークワード社)は前章でも説明の通り、H.J マリナー社とパークワード社が合併した会社。
解説
戦前の話から始めると長くなるので割愛させて頂き、戦後の話だけに絞るとロールス、ベントレーのコーチビルドモデルを購入したオーナーで最も多かったのがH.J マリナー社製の車で次がパークワード製だった。この2社から大半のコーチビルドモデルが生み出された訳だが、これはつまり、そのデザインと技術力に、それ程魅力があったと言う事だ。1959年に2社共にロールス資本下1962年に合併、MPW(この2社が合併したのだから鬼に金棒、天下無敵、世界一である。)となり、最終的にウィルスデン(ロンドン市内)に社員540人もの大工場をロールス社の子会社として構える事となる。後に、ロールス社の専任コーチビルダーとして1965年以降
コーニッシュ
コーニッシュ・クーペ
カマルグ
ファンタム Y

(1971-1995)
(1971-1980)
(1975-1987)
(1968-1990)
上記の全ての車のコーチワークと一部のスペシャルモデルを手掛けその全ての車のステップには誇らしげにコーチビルドByマリナーパークワードのプレートが貼られている。
しかし、数々の傑作を生み出したMPWはおくしくもロールス社本体の経営悪化と高額なコーチビルドモデルに対する顧客からのオーダーの激減から、1992年2月、栄光と歴史有るウィルスデン工場を閉鎖する。が、その後も1992年MPWのプレートを貼るベントレーコンチネンタルRとRRツーリングリムジンが発表されるなど勿論コーニッシュは94年までオーダーを受け続けたりと日本に居る私は、いったいどうなっているのか情報不足で謎であった。で、その「謎」を解く為1994年6月、私はロールス・ロイス社のイギリス、クルーにある本社にコーニッシュの最後の「仕事」を見る為、足を運ぶ事となるのです。このお話はまた別の機会に・・・。




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