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RollsRoyce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

CAESAR COLLECTIONSHEADLINE

M・BENZ

 
  AUTO MAKER M.BENZ
  MODEL 450SLC
  YEAR 1976
  EXTERIOR ASTRAL SILVER


(アストラルシルバー)
  INTERIOR Black-MB tex & Gley-Fabric


(ブラック・MBテックス&グレイ・ファブリック)
  PRICE \ ASK 
  MILEAGE 36.776km
  AMMENITIES


ディーラー車 右ハンドル




1オーナー




記録簿(全ヤナセにて、45枚有り)
 





V型 8気筒 SOHC 4520cc



3速フロアAT








馬力: 225ps/5000rpm




トルク:38.5kgm/3000rpm




最高速:215km




全長:474cm



全幅:179cm



全高:133cm



車輌重量:1680kg



定員:5名




装備




パワステ、パワーウインド、エアコン、オーディオ、



ヤナセ取扱説明書、記録簿、



他、標準フル装備










内外装極美  機関 当社にて完全整備渡し  稀に見る超極上車!







車検:平成28年5月11日まで








  COMMENT








ディーラー車




1オーナー




実走:36.776km




「450SLC」!






3代目「SL」、「R107」型SLのクーペ版「C107」の「450SLC」。




初代SLは、300SL(ガルウイングとロードスター)及び「190SL」。



2代目SLは、タテ目SL



3代目が、当モデルであるが、基本的に当社が扱うモデルは、ここまでの「SL」となる。



その後の「SL」は、、残念ながら、自分で欲しいと思わないので、特別なことでもない



限り 扱うことはない。





「R107」型SL(SLC)が登場したのは、1971年のこと、「SL」は、それから、



なんと1989年まで18年間も作り続けられたが、「SLC」は、1981年で生産中止と



なる。



後継モデル「SEC」にバトンに渡したのだ。



「SLC」は、1971年〜1981年の間に、「62.888台」もの台数が生産されたが



いかんせん、それから、30年以上の歳月が、、今となっては、極上個体を発見することは



稀中の稀となった。




「SLC」の種類を おさらいしておこう。




*「280SLC」 :1974’〜81’ :185馬力  



*「350SLC」 :1971’〜80’ :200馬力



*「380SLC」 :1980’〜81’ :218馬力



*「450SLC」 :1973’〜80’ :225馬力



*「450SLC5.0」:1977’〜80’ :240馬力



*「500SLC」 :1980’〜81’ :240馬力





この6モデルが、存在する。



これを「エンジン」型式で分けるなら、3グループ




*直列6気筒 :280、



*「M116」V8:350、380



*「M117」V8:450、450(5.0)、500、





「SLC」のマニアが世界にどれほどいるのか疑問ではあるが、「SLC」は、



よくできたモデルなのである。



「SLC」は、単に「SL」に屋根を付けてクーペにしただけのモデルではない。




ホイール・ベースを、35cm延長している。



これに伴い、全長でも、36cm長い:474cmとなっている。




これは、大人4人が楽々乗れる居住空間を確保するためであるが、天井の形状も「SL」の



逆反りとはせず、丸みを持たせたデザインに、、と芸が細かい。




全体のシルエットも、好い。なんともエレガントだ。



リア・サイド・ウインドの「オペラ・ガラス」と呼ばれるフィン付きウインドが「SLC」を



際立たせる。




私自身、ここ数年、極上「SLC」を探していたが、「超極上」となると、まずない。



前述のとおり、280〜500まで、種類はあるが、贅沢は言っていられない。



「SLC」の中では、「500SLC」が、その生産年数の短さ(生産台数:1299台)で



一番のコレクターズ・アイテムであるが、冷静に考えれば馬力も最高速(500は225km)



も大して変わらない。




当時の性能の違いなど、現在では、調子の良い個体のが勝る。



280SLCだけは、非力なので対象外だったが、、。



諦めかけていたとき、、やっと、見つけたのが、当個体。



バケモノ「450SLC」!




「450SLC」の「M117」エンジンは名機中の名機。



古くは、71’280SE 4.5 や 300SEL 4.5で使われ、



後に、



450SEL、500GE、500SE(SEL、SEC)、560SE(SEL、SEC)、560SL



メルセデスの地位を不動のものにした名車たちに積まれていたのが「M117」型エンジンだ。



使用された期間も、71’〜91’と 20年間にも及んだロングセラーエンジンであった。



耐久性、整備性に優れた過剰品質エンジンで、しかも、大量生産されているから、今後も



パーツ供給に困ることもない。



このエンジンの整備ができないようでは、メカニックとは呼べない。



また、この「M117」限りないポテンシャルを秘めており、ちょいとチューンすれば、



レースで優勝、懐かしのAMG「ハンマー」や、「AMG6.0」なんかも「M117」からの



ドーピング物、終いには、ツイン・ターボにして、グループCカーのエンジン



に積んだのが怪物マシン「ザウバーC8」だ。





まっ、ノーマルのまま乗っておくのが正しい。



そうすれば、生きてる間には困るまい。





「450SLC」生産台数:31.739台









さて、個体の お話。





1976年



ディーラー車



右ハンドル



1オーナー



実走:36.776km



コンディションは、走行距離以上に すごい という怪物である。



記録は全て、ヤナセにて、、45枚



この奇特すぎるオーナーさま、調べてみたら、経済界の方なら、誰もが知る大御所、、



あの お方なら、ディーラーさんも手は抜けない、請求金額は気にせず、の過剰整備が



40年近く施されてきたようだ。



機関系は、これで、当然◎として



車輌自体のコンディションも 信じがたい。



素晴らしい!



ここまでの状態で残られた個体は、世界でも稀であろう。



世界トップ・クラスのコンディションであることは間違いない。



「SLC」を査定する場合、



オペラ・ガラスのフィン、及び、その廻りのメッキ・モールを診ると状態がわかりやすいが




この個体の、それは、驚愕に値する。



どんな環境の車庫に保管されていたのだろう??



ありえへん光景が、そこにある。




内装も、見所の一つ



うなるね



うなりますね



このシート・コンディションは尋常じゃない。



ダッシュにも、ひび割れの一つもない




まさに、「奇跡の1台」!




これは、もう 余計な ご説明は省いて、実車を ご覧いただいた方が よさそうだ。



因みに、ドイツを中心にヨーロッパでは、すでに、「SLC」は、クラシックカーとして



価格が高騰し続けている。 もち、極上個体のみであるが、。



この個体であれば、本家ドイツにも勝てる個体は、残されていないと思う。








「ベンツ」ではなく「メルセデス」と呼べるモデルは、このあたりまでかも知れない。




乗れば、あのころにタイムスリップ、、



フレームはエンジンに勝る 、、



これ以上の進化は、必要ない。



これぞ、メルセデス!








それでは、写真70枚を ご参考に↓