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Rolls-Royce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

CAESAR COLLECTIONSHEADLINE

MG

 
  AUTO MAKER MG 
  MODEL MIDGET 1500 
  YEAR 1980 
  EXTERIOR RED

(レッド)
  INTERIOR TAN -LEATHER 

(タン・レザー)
  PRICE \ ask
  MILEAGE 15.060km
  AMMENITIES


ディーラー車 左ハンドル




2オーナー   




水冷直列4気筒  OHV 1493cc 4速フロアMT 




全長:358cm


全幅:142cm


全高:123cm


重量:810kg



定員:2人



本国仕様に変更



  ・SUツインキャブ

 
  ・サイドマッカー外しの上、オールペイント

 
  ・ワイヤーメッシュ・ホイール



内外装極美、機関当社にて完全整備渡し、超
極上車!







車検:平成29年3月12日

 
  COMMENT



MG「ミジェット 1500」





ディーラー車、2オーナー



驚くべき、低走行と そのコンディション、、




更に、「ミジェット」の生産中止「1979年11月」同月のシリアルを持つ




最終物。







「MG」は、1924年から量産自動車販売を開始した「モーリス・ガレ



ージ」を始祖とする英国のライト・ウエイト専門自動車メーカーであった



*現在は、インドの「タタ自動車」に買収されている。




「ミジェット」=小人



は、MGに戦前からあった一番小型モデルであるが、戦後の系譜は、戦前



モデルを引き継ぐものではない。




始まりは、




「ドナルド・ヒーレー」によって提案・製作された1958年〜「オースチン



・ヒーレー・スプライト」が元モデル。




そう、あの「カニ目」、、もしくは「フロッグ・アイ」の愛称で 今でも



人気の有る「スプライト・Mr1」から発展したモデルである。





1961年には、ボディ・デザインが大幅に変更され「スプライト・Mr2」



に進化するが、このとき(1ケ月遅れで)、英国 得意の「バッジ・エン



ジニアリング」=同じショーシを利用して複数メーカーで作る



で、「MG」バージョンが追加される。





その名が、「ミジェット・Mr1」



よほどのマニア以外、バッジでも見なければ区別が付かない 




この2つのモデルは、通称で「スプリジェット」と呼ばれることになる。





1964年 「スプライト・Mr3」 「ミジェット Mr2」に進化。



1966年 「スプライト・Mr4」 「ミジェット Mr3」に進化。



1969年 「スプライト・Mr5」 「ミジェット Mr4」に進化。




と次々とマイナー・チェンジを繰り返したが、



1971年 巨大化した親会社のモデル・リストラ策で、「スプライト」



は、生産中止される。



残った「ミジェット」は毎年のように改良を受けるが、特筆すべきは、




1974年:



アメリカの5マイル・バンパー規制 および ヨーロッパの排ガス規制に



適合すべく、前後にウレタンのブラック・バンパーを、、エンジンは 



それまでのMINI「クーパー」の



1275cc Aタイプ・エンジンから、




「トライアンフ「スピリット」の1500ccに 、、。



このモデルが、当「ミジェット・1500」である。




発売は、1974年10月。



生産中止は、1979年11月。




これにより、世界中で愛された「ミジェット」の名も消滅した。






よく似たモデルに「MG・B」があるが、あちらのボディサイズは、



全長:3893mm 全幅:1516mm 全高:1254mm、、



エンジンも1798cc、、「ミジェット」から比べれば、デカイ。










さて、当個体、






1980年に国内登録されたディーラー車。



1オーナー時に当社で仕入れ販売させて頂いた「シーザー認定中古車」



現在 2オーナー。



前述のとおり、1979年11月製造という本当のファイナル・モデルで



ある。



走行距離は、15.060km! ビックリ!




万全の保守、管理、、素晴らしいコンディションである。



さらに、エンスーなファースト・オーナー様により、



マニアックな改良も施されている。




*本来、ディーラー車の「MG」は、北米仕様と同じ仕様であったから、



 ボディの前後サイド の4ケ所には、大型のサイド・マーカーレンズが



 付いている。



 これを嫌ったオーナー様、オールペイントと共に、、外している



 本国仕様としたわけだ。





*本来のホイールはセンスなし(オプションのフォートラン製のアルミも



 センスなし)で、




 ワイヤー・メッシュ・ホイールに変更。




 スペア・タイヤのホイールまで合わせるという懲りよう。






*本来、日本(北米)仕様は、ゼニス・ストロンバークのシングル・キャブ



 で、本国仕様の66馬力に比べ、51馬力と非力、、




 そこで、本国仕様と同じく、SUツイン・キャブに変更!





よく似たモデル「MG・B」の最終ディーラーモデルも80年であるが、



それもゼニス・キャブによって、僅か62馬力しかない。



当個体は「B」より、パワーが出ているようだ。





当個体の5つのセールス・ポイント





・実走:15.060km


・本国仕様


・ディーラー・2オーナー


・素晴らしいコンディション


・ファイナル・イヤー、ファイナル・マンス・モデル






ここまで条件の揃った個体など、探して見つかるものではない。



が、



あくまで、イギリス人と同じように、人生を遊ぶために「ミジェット」を



おもちゃ として所有する感覚が よろしい。






英国のライト・ウエイト・クラシック・カーの香りが たっぷり残ってい



る「ミジェット」を、、



そう、、安全なオートバイでも 買ったつもりで、乗り回して 楽しんで



欲しい。



ノーヘルOKで、こけない英国製オートバイを購入したと思えば、使い道



は、結構 広がるはずだ。






幌は当社で新品交換済。




車重 810kgが もたらす取り回しのよさ、、手足のように振り回せる




乗ってみると、シフト・チェンジすること自体が、楽しい、、



ショートストロークで、僅か 5cmほど、、カチカチと小気味好くギア



が入っていく。



身長176cmの私が乗っても、窮屈さは感じない。



むしろ、コクピット感に盛りあがる。




ドライブすること、そのものを楽しむクルマ、、



オープンで走る、、このクルマ、常にオープンで、がベストかも知れない




この爽快感は、オートバイの それだ。



うむ、峠道を走ってみたくなった。




英国人に 教えてもらっているようだ、、




「クルマで 遊びな」って






まずは、下記より、写真69枚を↓