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RollsRoyce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

CAESAR COLLECTIONSHEADLINE

M・BENZ

  MAKER M.BENZ
  MODEL 500SL
  YEAR 1987'
  EXTERIOR BLUE-BLACK


(ブルーブラック)
  INTERIOR Black Leather


(ブラック 本革レザー)
  PRICE \ ASK 
  MILEAGE 77.547km
  AMMENITIES


ヨーロッパ仕様 新車並行車 左ハンドル
 





V型 8気筒 SOHC 4973cc



4速フロアAT





馬力: 240ps/5000rpm




トルク:41.0Kgm/3200rpm




最高速:225km




全長:439cm



全幅:179cm



全高:130cm



車輌重量:1610kg



定員:4名




装備




・クライメート・コントロール・エアコン


・シートヒーター




*AMG「ヒトデ・ホイール」



*AMG「ステアリング」 ノーマル・ステアリング有り



*AMG「フロント・スポイラー」




取説・記録簿







内外装極美、機関・当社にて完全整備渡し 超極上車!







車検:2020年12月3日まで







  COMMENT







本国物「500SL」!





「品川33」ナンバー!






3代目「SL」、「R107」型SLの最強「500SL」。




初代SL(W198)は、300SL(ガルウイングとロードスター)及び「190SL」。



2代目SL(W113)は、タテ目SL



3代目(R107)が、当モデルであるが、基本的に当社が扱うモデルは、ここまでの「SL」


となる。



その後の「SL」は、、残念ながら、自分で欲しいと思わないので、特別なことでもない


限り 扱うことはない。



3代目「SL」の中でも、最強のパワーを持つのが、当「後期型500SL」である。




「R107」型SLが登場したのは、1971年のこと、、それから、なんと 1989年まで



18年間も作り続けられた。



これは、メルセデス工場で作られたモデルの最長記録(ゲレンデは、工場が異なる)。



総生産台数は、237000台にも及ぶ。




生産期間が長いので、その間に いろんなマイナーチェンジが行われているが、



詳しく お知りになりたければ、「専門書」でも、ご覧に、、。






それでも、基本編として



「R107」SLには、排気量別に 7つのモデルが存在していた。



・280・300・350・420・450・500・560



この 7モデルだ。(販売年ごとではない)



最終モデルは、1986年のビッグ・マイナーチャンジ後のモデルのこと。





まず、80年のマイナー・チェンジ時に、V8エンジンが 軽量アルミ・ブロックになり、



ATが,3速から4速になっていたが、



更に、86年時



エンジン・パワーUP!




「500SL」の場合:231馬力 から 240馬力に。



それに伴い、ブレーキが、大型ディスク・ローターに変更される。Fは、ベンチレーテッド。



この際、15インチ・アルミから16インチ・アルミに変更(大型化されたディスクが入ら



なくなったから)される。



ボディサイドの波打ったプロテクターは、波打ちなし に。



これで、外観上も一目で判別できる。






これで、「R107」SLは、最終進化系となる。



が、



問題は、1986年以降生産されたモデルは、



「280」、「420」、「500」、「560」の4モデルのみってこと。



しかも、日本ディーラーでは、排ガス規制の関係で、「500」は販売されていないから、



ディーラー車の場合、3つのモデルしか選択枝がない。



*「560SL」は、排ガス規制クリアのためのモデルで、アメリカ・日本・オーストラリアで


  しか販売していない。つまり、他に国では、「500」がMAXモデルとなる。




「280」は、直6エンジン・ファンには好いが、非力、、



「420」では、日本では「シニマル」と呼ばれ、語呂が悪いし、中途半端で、当時から人気が



なかった。



そうなると、ディーラー物ベスト・モデルは、「560SL」しかない。



が、しかし、



もっと上を行くモデルがあった。



それが、「500SL」!




それを当時から知っていた多くの業者が並行輸入で持ち込んできた。




当個体も、そんな1台。



なにが エライか?




パワーが違う。





「560」   馬力:235馬力 トルク:39.6kgm 最高速:220km



「500」      240馬力     41.0kgm    :225km



パワーもトルクも最高速も加速性能も上。



そして、ディーラー物にはなかった(2人乗りのみ)、「4人乗り」!




現実的に、大人が後部シートに2人乗るには狭いが、横向きには1名は乗れる し、



小さな子供を乗せれるのは、でかい。



ディーラー車では、家族4人で お出かけできない。




いったい何台の「500SL」が国内に持ち込まれたのか、定かではない が、



もともと「500SL」後期型、特に、当個体の1987年〜最終89’の生産台数は、極めて


少ない。



これは、最大マーケットのアメリカで売れなかったため。




生産台数:



1987年 768台


1988年 739台


1989年 341台   トータル: 1848台




これが、「560SL」となると、同3年間に「31.652台」も生産されている。



桁が違うどころじゃない。




ねっ 最強「500SL」は、貴重なのです。






もっとも、一番大切なのは、「コンディション」。



では、当個体を診ていこう。







1987年 本国(ヨーロッパ仕様)新車並行(87年10月登録)左ハンドル




以前弊社で販売させていただいた「シーザー認定号」= 仕上げ済み!




この個体は、必要以上にコンディションが良い。




外装:「ブルーブラック」




当時 流行った人気色、ブラック・メタリックにブルーが混ざる。



今見ると、逆に新鮮だ。



まったくもってキレイ!



「AMG」のフロント・スポイラーに、「ヒトデ」と呼べれる「AMGホイール」は、



「本物純正」パーツ、これ、当時から、ほとんど「コピー物」だらけだった。



本来、ノーマル好きの私であるが、メルセデス・マニアに言わせると、このパーツは、貴重



とのことだし、なんだか、こっちの方が、よりノスタルジック加減が増すので、この仕様



のまま販売させていただく。 ノーマルが宜しければ、いくらでも安価で入手できるし。






幌は、内装に合わせたブラックの純正ジャーマン、当然、幌コンディションも◎。



ハードトップをすれば、完全にクーペ・モデル。



このハードトップの逆ぞりがたまらない。



幌・ハードトップ・オープン と 3つのバリエーションを楽しめるのが、このモデルの



好いところ。




「ハードトップ」は、大人2人で装着する必要があるが、もしも、天井が頑丈な車庫の



方なら、専用ウインチが売っているので、それを付けるのも、いいかも、、



手動と電動と2種類ある。 どちらも安価。



それがあれば、、ハードトップの装着は、一人でできる。



それができない方用には、専用の「ハードトップ・ラック」がある。



サービスで おつけしましょ。





内装は、「ブラック本革レザー」



シート素材には、「布」「MBテックス」と呼ばれる合皮、「本革」とあったが、当個体は



「本革」。




お写真の↓とおり、内装コンディションも極めて宜しい。




ありがちなダッシュのクラックもなし。



ステアリングは、「AMG」のだが、ノーマル・ステアリングもあり(トランク内に)。






もはや、ネオ・クラシックカーとなった「R107」SL。



新車当時 乗っているより、今 乗っているほうが カッコイイ。



この「SL」に乗れば、現行モデルが、如何に コストダウンしているか、よく分かる。



数字、スペックなど、趣味人には、興味なし。



まだ、クラシックカーの世界へは、少々不安という方でも、この「500SL」なら、



なにかを ドキドキすることもない。現在の車に 劣るものなど、何もない。





走らせてみると、このモデルが、いままた再びの人気となった理由が分かるだろう。



クラシックカーと近代車が、いい塩梅でミックスしている。



オープンにして走り出せば、思わず、にやついてしまう。



これは、いいっ!









このモデルが、本当の意味で評価されるのは、もう少し先のことであろう。



ただし、そのころには、まともな個体は まずます残っていないは間違いなし。



さあ、今なら、間に合う。




日本中の個体を 見てまわったのち、



最後に 当個体を 見に来てください。



そうすりゃ 分かります。






まして、当個体「品川33」ナンバー。








日本中を旅する  その前に



写真 92枚を ご参考までに↓