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Rolls-Royce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

CAESAR COLLECTIONSHEADLINE

M.BENZ

  MAKER M.BENZ 
  MODEL 300 SE 
  YEAR 1991’
  EXTERIOR MIDNIGHT-BLUE

(ミッドナイトブルー)
  INTERIOR BLUE VELOUR 

(ブルーベロア)
  PRICE \ ASK
  MILEAGE 45.823km
  AMMENITIES


ディーラー車 右ハンドル   





水冷直列6気筒  OHC 2962cc 4速フロアAT 



馬力:188ps/5700rpm


最高速:210km






全長:502cm


全幅:182cm


全高:143cm


重量:1590kg


定員:5人




*装備:




パワステ、パワーウインド、オートエアコン、パワーシート、他




内外装機関共に超極上車! 




車検:2020年 9月19日までに付き、2年付き渡し



 
  COMMENT



メルセデス・ベンツ「300SE」






1980年から販売された「W126」型、




メルセデス「Sクラス・セダン」で唯一の直6モデル「300SE」








「W126」は、1980年から1991年まで販売されたロングセラー・モデル。



「300SE」は、当初ラインナップにはなく、1985年、フランクフルト・モーターシ



ョーで お披露目、86年から追加販売された。





本来、ロングホイールベースの「300SEL」も存在したが、正規輸入(ヤナセ)は、



カタログから外し販売していない。




「W126」セダンには、最終、「300」、「420」、「500」、「560」とエンジン排



気量によって4モデルが用意されていたが、直6モデルは、当「300」だけである。




この直6は、「M103」と呼ばれるエンジンで、2.6Lと3.0Lバージョンがあり、実に



多くのモデルで採用されていた。



当「300SE」を始め、「190SE 2.6」や、ミディアム・クラスの「300E」、



2ドア・モデルの「300CE」、ワゴンの「300TE」、オープンの「300SL」など



など、、つまり、1984年から1991年までの、2.6L、3.0Lモデルは、



全て「M103」エンジンを積んでいることになる。




*モデルによっては味付けが変えてある場合はあるが、、。





私も昔、「300TE」を通勤用に所有していたことがあるが、エンジンは もとより、



全てにおいて文句のないモデルであった。




そして、近年、「300TE」は、再評価され価格高騰している。






エンジンのパワーは、必要にして十分、




最高速は、 210km、、これも、十分



整備性も悪くない、、




室内は、貫禄の「Sクラス」、、これまた、十分、、




そしてなにより、「W126」は、ボディの作りが好い。



と、、いうかスゴイと表現してよかろう。




ドイツの上質のスチールを、きっちり左右均等に組みあげた精密機械、金庫のような



ボディ、当時、この車のドアを閉めたとき、、、



これは、日本車が 追いつけるレベルの車でないな・とすぐに直感した。





その鉄の厚さは、世界一の製鉄量を誇っていたドイツならではだったし、、



その精度は、もはや、日本車がブリキの おもちゃに見えるほど、次元が違っていた。



イギリス車に、この手法は、まったく そぐわない(無意味で正しくない)が、こと 



ドイツ車であれば、ドアを閉めれば、そのモデルの 良し悪しが分かる。



「W126」は、その後の「Sクラス」より、よほど よくできている。




メルセデスも他メーカー同様、モデルチェンジの度に、コストダウンが図られている。



良くなるのは、「スペック」だけだ。




日本車、特に 「トヨタ」は、メルセデスに 追いつけ追い越せ・で がんばり、、、



メルセデスは、コストダウンが 素人さんにも分かるレベルに、、近年モデルでは、



トヨタもメルセデスも 区別が付かなくなってしまった。



(日産は、BMWに追いつけ追い越せで がんばり、、結果、区別が付かなくなった)




ただし、まだ、日本車は、完全にドイツ車に、追いついたわけではないと思う、、。









「W126」が販売された時期は、日本のバブル経済期と同じ時である。



思えば、あのときの日本は良かったし、メルセデスは、それを象徴する名車であった。



あのころ、「浜田省吾」は、「マネー」というヒット曲の中で、「・・・純白のメルセ



デス〜プール付きのマンション〜  最高の女とベットでドンペリニオンーー」



と唄った。 



そう、メルセデスは、成功者の証だったのである。



それを手に入れるために誰もが がんばり、、、手にしたとき、最高の喜びを感じた。



それが、いまや、どうだ、、メルセデスは、巷に 溢れかえっている。 



街を少し走っただけで、何台もすれ違う。



もはや、メルセデスに ステイタス性はない。 普通の車とかした。



ただ、勘違いしては、いけない、、、、昔のメルセデスは すごかったのだ。











さて、当個体の お話





1991年3月、初年度登録、




ファイナル・モデルである。



ディーラー(ヤナセ)物、右ハンドル




当社・初入庫個体、全3オーナー



記録簿も「11枚」残されていて、



最終は、平成30年9月の車検時「記録簿」:45.104km





現在:45.823km!




最終「車検整備」から、720kmほど走行したのみ。





この時代のW126モデルは、大好きであるが、扱う条件は、




自分で欲しい と思う極上個体に限られる。




この個体のコンディションには、たまげた。




特に、内装の「ベロア」の状態が素晴らしい!




通常、ベロア素材のシートは、座面が しろっぽく 擦れてしまっている場合が多いが



この個体は、極端に それが少ない。




よほど大切に扱われてきたことが、一目で理解できる。




入庫時は、「ヤナセ純正・レースのハーフ・シートカバー」が装着されていたが、



それは外して、クリーニング屋さんへ、(差し上げます)




この「純正レース・カバー」と「純正コーナー・ポール」が、「正統派」の証!





このベロア素材は、優れもので、冬 暖かく、夏 涼しい。



無論、座り心地は、「革」より、はるかに好い。



見た目も お上品。




無論、ダッシュのクラックなし。



「ゼブラ」ウッドもキレイ!



ノンレストアで、これは、ありえへん。










外装は、「ミッドナイト・ブルー」、 当時、「ブルーブラック」と人気を二分してい



た人気色である。




ソリッドの「濃紺」




あのころは、「ホワイト」なんて普通〜の色は、人気がなかった。




塗装コンディションも、まったく問題ない。



が、ボランティア活動で、この写真撮影後、さらに仕上げるから、↓写真よりは



キレイになる。





乗っても 楽しい〜



全長:502cm



ハンドル キレッキレッ



直6のシルキーな走りは、車好きの大人を魅了する。



「300SE」というモデルは、オラオラ感がないのが、また良い。









名車「W126」であるが、、今となっては極上個体を見かけることは稀となった。



いかんせん一時期・流通価格が安かったから、、大切に扱われている例が少ないのだ。



だが、近年、極上個体のみは、価格高騰が始まった。



昔を懐かしんで、「もう一度、あのときを思い出して乗りたい」というオーナーが



増えてきたのだ。




そんな方々は(私も含めて)、ほんとの「極上個体」にしか興味はない。



そこで、残り少ない極上個体は、争奪戦というわけ。





このクラスの◎W126個体は、近所の中古車店に お気軽に並んでいるというものでは



ない。



プロである弊社が、各オークションや業者さん、個人所有の個体含めて、



年間、100台ほど診て、仕入れるのは、1台ほど。









今、あえて「300SE」に乗る、  ってのが粋ってもん。




因みに、当「300SE」の内装みたら、



腰抜かしますぜ、、











まずは、お写真、怒涛の「108枚」を ご参考に↓