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Rolls-Royce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

CAESAR'S COLLECTIONHEADLINE

DAIMLER DOUBLE SIX

 
  AUTO MAKER DAIMLER 
  MODEL DOUBLE SIX 
  YEAR 1993'
 
  EXTERIOR REGENCY-RED


(リージェンシー・レッド)
  INTERIOR DOESKIN-LEATHER 

(ドスキン・レザー)
  PRICE \ ask
  MILEAGE 40.673km
  AMMENITIES


ディーラー車 右ハンドル  



  


V12  SOHC  5343cc  3速フロアAT 




全長:496cm


全幅:177cm


全高:137cm


重量:1910kg


定員:5人





装備:



オートマ・パワステ、パワーウインド、エアコン、電動ミラー、CD、他








内外装極美、機関当社にて完全整備渡し、超極上車!






車検:平成29年 1月27日


 
  COMMENT



ディムラー「ダブルシックス」!









92年10月まで製造され、93年にデリバリー(売れ残りは除き)された



名車「ダブルシックス」の「ファイナル・モデル」。








生産中止から、20年以上が経過した今も、世界中に絶対的信者を持つ、



魔性の車、「DD6」、この車の魅力は、一体何なんだろう?



かく言う私も、、、その一人、、






まずは、「ディムラー」と「DD6」の歴史から、紐解いてみよう。




*歴史は分かってる という方は、↓の「当個体の話」から お読みください





イギリスで最も歴史の古い自動車メーカー、これだけでも すごい!






ディムラー社の創業は、1893年、「フレデレリック・リチャード・シムズ」に



よって「ディムラー・モーター・シンジケート」として設立された。






当初は、ドイツの「ダイムラー」社の販売代理店(エンジンのみ)として



スタートした。



この為(よく質問されるが)、「ディムラー」は、「ダイムラー」を英語読み




したもので、元来の社名の意味は双方とも同じ自動車の発明者「ゴットリーフ



・ダイムラー」氏に基ずく



だから、「ダイムラー」と呼んだところで、なんの問題も無いが、、



紛らわしいので、区別するため「発音」で分けている。



その後、1896年に、社名をディムラー・モーター・カンパニーLTDに変更、




自社開発の高級自動車販売にも乗り出すと、ディムラー・エンジンを研究して



いた お陰で、さっそく名声を得る。




1900年には、最初のイギリス王室後料車に採用されるにまでになる。



因みに、記念すべき最初の日本皇室、後料車もディムラーで、1912年式の6気



筒が2台納品されている。





1904年には、現在にまで引き継がれているディムラーの代名詞 波状のグリル




=「フルーテッド・グリル」採用



*これは、ラジエーターの熱を効率よく逃がすために考えられたもの。




1926年には、早くもX型12気筒(7136cc)のエンジンを載せた初代



「ダブルシックス」を発表(直6エンジンを2つ くっつけたので、ダブル6)



、この車も、イギリス王室車輌にも採用され、高級ブランドの代名詞となる。




*「格」はジャガーより、張るかに上ってこと、、



 ロールス・ロイスは、ディムラーの後、御料車に採用されたから、



 格的には、いい勝負

 



因みに、1926年時、ジャガー社の創立者・ライオンズは、スワロー・サイドカ



ー・カンパニーでサイドカーを作っていた若干25歳の若造だった。







この初代DD6は、1937年に生産中止、再びDD6の名が復活するのは、




1960年にディムラーがジャガーカーズ社に買収された(明らかにベントレーに



憧れていたライオンズは、同格のディムラーの名を、ここで手に入れたのだ)



後、1972年7月まで待つことになる。





1972年:DD6シリーズ1の登場。



これは、1968年発表のジャガーXJ6のボディにEタイプのV12を積んだモデ



ルでジャガー社の頂点モデルに君臨していた。



エンジンは、名車:E タイプ・シリーズ3の12気筒を街乗り用にディチェー




ンしたもの。






このシリーズ1は、主にアメリカの保安基準に対応すべく、翌1973年にボディ




改良が行われた(これがシリーズ2)ため、僅か1年間ほどで姿を消すことに



なる。




そして、



1979年、大掛かりなデザイン変更がなされ最終型ボディデザイン




「シリーズ3」となる。



この改良デザインを担当したのが、意外と知られていないが、天下の



「ピニンファリーナ」だったりする。



このDD6シリーズ3は、そのエレガントなデザインと シルキーな走りで、




世界中で高評価、ボディデザインを変えることなく、各部の改良を繰り返し、



1986年に同デザインのジャガーXJ6が生産中止された後(XJ40になった)



も1992年末まで生産され、1993年までデリバリーされた。







各部に細かい改良をし続けた「シリーズ3」であるから、このモデルは、後期



モデルになればなるほど信頼性が増す。




特に、「乗る」なら、1987年以降の電気系統改良後のモデルが好ましい。




さらに、最終モデルとなる 1991年と1992年の「ABS」アンチロック・ブレー



キ・システム付きモデルがベストだ。



「DD6」の86年までモデルは、電気系統のトラブルが頻発したものだから、



全体的なイメージが悪くなってしまった。



これは、残念なことだが、、いい、、知ってる人だけで楽しめばよい。



言い切ろう。



「DD6」に乗るなら、91年か92年モデル!



しかも、バッチリ整備された極上個体に限る。



それは、もちろん、永久に歴史に残る「ファイナル・92年製造モデル」に



越したことはないが、、そんな個体は、探して見つかるものではない、、



と、、



ここに 1台 あった。








永い歴史を持つ由緒正しいDD6、、この歴史を知って乗るとまた、



一味違う、、車の風格や優雅さってものは、真似のできるものではない。




Eタイプの血を引くV12エンジンの魅力も、乗った方にしか理解できまい。



当社のお客様でも何故かDD6だけは手放せないって方が多い。










さて、当個体の お話






92年製造、紛れもなき「ファイナル・モデル」



93年登録のディーラー車。 



国内には、92年登録や93年登録物「DD6」は多くある、、だが、



その大半は、91年の売れ残りモデル。



なぜって、あの「バブル経済」が、車屋的に弾けたのは、91年、、



90年と91年のバブル・ピーク時にディーラーも平行新車屋も、有り金集めて



新車をオーダーしたものだ。



そして、92年には完全にバブル崩壊、、大量の新車が売れ残った。




どの輸入ディーラーも、売れ残り在庫を売るのに必死、、新たに新車を



空オーダーなどしたくなかった。



そんな中、「DD6」は、当時の親会社「FORD」の以降で生産中止発表



92年10月まで、、



当時のジャガー・ディーラーは、登録年を年式として販売していた節がある。



「DD6」製造年の見分け方など、売り手も買い手もが分かっていなかった。



だから、今でもそうだが、例えば、92年登録や93年登録した個体が



ファイナル・モデルだと思っている方がいる。



そうではない。



登録年は関係ないのだ。



「ファイナル・モデル」の見分け方は、私が随分前に発見してある。



それは、電動アジャストミラーのスイッチ形状、



「ファイナル」は、1つ (黒い丸型)



「以前物」は、 2つ (シルバーのスティックが2つ)




これを見れば、一目瞭然、だまされることはない。




当個体は、当然、一つタイプの本物ファイナル。





走行距離:40.673Km




記録簿は残念ながら、平成25年1月:28.800Km 平成27年1月:36.800Km



と近年のものしか残されていないが、機関的な心配は、ご無用。



なにせ、ご納車前には、弊社認証工場「シーザー・ファクトリー」の



凄腕メカニックによる万全の整備が施される。 無料でね。













外装は、「リージェンシー・レッド」



当時ディーラーがカタログで用意したカラーは、20色。



特注色の用意もあったが、それを除き、私が、カラーの中で最強だと



思っている(好きな)のは、「ジェード・グリーン」と、この「リージェン



シー・レッド」だ。 



珍しいカラーであると共に、なにより、単純に、美しい。



見れば、見るほど、、美しい。



メタリック粒子が入るワイン色 って感じで、朝、昼、晩、その表情(色目)




を変える。



このカラーの変わり目が 実に塩梅が良い。



塗装コンディションも、◎



あっ 見えない箇所で、これから、最終仕上げとして、手を入れる箇所は



あるにはあるが、細かすぎて伝わらない程度のものだ。





「DD6」人気の秘密は、このボディ・デザインにも 。




前後フェンダーが、絞り込まれて細身になっている。




これが、なんとも上品な風情となり、「貴婦人」といわれる所以。




細くしているのは、実は、ハンドルの切れの悪さを補うためなのだが、




「作る」のは大変、コストは掛かる。




こんなデザインの車は もう作れないということを信者は知っている。








内装は、「ドスキン」レザー






↓お写真のとおり、◎コンディション。



内装の「革」は、「DD6」のみ、「コノリー」社製だ。



ただし、どこもかしこもロールス級に、、というわけには、販売価格的にいけ



ず(新車時価格:1235万円じゃね)シート上面のみ「コノリー」張り、、



言わなければ 分からないけど、、。



頑丈なコノリーは、この程度の走行距離じゃ なんともない。





「ウッド」の使い方は、もはや、クラシックカーの それ。




ジャガー(ディムラー)で助かるのは、パーツの安さ、、



メーカーで、生産中止になったパーツでも、パーツ屋連合が作っている。



当個体も、ウッドに一部クラックが発生していたので、、ついでに正面パネル



ウッドを全て新品(リプロが入手できる)交換した。万全のきれいさ。






ディムラー「DD6」、、こいつの魔性に やられてしまうのは、、




悪い話じゃない。














まずは、写真55枚を、ご参考に ↓



 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  





水冷V型12気筒 SOHC 5343ccエンジン。



馬力 :255ps/5000rpm



トルク:39.7kgm/3000rpm



最高速度:223km



みよ、このエンジンこそが、名機と謳われたV型12気筒。



このエンジンのルーツは、幻のジャガーレーシングカー「XJ13」の為に開発されたV12を市販車用に



ディチェーンしたもの。



最初は、あのジャガーEタイプのシリーズ3に積まれた。



「XJ13」は、502馬力、最高速度280km以上の性能を誇り、ル・マンレースで優勝するために開発された



怪物マシーン(諸事情で、一度もレースにでることなく終わるが)。




*その諸事情の一つが、当時、「ディムラー」ブランドを買収するために要した経済的理由だったりする


 から、歴史は面白い。






もちろん、当DD6エンジンの味付けは、レーシングカーのそれとは、大きく異なる。




優雅な街乗り仕様。



決して、ノロい(遅い)車ではないが、この車に乗って、かっ飛ばしたいと思うオーナーも少なかろう。



DD6は、ゆったりと優雅に走らせてこそ、なんぼ、、、



猫足・と評される独特の乗り心地、これは、他メーカーでは比べるべきものがないかもしれない。







「猫足」の秘密は、ブレーキ時に車体が 前方に つんのめらない:フロントの「アンチ・ダイブ・ノーズ



・ジオメントリー」システムと リアのディスク・ブレーキを車体の中心近く(デフの横)におくという



「インボード・ブレーキ」にある。



重いディスク・ブレーキ一式を車体の中心によせることで、足回りが軽くなるというわけだ。



よく考えられたシステムで、、これは金と手間が掛かっている。




今後、こんな凝った「作り」をするモデルが生産されることはあるまい。




正しく保守、管理、整備されたDD6は、素晴らしい。



正しくないDD6は、タダでも いらない。




タダでも売るべき車ではない。



ここまで、正しく維持してこられた前オーナー様のことを考えると、、



次に オーナーになる方も、ぜひ、大切にしていただきたい。



正しいDD6自体、、もはや 珍しいのだから、、。



















さあ、走り出そう!







異例なほどに分厚いシートに腰かけ、細身のステアリングを握る、、



英国高級車の お約束、この「細さ」が堪らない





セルを回すと、思った以上に静かな名機V12気筒エンジンが目覚める、、、



オートチョーク、アイドリングが安定するのに さほどの時間は要さない、、



細身のシフトレバーを ちょいと右に倒して Dレンジに、、



トランスミッションは、屈強なGM400型の3速(ロールスと同じ)、、



アクセルを踏むとスルスルと まるで電気自動車のように動き始める、、



だが、流石に12気筒、トルク感は十分に伝わってくる、、



さらに アクセルを踏み込みと、、思った以上の加速感



この段階で、こいつは、間違いなく「Eタイプ」の血を継ぐモデルであることに気がつく。



サスペンションは、前後ともダブルウィッシュボーン、、こいつが猫足





スピードを上げる、旧車にしては、空力が十分考えられていて、風の音にストレスは感じない。



エンジンの音は忘れてしまう。



室内に溢れる気品、、思わず、背筋を伸ばす、、こいつは「人間性」まで変えてしまうのか、、



やはり、魔性の女、、また、やられちまった。








そうして、、静かに ゆったりと流れる至福の時、、、





これが、これこそが、、、「ディムラー・ダブルシックス」だ!