株式会社シーザートレーディング
TEL.042-480-2222 (営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12
AUTO MAKER | KANNON |
MODEL | FORD-KANNON |
YEAR | 2000' |
EXTERIOR | PEARL-WHITE (パール・ホワイト) |
INTERIOR | |
PRICE \¥ | ASK |
MILEAGE | 17.680km |
AMMENITIES | ディーラー車 1オーナー FORD製 水冷 V型8気筒 OHV ホーリー4バレル FORDーGT 5.0 (5000cc) フル・オートマ(ギアを1回入れるだけ) 馬力 :320ps/5500rpm トルク :46.2kgm/3500rpm 全長:273cm 全幅:111cm 全高:124cm 車輌重量:470kg 定員:2名 ガソリンタンク:26L リザーブタンク: 6L タイヤ F:130/90H16 R:230/60H15 ブレーキ F:油圧式ダブル・ディスク R:油圧式シングル・ディスク 駆動方式:ドライブチェーン530サイズ フレーム型式:ダブル・グレードル 車検:平成28年 9月18日まで |
COMMENT | 「フォード・カノン」 アメリカのバイクメーカー「カノン」が作った「フォード・カノン」である。 なんと、ロールス・ロイスの下取りでいただいた。 初めてみた、、。 巨大なバイクと言えば、ブラジルの「アマゾネス」やテネシーの「ボスホス」 を思い出すが、、「カノン」は知らなかった。 巨大だ、、。 車屋的には見慣れたFORD製の5000ccV8エンジンが巨大タンクの下に 住む。 私自身、昔からのバイク好きで、「Z400FX」、「XJ400」、「Z750」、 「ハーレーFXRS」と20歳までに乗り継ぎ、しばらくバイクから離れた後 近年 インディアンの限定車「ブラックホーク」を購入し、更には、調子に 乗って55年の「陸王1200・サイドカー」を購入している。 「ハーレー」も「インディアン」も「陸王」も、でかいバイクではあるが、 「カノン」には敵わない。 「ブラック・ホーク」は、350kgほどのバイクだし、以前乗っていた 「FXRS」も それ以下だった。 重いバイク慣れしているつもりだったが、、「カノン」は別格だ。 とはいえ、冷静にスペック比べすれば、 ハーレーの「ロードキング」は、全長:240cmで車重は、353kg ながら、インディアンの「ロードマスター」なら全長:265cm車重:420kg と「カノン」に迫るデカさ重さなのである。 なのに、実車を目の前にすると、、恐ろしいほどに巨大に感じる。 それは、このエンジンのせいであろう。 クルマのエンジンだもの、、。 しかも、アメ車の5L、、ハンパじゃない。 クルマでもデカい方のエンジンなのに、、それが、バイクに、、無茶だ。 誰しもが、こんなバイクに乗れるのか?と思うことだろう。 しかし、当個体、走行距離:17.680km!も 走っている。 1オーナー、つまり前オーナー様だけで、。 しかも、前オーナー様、決して 腕力自慢のマッチョマンでもない。 小柄なエリート・ビジネスマンだ。 バイクは、テクニックで乗るものだと思い知らされた。 しかも、「普通だよ」という。 確かに、フル・オートマであるから、ギアは、「ニュートラル」と「1速」 クラッチさえない。 頻繁なクラッチ操作に集中する必要はなく、 ただ、運転のみに集中できる。 コツを聞いてみたら、信号待ちなどでは、ギアをニュートラルに戻す と トルクがありすぎて前に進もうとするから、ブレーキを手で押さえ、足で 踏んどくのが面倒らしい、、あとは、なにもなし。 惜しむなくは、バックギアがないことか、、。 私が想像するに、もっとも、大事なのは、乗るときの「服」ではなかろうか、 革のズボンじゃなきゃ 股が熱そう、、。 実際 シートに座ってみると、足付き性は極めて宜しい。 この位 べったり足が付いてくれると、タチゴケの心配は少なそうだ。 ステップの位置は、前方で、ハーレーのワイドグライドほどではないが、 ハイウェイ・ペグといえる、完全なるアメリカン・スタイル。 エンジンは、セル一発、テクニックは必要ない。 ドドドッ 聞きなれたV8の音ではあるが、バイクから、この音がしている のが不思議に感じる。 走らせてみようと思ったが、エンジンの熱で、やめた、、スーツじゃ無理。 革ズボンを買うところから始めないと 乗れない。 当個体は、ディーラー物 1オーナーであるが、 当時(2000年)、「カノン」のモデル・ラインナップは3種類あった。 1.「FORD・KANNON」新車時価格:390万円 5000cc 320馬力 車重:444kg(カタログ・スペック) 2.「CHEVY・KANNON」新車価格:380万円 5700cc 240馬力 車重:453kg 3.「BIG・KANNON」新車時価格:510万円 8200cc 502馬力 車重:550kg 以上の3種類 仮に購入すると考えれば、、まず、2.シェビーは意味がない、、 3.のBIGカノンは、やばすぎる。命がけ、、。 そうすると、1.の当「FORDカノン」が正解であることが分かる。 が、登録諸費用入れて400万円超のバイク、、おいそれと購入できる品物では ない。 いったい何人が購入したのか不明であるが、10人もいれば、むしろ ビックリ、、「カノン」社は、今は存続していないようだから貴重〜。 人が乗っていないバイク、街でスレ違うことのないバイク、見るものを圧倒 するバイク、個人的に嫌いじゃない、、 が、果たして、そんな方が私以外に何人いることやら、、。 まずは、下記より、写真 24枚を ご参考に 次なる怪物の飼い主求む! |