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RollsRoyce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

BENTLEYHEADLINE

ARNAGE

 
  AUTO MAKER BENTLEY 
  MODEL ARNAGE-Red-Label 
  YEAR 2001
  EXTERIOR SILVER-TEMPEST

(シルバーテンペスト)
  INTERIOR COTWOLD-LEATHER 

(コッツウォルド・レザー、フレンチネイビー・パイピング)
  PRICE \ ASK
  MILEAGE 58.435km
  AMMENITIES



ディーラー車 右ハンドル 





V型 8気筒 OHV 6747cc 水冷インタークーラー付き「ターボ」



4速フロア AT






405馬力/4000rpm



トルク:84.7kgm/2150rpm




最高速:249km







全長:539cm


全幅:193cm


全高:151cm


車重:2480kg


定員:5人







装備:





Wエアバック(着座センサー付き)、電動チルトハンドル、ABS、ASC、



電動格納式ミラー(ヒーター付き)、



全席パワーシート+全席シートヒーター+全席ランバーサポート、Fメモリーシート(



4人分)+Fランバーサポート、前後パーキングセンサー、ピクニックテーブル、



前後にカップ・ホルダー、バニティミラー、純正ナビ、ETC車載器、












内外装機関ともに超極上車!





車検:平成28年11月15日まで






 
  COMMENT

「アルナージ/レッドレーベル」











1998年に登場したル・マン サーキット・名物コーナーの名を持つ「アルナージ」



1980年から永きに渡って生産されていた「SZ系」モデルの新型後継モデルである






ベントレーは、「アルナージ」、ロールスは、「セラフ」


双方ともに、当時、買収先と決まっていたBMW製のエンジンを積んで発売される。




発売当初の「アルナージ」は、BMW製 V型8気筒 4398cc ツインターボ付き


エンジンを搭載していた。



過去の事例に基づけば、このモデルは、10年ほど生産されていたはずであるが、



実際には、2000年で生産中止となる。



その理由は、ロールス社の買収に VWグループが勝利するから、、。



最終、ロールスの商標だけは、BMWが買収することになるから、話が ややこしい。



まず、ベントレー・ブランドとクルー工場 及び 従業員を手に入れたVWグループ



がしたことが、BMW・エンジンを積むベントレーの生産中止だったわけだ。



そうして、「アルナージ」には、急遽、一旦 生産中止となっていた、元のロールス製



V8 6.75L シングルターボ付きエンジンが積まれる。



これが、1999年10月に発表、2000年から発売された「アルナージ・レッド



レーベル」である。



同時にBMW「アルナージ」は、「グリーン・レーベル」として改名、



区別できるようにして2000年までオーダーは受け付けていた。



それも、2000年末には完全に生産中止となり、ベントレー 4ドア・サルーンモデ



ルは、なぜか、1959年から使い続けている伝統のV8を積む「レッド・レーベル」



のみのラインナップとなる。



これは、一般的には、前代未聞なことであろうが、、



結果、「レッド・レーベル」は、「グリーン・レーベル」より、、売れた。



そう、、ベントレーファンは、多くの場合、あのV8エンジンのファンでもあったのだ




一方、「セラフ」は、BMWの取り決めにより、2002年で生産中止、



聖地「クルー」工場で、ロールスが作られることは、その後、、なくなる。





これにより、「クルー」工場で生産される車、、つまり、ベントレーの方が正道とい



う気運が高まる、、、



更に、2002年、エリザベス女王が歴史上初めてベントレーのステート・リムジンに



乗りパレードしたことによって、決定的に今後は、ベントレーこそ本流であることを



世界中に知らしめた。







「レッド・レーベル」






事実上・「コンチネンタル・T」と同じエンジンと考えてよいが、



メカニズムとして近代化されているのは、他の「全て」である。



足回りもブレーキ・システムも 全て過去モデルとは異なる。



それは、結論から言ってしまえば、、ドイツの それ と同じだ。



ボディ剛性の脅威的向上も 乗れば分かる ほど。



ベントレーは、高速化時代に対応するべく、ボディをオール・スティール化、




シングル・プレス加工のボディに高剛性のドア、、もはや、別物。




機密性においても、もはや、世界トップレベルのドイツ車級で、ドア・サッシのシール



は3重と くる。



かといって、



イギリス車、ロールス・ベントレーらしさ の伝統は、しっかり 残されている。








「コノリー」レザー!



まだ、この年式は、「コノリー」張り。



1台当たり:550平方フィートのレザーが使用されている。



相変らず、ダッシュも どこもかしこも、カーペットの縁取りに至るまで、コノリー。



世界最高のレザーを世界最高の職人が縫う。



ロールス社のスーパー内装職人を持ってしても、、アルナージの「ステアリング」の



高度なステッチには、14時間を要する。、、、誰も褒めてくれないのに、、。






「バーウォールナット」張りも 昔ながらの職人仕事



車は、新しければ エライ わけではないのだ。








エンジンも「手組み」




こちらの方が、機械組みより「精度」が高いのだから、面白い。



エンジン上部には、プレートが張られている。




そのプレートには、誇らしげに 担当職人のサインが刻まれている。





伝説の超過剰品質ロールス製 V8エンジンを更に極限まで最善化




ターボチャージャーは、1200回転から作動する。



水冷式ターボチャージャーは、比類なき効率の良さで、ターボラグなしに、



レッドゾーンまで加速していく。




6.0秒で 100kmに達し



その後、9.0秒で、160kmに達する。



250kmで スピードリミッターが働くが、それまでの間、息継ぎすることはない。




ロールス&ベントレー いつの時代も、その時代に対応した「必要にして十分」














さて、当個体の お話





2001年モデル



ディーラー車・右ハンドル



走行距離:58.435km




ちょうど好い走行距離である。



この位から、アルナージは、本領発揮してくる。



この過剰品質V8エンジンは、5万キロくらいまでが 馴らし運転なのだ。




当社初入庫個体であるから、




「シーザー認定中古車」とするべく、気になる箇所は仕上げた。




私の拘りは、他店で販売している似たような個体と見比べていただくと



一般の方でも分かると思う。 



まずは、単純にキレイなはずだ。



もっとも、そんなものは、ほんの一部の自慢に過ぎない。




「シーザー認定中古車」の真骨頂は、見えないところにこそ ある。




それは、購入したオーナー様だけに お教えしよう。













外色:「シルバーテンペスト」




シルバーメタリック





外装キズなし!



この時代の「塗料」は、もはや、全天候型、雨の日だろうが、雪の日だろうが、




お構いなし、気を使うことはない。



屋外保管だとしても、塗装の艶が 引ける ということもない。








内色:「コッツウォルド」レザー




いかにも英国の高級車というカラー。




僅かにあったスレは、リペア済み。無論、オリジナル・コノリーのまま。




室内リペアは、これからの時代、貴重な「コノリー」を未来に残すという意味でも



有意義だが、問題は、それを施工する職人の「腕」



新車のようにリペアする職人なら、いくらでもいるが、 それは論外




「復元」してもらわねば、、



しかも、その復元箇所が、施工後、まったく分からない という次元で。



そんなことができる超絶職人は、一人しか知らない。




今回も、その職人さんの仕事だ。




重要文化財を、定期的に、復元、修復し、後世に残していくように、クルマにも




それが必要な時代、、超絶職人の育成は、今後の重要な課題である。








このベージュ系カラーは、ロールス社が もっとも得意としている。



カラー配色が、また、にくい。




「フレンチネイビー」を、ダッシュ、パイピング、そして、ステアリングのコンビ




と使う。 カーペットもブルーとし、室内は、2色、、これが「バーウォールナット」



と絶妙のマッチングをみせる。










「アルナージ」は、



完全なる実用車、メルセデスのSクラス や BMWの7シリーズの親分、



使い道は、同じ。




維持費も同じようなものであるが、それじゃ 高い って方なら、週末の足に



すれば良いだけの話。







以前モデル(SY、SZ系)のように、オーナー自ら 定期的に



「ミネラルオイルを継ぎ足す」という伝統の儀式は、この車には必要ない。




セルを回す前に、3秒待つ・という儀式は 引き継いでいるが、そのほかにも、




夜は、トランク内の「バッテリー・キル・スイッチを切っておく」という儀式も



なくなった。




この車には、バッテリーが、2つ搭載されているからだ。



1つのバッテリーは、メインバッテリーが上がった場合、セルモーターを始動する用。



これは、相当に ありがたいシステム、、、以前モデルの最大の欠点は、



とくかくバッテリーが上がりやすい ってことだった。




そんなわけで、当モデル、あれこれ考えないで、普通〜に乗れる。





そして




当個体





何よりの お勧めポイントは、




車のクォリティに対して




不当に 安価 ってことだ。




なにかが、どこかが、悪いから、安価なわけではない、、本当に不当に、、なのだ。





「実車」と「値段」を比べていただければ ご理解いただける。





もう 一つ ある。




右ハンドル ってこと。




10台中 1台位の割合でしか輸入されていない右ハンドル・モデル。




近年、右ハンドルの需要が急増、、



昔は、外車というと 一部を除き、左ハンドルばかりであった。



それを 乗りなれた方々は、最後に行き着いたロールス&ベントレーも、左を選択



していた。




だが、近年になると、どのメーカーも日本仕様の右ハンドルを投入、もはや、若い方



では、右ハンドルの方に馴れていたりする。



そうなると、右だ。



さらに、恐ろしいことに、昨今のアジア勢の躍進、、アジア圏の多くは右の国、、



弊社とて、、急激に 海外からの 右 の引き合いが増えてきた。




取り合いのなれば、、、今の彼らには、日本勢の、勝ち目はないような気がする。




今も内に 予言しておく。




かなり近い将来、日本に住む超高級車の右Hの多くは、海外に嫁ぐことになるだろう。




いや、それは、すでに、始まっているようだ、、




余談ながら、先ほど売約となった弊社在庫の「右」、、嫁ぎ先は、、アジアの某国だ。








右の極上「アルナージ」



のんびり検討いただけるのは、今のうちだけらしい。


















まずは、69枚の写真を、ご参考に↓