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RollsRoyce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

BENTEYHEADLINE

ARNAGE-T-Mulliner-LeMans

  MAKER BENTEY 
  MODEL ARNAGE-T-Mulliner-Le Mans 
  YEAR 2006
  EXTERIOR BELUGA


(ベルーガ)
  INTERIOR BELUGA-LEATHER 


(ベルーガ・レザー)
  PRICE \ ASK
  MILEAGE 59.288 km
  AMMENITIES



ディーラー車 左ハンドル 





V型 8気筒 OHV 6.75L



水冷インタークーラー付き「ハイパフォーマンス・ツイン・ターボ」





457馬力/4100rpm




トルク:
89.2kgm/3250rpm




最高速:270km



0−100km :5.8秒




全長:540cm


全幅:193cm


全高:153cm


車重:2580kg


定員:5人




装備:





Wエアバック、サイドエアバック、電動チルトハンドル、ABS、ESP、



電動格納式ミラー(ヒーター付き)、全席パワーシート+全席シートヒーター、



Fメモリーシート(4人分)+Fランバーサポート、前後パーキングセンサー、



ピクニックテーブル、前後にツインカップ・ホルダー、他フル装備





*「マリナー」オプション





・ 19インチ・8J  Tホイール(ボディ同色)



・ フロント「マリナー」サイドダクト



・ 「ジュエル」給油キャップ



・ 左右2本 4本だしマフラー&新型Rバンパー



・ MULLINER ステッププレート X4 




「ルマン」オプション





・ 「LEMANS」シリーズ・バッジ X左右



・ 「LEMANS」刺繍 ヘッドレストに X4








* 電動サンルーフ



* 「スモークド」エンジンチューンド・アルミ・パネル



* ウッド枠バニティミラー



* アルミ・スポーツ・ペダル



* ピアノブラック ウッド



* スモークド「テールレンズ」



* コンビ(ベルーガ&ファイヤーグロー)ステアリング



* レッド・ステッチ







後付け:





・ 「カロ」HDDインダッシュ「ナビ」「地デジTV」



・ 「バックカメラ」



・ 「Fサイド・カーテン」X左右



・ 「ドラレコ」前方



・ 「ETC車載器」










内外装機関ともに超極上車!





車検: 2年付き渡し





 
  COMMENT
 

特注






「アルナージT」で



「マリナー」で



「ルマン」










モデル解説:




1998年に登場したル・マン サーキットの名物コーナーの名を持つ「アルナージ」




今回は、「アルナージ」の初期解説を すっとばして




↓ここから






VWの大資本をバックに、2002年3月には、レッドレーベル(シングルターボ)を



ツインターボ化、「アルナージ・R」に進化させる。




翌4月には、スポーツモデル「アルナージT」を追加。



これにより、「アルナージ」は、2つのコンセプト分けされたモデルを持つことになる



スポーツ・サルーンの「T」と、ラグジュアリー・サルーンの「R」だ。



このモデルは、単にモデル名の変更のみならず、大幅な改良が施されており、




それは、



・エンジンは、総計で 50%が新設計、残り 50%のうち、80%に見直し


 
 つまり、それまでのエンジンの90%に改良が加えられている。



・「レッド・レーベル」に比べ、ボディ剛性が、57%向上



・エンジン・パワーは、「レッド・レーベル」の405馬力から



 「T」の場合               


 
  457馬力/4300rpm


  89.29kgm/3250rpm




と、劇的に進化!



この時点で、「アルナージ・T」は、「世界最速4ドア・サルーン」の座に君臨する。



(後に フライング・スパーに その座を追われるが、、)




そして、



2005年 :フェイスリフト ヘッド・ライトがボディ一体型に



ボディ剛性は、さらに〜、65%UP!




この年の進化は、ヘッドライト廻りだけではない。かなり大掛かり。



ボンネットなどのボディも変更されたし、室内造作も大幅に変更。



なにより、足回りの進化が素晴らしい。



以前モデルと乗り比べれば 一目瞭然、、バタつき感がなくなり、やっと、



このエンジンにあったボディと足回りを手に入れた。





それが、当個体




2007年〜最終の09年モデルになると、さらにドーピングして、502馬力となる、



が、ATが、4速から6速になるので、これを嫌う昔ながらのファンも少なくない。




ベントレーは、その大トルクを楽しむ乗りもの



ずうおおお というイメージで乗るなら、4速のが適している というわけだ。



だから、05’と06’にしか存在しない当モデルは、意外とベスト・マッチングなのだ。





まさに「通」好みな1台




「アルナージ」V8は、2000年〜2009年の間に「2100台」が生産された。



僅か それだけ。



そして、当モデルの 05’ 06’ 4速モデルは、「667台」しか作られていない。














さて、当個体の お話:







2006年モデル ディーラー車 左ハンドル 



以前弊社で販売させていただいた「シーザー認定中古車」





「T」の「マリナー」で、しかも「ルマン」シルーズ




「アルナージTマリナー・ルマン」




なんなんだっ このモデルは?



この個体以外で、この「仕様」は、見たことなし。




で、




解説:




まず、当個体は、純正モデル「アルナージT」




それに、有料オプション「マリナー・パッケージ2」(172万円ほど)に順ずる装備、




プラス、特注で、「ルマン」シリーズの「バッジ」に「ヘッドレスト刺繍」




を施したモデルである。




このモデルは、メーカー「カタログ」には存在しない「特注」である。




まず、「ルマン」シリーズというモデルであるが、このモデルは、




2001年に「ベントレー」が、「ルマン24時間レース」に、71年ぶりに、復帰参戦



したのを記念して、2001年(~2002年)に、生産された「アルナージ・ルマン」



153台がオーダーされた「カタログ」モデル。




そして、2003年に、73年ぶり、6回目(24’、27’~30’に続き)のルマン24時間



レース優勝を果たしたのを記念して作られたのが、2004年の「アルナージT・24マリ



ナー」(40台)。




これを最後に、「ベントレー」はルマンで優勝したことはないので、「ルマン」モデル



は、そこで終わる。







当個体は、「Tマリナー・パッケージ2」に「ルマン」シルーズ「バッジ」を追加し、



ヘッドレスト刺繍を施しただけではなく、更に、コンセプトを「スモークド」とし



全体を仕上げている という芸の細かさ。(のちの08’アルナージ8のよう)




それで、レンズも「スモーク」、ホイールはボディ同色、



内装でも、アルミは「スモークド」、ウッドは、ピアノブラック、とくる。



内外装・天張り「ベルーガ」で、トリプル・ベルーガ(ブラック)で決め、



アクセントに、「ファイヤーグロー」コンビのステアリング に「レッド・ステッチ」



「レッド・キャリパー」、、素晴らしき上級者オーダー。




渋さ爆発!




当時「コーンズ」さんが、まとめてオーダーしていない限り、世界に唯一無二の1台。




しかも、「シーザー認定号」




間違いがない。





走行距離:「59.288km」!




走行距離を感じさせない◎コンディション。



この程度の距離数は、このバケモン・エンジンにとって 慣らし運転にも満たない。




新車時本体価格:3250万円



これにプラス 「マリナー・レベル2パッケージ」相当



これだけで、172万円もする。が、それに、「ルマン」他、諸費用、もろもろ、、




豪華すぎる頂点仕様!









外装:「ベルーガ」




最高級キャビア「ベルーガ」だもの、ただの「黒」じゃない。



実際、ロールス社の「黒」のカラー調合は、複雑怪奇で、実は、もっとも同じ色をだす



のが難しい色の一つである。




うちの職人なら、楽勝だけどね。




これに、コーチラインは、「ライトグレー」で2本。



このコーチラインで、全体が引き締まる。




今回入庫後、コキズも塗装して仕上げ済み。で。塗装コンディションも◎。




前述の「マリナー」オプションの「サイドダクト」に「4本出しマフラー」、



Fフェンダーサイドには「LEMANS」バッジ。






内装:「ベルーガ」レザー




そこに「レツド」のステッチ 



なにより、当個体を象徴する「ファイヤーグロー」コンビ・ステアリング、、






乗り込んだとたんに、ワクワクさせてくれる。



クルマ ってのは、ワクワクしないようじゃ 意味がない。 ってか、いらない。




内装のコンディションも、下記、お写真のとおり◎




このクルマが、本領を発揮するのは「夜」、、



オレンジ色に照らす計器類が、なんとも妖艶



昼間の顔とは 豹変する、、



昼は ロッケン・ロール



夜は ブルースが聞こえる、、。







装備的にも、HDDインダッシュ・ナビ、地デジ、バックカメラ 抜かりなし。



即戦力





さて、その走りは:




うるさいクルマではない。



が、ひとたびアクセルを踏む込めば、200km超の世界に息継ぎなしに加速していく。




最高速:270kmだが、それは、あまり、関係ない。



ロールス&ベントレーってのは、最高速や馬力なんかより、トルクが大事、



前述のとおり、ずおおお って感じで走らせる車であるから、大トルクこそ命。



当モデルの、89.2kgmのトルクは、、、必要以上にして十分すぎっ




これぞ「ベントレー」




これぞ「ロールスロイス製エンジン」




1959年設計の総アルミ合金「V8エンジン」は、ハンドビルド、2人一組で、80時間



を要して組みあげる、、そして責任者のサイン・プレートが、、



まったく、、どうかしている、、



異常なほどの過剰品質エンジンのコストは、バカ高い、、で、「ベントレー」(VW)



は、2020年に、この「ロールス製エンジン」の生産を中止した。



これにて、現行の「ベントレー」にも、もちろん「ロールスロイス」にも、



「純血ロールス製」のものは全て無くなった。



もう よほどの限定車でもない限り、「歴史に名を残す名車」が作られることはあるまい





ロールス&ベントレーというクルマの最大の魅力は、



世界最高レベルの腕を持つ職人集団がコストというものを考えずに、魂込めて



作っていた ということだ。



魂 を感じるクルマ ってのが大切。



それでこそ、その名を「世界一」にしたのだ。










さあ、



走り出そう、、



こいつが、




今も尚、世界一のスーパー・サルーン



「アルナージTマリナー&ルマン」だ!







因みに、当個体、いまなら、近所の奥さんが新車で買った「ベンツのCクラス」の



「最低グレードの」さえ買えないほど、安価、、これもまた、どうかしている、、







まずは、お写真、怒涛の「150枚」を、ご参考に↓





「一時預かり人」求む!