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Rolls-Royce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

BENTLEYHEADLINE

BROOKLANDS-R

  MAKER BENTLEY 
  MODEL BROOKLANDS-R 
  YEAR 1998'
  EXTERIOR SILICA


(シリカ)
  INTERIOR SANDSTONE & SOFT-TAN LEATHER
 

(サンドストーン & ソフトタン・コノリーレザー)
  PRICE \ ASK 
  MILEAGE 33.742km
  AMMENITIES





ディーラー車 左ハンドル  法人 2オーナー




V8 OHV 6747cc  ライトプレッシャー「ターボ」




4速フロアAT




300馬力 /4000rpm






全長:531cm


全幅:189cm


全高:148cm




車重:2360kg



定員:5人







装備:




Wエアバック、チルトハンドル、F:パワーシート(シートヒーター&メモリー)





純正オプション:





* ピクニック・テーブル



* 「バーズアイ・メイプル・ウッド」








内外装機関ともに稀に見る超極上車!






車検:2022年8月3日までに付き、「2年付き渡し」





 
  COMMENT


「ブルックランズ・R」!

 






解説:






1998年「ブルックランズ」のファイナル・エディション「R」である。



その数、世界「79台」






1992年まで生産されていた ベントレー「エイト」と「ミルザンヌ」を統合した



後継モデルとして、1993年から販売された「ブルックランズ」。





「エイト」は明らかに廉価版であったが、「ブルックランズ」は、廉価版ではなく



「ターボR」とコンセプト分けされたモデルである。





「ブルックランズ」の名は、




1907年、イギリスに世界で最初に建設された常設サーキット「ブルックランズ・



サーキット」の名に由来する。



正に、そこがモータースポーツ発祥の地なのである。



巨大なバンクの高速コーナーがあり、ここで数々の名勝負が繰りひろげられた。




日本のモータースポーツにも大いなる影響を与えた このサーキットは、老朽化により



戦後は使われていない。




「ブルックランズ・サーキット」建設から、100年目、2007年、ベントレーは、



2ドアの巨大なクーペ、537馬力を誇る、、当モデルと同じ名を持つ「ブルックラン



ズ」を発表する。



イギリス人、とくにベントレー社にとっても「ブルックランズ」の名は2度も使うほど



特別な意味があるのであろう。しかし、若干 ややこしくなったが、、。





名の由来を知ると、こちらの「ブルックランズ」も なんだか豪快でスポーティなモデ



ルを想像してしまいそうだが、、、まったく逆である。



豪快な走りを求めるなら「ターボR」がある、、、こちらは、その逆、ゆったり優雅に



乗りたい方用のモデル。



だから、当初「ターボ」は付いていなかったし、タイヤも「ターボR」の255に対して



「235」とロールスと同じ、サスも柔らかめ、、シートも「ターボR」のバケット形状



に対して、ロールス・シートと ほぼ同じ、ソファーかよっシートの作りとなっていた。



さりとて、廉価版ではないので、「コノリー」レザーや「バーウォールナット」は抜か



りなく贅沢に使用されている。






94年には、全モデルに「ダイレクト・イグニッション」システムが採用され、エンジ



ンルーム内の景観は一変した。



当個体の96年には、6%のパワーUPと16年ぶりとなるボディにまで至る改良が施さ



れ、ボディの全長が、3cm伸びた。



すなわち、




〜95’モデル 全長:528cm(ロングW:538cm)



95’〜モデル 全長:531cm(ロングW:541cm)



となった。



「ボディにまで至る・・」とは、例えば、95’と96’のフェンダーは似ているが、



実は、異なる。 これは、ちょっと見ただけは分からない。



こういう所がロールス社の すごい所で、とてつもない費用をかけながら「言わない」







「ブルックランズ」、97年には、ロールスが、「スパーターボ」となると、同じく



「ライトプレッシャー・ターボ付き」となる。




そして、生産中止となる最後の「1998年」に、「ブルックランズ・R」が発表される。





それが、当モデル




「R」=「ロードホールディング・パッケージ」




・エンジンは、「スパーターボ」と同じ、「300馬力 /4000rpm」



・「コンチT」のハイパフォーマンス・ブレーキ



・この大型ディスクのために、ホイールは、「コンチR」の「17インチ」を



・ステアリングラックも「ターボR」



・「ターボRT」と同じ、「メッシュ・グリル」



・98’モデルの証: ボディ同色「バンパー」



・同じく証:ヘッドライト廻りもボディ同色



・新型バンパー= メッシュ・ダクト



・新型「ステアリング」









93年から97年の間の「ブルックランズ」生産台数は、



「ショート:1343台」、「ロングホイール:188台」




1998年「ブルックランズ・R」の生産台数は




「ショート:79台」  *左H:57台。右H:22台




「ロング・ホイール:12台」 




当個体は、世界中に散らばる、「98’R、左H、57台」中の1台。






「SZ系ベントレー」のファイナル・モデル「ブルックランズ・R」は、貴重〜



なのである。














さて、当個体の お話




ディーラー物  法人2オーナー




当社・初入庫個体




まだまだ弊社で扱ったことのない個体が眠っていたか、、




走行距離: 「33.742km」!




恐ろしいほどの◎コンディション、、



こりゃ 私より 環境の良いところで暮らしていたに違いない。





このまま即納できそうだが、、まっ うちのメカニックの過剰整備にかかれば、



また、一から「240項目」を診ることになる。









外装は、「シリカ」





私も大好きな最強カラー!




シャンパンゴールドって感じ。




塗装コンディションも極めて◎! 艶々 バリビカッ




その特徴から、パッとみて、「R」だと判断できる。




全長:531cmのショートボディ



この年、「ターボR」のショートボディはない ので、SZ系ファイナル・ベントレー



の「ショート」を欲するなら、選択肢は、このモデル 一択。







内装は、「サンドストーン」と「ソフトタン」のコンビ・「コノリー」





メインに「サンドストーン」、ダッシュ上部とシートパイピングに「ソフトタン」、




しかも、ウッドは有料オプションの「バーズアイメイプル」、からの〜「ピクニック・




テーブル」も追加 という上級者お洒落&お上品ナイス・オーダー!




この内装カラーと外装の「シリカ」とのマッチングが、お見事っ。





レザーのコンディションも驚愕もの、、経年変化という概念さえ感じさせない。




まるで、スレ・ヤレがない。



この時代の「コノリー」レザーのしっとり、ふっくら風合いは、一見の価値あり。




個体、ウッドにもクラックがないっ、、どこにも見当たらないっ



ありがちなウッドレールにつく、シートベルト外した時のコッツンキズさえ、、ない。





しかも、どこもかしこもオリジナルのまま、、マジックっ



大切にしたことは元より、やはり、前述のとおり、保管環境が よほど よかった



としか思えない。




車自体は、世界一頑丈ながら、保管環境の違いで、仮に 走行距離が同じくらいの車



でも、コンディションには決定的な差がでることになる。






まずは、走らせてみた:




例の儀式(3秒待ち)後、セル一発、100mも走れば、調子の良さが分かる。




最終の記録簿は、2018年10月:「コーンズ」さんの「31.727km」




そこから、まだ2千キロほどの走行、、にしても、文句ない走り。




以前モデルの「ブルックランズ」に乗ったことのある方なら、その違いが即座に分かる



明らかに、速く、ブレーキも効き、ステアリングも少し重め、性能的には、95年モデル



の「ターボR」と同等だが、味付けが異なる。



「インタークーラーなしのライト・プレッシャーターボ」は、「スパーターボ」で



大好評を博した優れモノ



本来、この17インチ・ホイールには、他モデルは「255サイズ」タイヤを履く、



だが、当モデルは、ロールスと同じ「235」としていることで、乗り心地がロールス、




好い所取り。



走りも堪能できる し、乗り心地もバツグン。



色々なロールス&ベントレーモデル、色々な高級自動車メーカーの車に乗り継いで、



最後に辿り着いた先が、このモデル かもだ。





さあて





・SZ系ベントレーのファイナル・セダン




・世界「79台」




・最強カラー「シリカ」




・最高のコンディション




・低走行車




こんな「奇跡の1台」が、クラウン価格 って どういうことっ!





入門車にして「家宝」





「一時預かり人」求む!






の前に、お写真、怒涛の「134枚」を、ご参考に↓