株式会社シーザートレーディング
TEL.042-480-2222 (営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12
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ROLLS・ROYCE |
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PHANTOM-X |
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1967’ |
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TITANINE BLACK & GARNET (チタン・ブラック & ガーネット) |
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BEIGE・LEATHER (ベイジュ・レザー) |
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ASK |
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46.564 mile (74.502 km) |
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1967’モデル US仕様 左ハンドル 国内:平成23年(2011年)登録、 V8 OHV 6230cc 4速コラムAT 全長:604cm 全幅:200cm 全高:174cm 車重:2600kg 定員:6人 装備: パワステ、パワーウインド、クーラー、ガラス電動パーテーション、 ジャンプシートx2、リア・センターキャビネットにピクニック・テーブルx2、 内部に、新車時オリジナルの英国「ウォーターフォード・クリスタル」社製 (グラスX10、ボトルX2)、 「ムートンマット」一式。 後付け: *パネル下に「カロ・ナビ」 *「バックカメラ連動」 *「ドラレコ」 *「キセノン・ヘッドライト」 *「ETC車載器」 稀に見る奇跡的・超絶極上車! 車検: 2年付き渡し |
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「ジェームス・ヤング」コーチビルドの傑作! 「ファンタム5」の 「PV23」! 解説: 1925年発表の「ファンタム1」から続く、ロールス・ロイス頂点モデル・・ つまりは、世界の自動車の頂点モデルに君臨する「ファンタム」の5代目である。 今回は、ちょいと時代を さかのぼって「ファンタム」自体の歴史から簡単にご解説したい。 1904年創業の「ロールス・ロイス」が最初に、その名を世界に知らしめた傑作モデルが、 1906年に発表した「40/50馬力」である。 直列6気筒・7036cc(後に7428ccに)、「ロイス」設計の自信作、、 このモデルの優れた性能をアピールするため、翌 1907年、「ロンドン〜グラスゴー間 ノンストップ・ラン」に挑戦する。 それまでの記録は、シドレーという車の「11.272km」 「40/50」は大人4人を乗せ昼夜を問わずノン・ストップ(給油を除き)で走り、、 叩き出した記録は、、「23.315km」! ノンストップで東京・福岡間を 12往復くらい、、今でも凄い、 しかも、走行直後の検査(機関を元の正常状態に戻すのに、いくらのパーツ代が必要か?) の結果、パーツ費用は、僅かに「2ポンド2シリング」にすぎなかった。 この驚異的な記録は、当時の人々を驚愕させると共に、ロールス・ロイスの ずば抜けた性能 を世に知らしめる。 この段階で、すでにロールス社は世界一の自動車メーカーと賞賛されている。 この記録を出した「40/50」は、シルバーにオールペイントされ、音もなく走行することか ら「シルバーゴースト」のプレートが張られていた。 この後、「40/50」は、「シルバーゴースト」のモデル名で販売されることとなる。 「シルバーゴースト」は、永きに渡って生産されたが、1925年、改良ともに新型モデル となる。 モデル名「ファンタム」! 中身は事実上のゴーストであったが、ここから「ファンタム」の神話が始まる 伝説の頂点モデル「シルバーゴースト」の正当な後継モデルが「ファンタム」なのだ。 ・1929年には、更なる改良が施され「ファンタム2」に (直列6気筒OHV/7668cc) ・1936年には、ついに飛行機のエンジンと形容された(実際には違うが) 12気筒・7340ccエンジンを積み「ファンタム3」に、 1939年、第2次世界大戦の始まりで一旦「ファンタム」の歴史は途絶える 第2次大戦後、ロールス社が本社「クルー」工場で再開、生産・販売を始めたのは、 1946年からのことである。 当初、ベントレー「マーク6」とロールス「シルバーレイス」の販売でスタートしていた ものの、ロールス社としては、戦前の「格」を取り戻すため、頂点モデル「ファンタム」 をも復活させる必要があった。 そこで、1950年に登場したのが「ファンタム4」であるが、このモデル (直8気筒エンジンを積む)は、王族、皇族にしか販売されず、1950年から56年の間 に、僅か「18台」しか生産・販売されていない。 詳しくは割愛させて頂くが、要は「ファンタム」と名の付くモデルは、 「そういう車」ってこと、、。 「格」を取り戻したロールス社が次ぎに発表した「ファンタム」が、 アルミ合金製・新型V8エンジンを積む、ファンタム5。 では、ここから、やっと、、 「ファンタム5」物語 登場は、1958年、実際のデリバリーは、1959年から、 同じエンジンを積む、クラウド2(ベントレーS2)と同時に発表された。 「ファンタム5」のシャーシは、「クラウド」をベースに延長・補強されたもので、 そのメイン・シャーシは、10tトラックのごとし、、。 新設計アルミ合金製 V8 OHV 6230cc ミッションは、GM製を改良し、ロールス社自身で作られた「4速コラムAT」 ロールス社というのは、飛行機のエンジンをも作れる研磨に特出した技術を持つわけだから、 エンジンもミッションも尋常じゃない耐久性を誇る。 ブレーキは、全輪ドラム式ながら、「イスパノ・スイザ社」の特許「メカニカル・サーボ・ ブレーキ」により、効き は、現在の交通事情の中でも、まったく問題ない。 正確には、、 バブル期くらいまでは、このブレーキ・システムは怖かった、 当時、このシステムを完璧に理解し、整備できるメカニックが、ほとんど日本にいなかった からだ。 現在でも少ないが、弊社のメカニックなら、 楽勝、正しい整備(オーバーホールなど)を施せば、これほど信頼性の高いブレーキもない。 普通に効く。 ロールス社も、信頼して採用したようで、当時の インタビュー記事: 記者:「どうして、ディスク・ブレーキを 採用しないのですか?」 RR:「メカニカル・サーボ・ブレーキより、優れたディスク・ブレーキが あるなら採用してますが」 「ファンタム5」は、前期型と後期型があり、1959年〜1962年までは、「クラウド2」ベース 後期型は、1962年〜1968年までは、「クラウド3」ベースである。 圧縮比が違うなど、若干の機関的違いがあり、後期型のが好ましい。 *ロールス社では、もっと細かくシリーズ分けしていて、全9シリーズ、、 これは、覚える必要はない。 「ファンタム」のボディはロールス社の自社製(スタンダード・モデル)ではなく、 全て、社外の「コーチビルダー」によるハンドビルドで製作される。 「ファンタム5」は、トータル「516台」、プロト・タイプ2台を加えると 518台が、10年間で生産(オーダー)された。 そして発売から10年が経った1968年、 エンジンが、「シルバークラウド」から「シルバーシャドウ」用に改良・出力も若干UPされ たV8・エンジンとなり、「ファンタム6」に進化する。 しかし、「374台」作られた「6」では、事実上、コーチビルドしたのは「MPW」 1社だけ*2台(クーペとカブリオレ)のフルア製と4台の霊柩車を除き。 「6」は、1968年~1990年と、「5」の倍以上「22年間」も生産されたのに、生産台数は、 僅かに「374台」、、その理由は、下記の「複数コーチビルダー」が製作に参加していない から と、アメリカ輸出(排ガスとボディ規制で)ができなかったためである。 「ファンタム5」の最大の魅力は、複数のコーチビルダーが、複数のデザインで参加・製作 したことにある。 では、参加メンバーを ご紹介しよう。 1. 「パークウォード」 :157台 2. 「HJマリナー」 : 9台 3. 「MPW」 :151台 4. 「ジェームス・ヤング」:196台 5. 「HOOPER」 : 2台 6. 「シャプロン」 : 2台 7. 「ニコルソン」 : 1台 トータル: 518台 内、2台は、「HOOPER」と「パークウォード」が作った試作車で、生産台数に加えない 場合が多い = 「516台」 ってことは、「HOOPER」が市販したのは、1台だけ、、 6.の「シャプロン」は、シトロエンDSのカブリオレを作ったことで有名なフランスの コーチビルダーであるが、作った2台のデザインは、HOOPERから譲り受けたもので、 同じようなもの。かっこいいカタチでもない。 7.の「ニコルソン」の1台は、「霊柩車」だ。 2.の「HJマリナー」の9台中(1台と8台)には、2種あって、どちらも、スポーツモデルの 得意なマリナーらしい 平べったいスポーツ・リムジン。 「ファンタム5」において、もっともポピュラーなカタチが、「パークウォード」製の デザイン・ナンバー:「980」 ところで、前述のとおり、「5」には、前期型(1961年まで)と後期型(1962年以降)が あるが、奇しくも、「パークウォード」と「HJマリナー」は、1962年以降ロールス社の 傘下として合併(1959年に登記的には合併していたが)、その後は「マリーナ・パーク ウォード」製となる。 後期型は、ベースである「クラウド3」にならい、ヘッドライトが2灯式から4灯式になるの で、区別しやすい。 合併後、このデザイン「980」が、「MPW」製として、デザイン・ナンバー「2003」となる そう事実上「パークウォード」デザイン。 では、「ジェームス・ヤング」は、というと 全作品「196台」中、デザインは、「8種類」 デザイン・ナンバー 1. 「PV10M」 :7パッセンジャー・リムジン 2. 「PV55」 :2ドア 3. 「PV55S」 :2ドア 4. 「PV65」 :特注された変なリムジン 5. 「PV15」 :7パッセンジャー・リムジン 6. 「PV22」 :ツーリング・リムジン 7. 「PV16」 :7パッセンジャー・リムジン 8. 「PV23」 :ツーリング・リムジン *厳密には、上記に加え、末尾に「SD」が付く、「セダンカ」が、 更にワンメイク派生モデル「PV22MB」「PV23SDM」などがある。 さて、上記のうち、1.2.3.4.は、各1台だけ作られた特注物なので忘れよう。 面白いのは、この4台をオーダーしたオーナーは、全員アメリカから。 「ファンタム6」は、排ガス規制とマイルバンパー規制で、アメリカへは輸出できなかった が、「ファンタム5」の時代は、アメリカ・マーケットが主体だった。 では、「PV15」「PV16」「PV22」「PV23」の お話 これは、2モデルに分けて区分する。 最初に登場したのが、「PV15」と「PV22」、これは外見上、同じデザインで室内の造作 だけ違う。 と 思っていたら、、ボディまで違ったっ、、ビックリ! 用途の違いで変えたようだ↓ 「PV15」が、「7パッセンジャー」 = 7人乗り = 働くクルマ 「PV22」が、「ツーリング」=6人乗り(事実上4人乗り)= 豪華版 ボディの違いは、「15」の方が、2.6cmほど屋根が高く、更に屋根後部端が少し長い で、全長は同じなので、= トランクの切り立ちの角度も違う。 これは、「PV15」の場合、本当に7人乗せたかったようで、こういうボディに。 事実、「15」の後部シートは、「22」より後ろの位置にあり、室内空間を広くとってある。 ぱっと見じゃ写真で判別できないが、比べて見ると〜 確かに違う。 まさか、そこまで芸が細かいとは思わなかった。 おそるべし、、「ジェームス・ヤング」 同じデザイン名であるが、1962年より、2灯式ヘッドライトから4灯式となる。 そして、 1965年にデザイン変更 「PV15」が「PV16」に 「PV22」が「PV23」に 変更されたのが、リア・クォーター・ガラス、、逆三日月型に。 これが、実に、よい。わび、さびの世界。 このデザインこそ、「ジェームス・ヤング」の戦後・最高傑作モデル! 無論、豪華版「PV23」こそが、それだ。 なにもかもが、素晴らしい、、。 生産は、1965年〜1968年: 「PV23」生産台数は、「30台」 内、3台が、「セダンカ」*前席・天井が外せる。 つまり、当個体デザインは、世界「27台」となる。 現在、価格が高額なのは、数の少ない「セダンカ」であるが、雨漏れするので実用度は低く 博物館用。乗るなら、「27台」の中から。 購入国内訳: 1位:「アメリカ」 :「12台」 2位:「イギリス」 :「10台」 3位:「日本」 : 「2台」 4位:「フランス」 : 「1台」 4位:「スペイン」 : 「1台」 計: 「27台」 *内、「右H」は、英国と日本の「12台」 内、「左H」は、他国で 「14台」 では、日本で新車「ファンタム5」を購入した方 一覧: 1. 1961年: 「英国大使館」 :パークウォードの「980」 2. 1961年: 「陛下」 :パークウォードの「980」 3. 1963年: 「陛下」 :「MPW」の「2003」 4. 1966年: 東京の「Kさま」: 「PV23」 5. 1967年: 中野の「Kさま」: 「PV23」 6. 1967年: 「英国大使館」 :「MPW」の「2003」 上記、3.の「陛下」の「2003」が、近年「陛下のファンタム6」と勘違いされていた「5」だ この「2003」は、=「ファンタム6」のデザインだから。 4.の「Kさま」「PV23」は、Kさま亡き後、売却され、キレイにレストア (シルバーボディ)された。 ご子息様から当時の思い出話をお伺いしたことがある。 5.の別の「Kさま」は、まだ ご所有されている はず。(ブラックボディ) 数年前に弊社で整備させていただいたことがあり、内装など、しげしげと拝見させていただ いた。 リア・キャビネットは特注していた。 上記、2台の「PV23」のほか、知る限り、3台の「PV23」= 計:5台の 「PV23」が日本に住んでいる。*内、1台、海外に引っ越したかも。 3台中の1台は、以前弊社で販売させていただいた「ブラック&グリーン」の個体。 英国の「ジャック・バークレイ」から輸入された個体で、フル・レストアされていた。 *1863年創業「ジェームス・ヤング」は、1968年にコーチビルド業をやめ、 ロールス・ディーラー「ジャック・バークレイ」の特注部門に吸収される。 この個体は東京に住み、現在も整備は弊社で担当している。 他、1台は、関西の車屋さんで販売していた個体。実車は、みていない。 そして、当個体。 では、当個体の お話: 以前弊社で販売させていただいた「シーザー認定号」の「PV23」 1967年5月:完成 1967年8月:アメリカ・マサチューセッツ州、ブルックラインに住む 「Mrs.アンドリュー・ケネディ」に納車 んっ? と お気づきの方もいらっしゃるだろうが、マサチューセッツの「ブルックライン」、 (またはブルックリン)と言えば、、 そう 「ジョン・F・ケネディ」大統領の故郷 ファースト・オーナー様は、ケネディ家の一族か?? で、調べてみると: 「ケネディ家」は、アイルランドからの移民で、この地に住みついたのは、1849年に アイルランドから来た「パトリック・ケネディ」氏が祖。 この方の息子さんが、事業で大成功し財を築く、「ジョン・F・ケネディ」は、この方の 息子さん(第3世代)、 つまり、ブルックライン住む「ケネディ」と名が付く性は、皆一族 この個体も、どなたかのケネディ家の奥さん(奥さんなので歴史に名が残っていない)。 どちらにしても、当時「ファンタム5」を買えた方は、想像もつかないお金持ちだったこと は間違いない。 更に、欲しいから買えた車でもない。 購入するには「審査」に通ることが必要だった。 当時、新車を発注してから、納車までに1年ほどを要したと思われるが、 納車が近づくと、ロールス社から手紙が届く、、 「運転手さんを、よこしてください」 運転手さんは、ロールス社の「教習所」へ、2週間 行くことになる。 日本の自動車教習所のような「コース」があり、ここで、「ファンタム」というクルマの 「正しい乗り方」を教え込まれる。 ステアリングの持ち手は、4時40分 だの、 ルームミラーをみてはいけない だの、 そして、バック(車庫入れ) を徹底的に練習する。 正しい運転手は、小さなフェンダーミラーを 僅かな首フリのみで確認、 うしろを見てもいけないし、ルームミラーもオーナー様と目が合うので見ては ならない。 それで、一発でキレイにバック車庫いれする。 学科もある。 ここでは、 こういうときは どうするシリーズを学習する。 例えば、 オーナー様が、葉巻に火をつけたまま、車から出て行った。 どうする: 正解は、 葉巻が床に落ちるまで見てる。 オーナー様は、すぐに戻ってくるかもしれないから。 戻ってこなかったら、床に落ちる寸前にキャッチし、それをオーナー様に渡す 例えば、 オーナー様の友人、知人宅のパーティに訪れたとき、最初に やるべし は? 正解は、 そのお宅の、給仕頭に、その家の しきたり を聞く。だ こうして、2週間 みっちり学習し、卒業すると、ロールス・ロゴ入りの「帽子」を頂ける。 かくして、正しい運転手さんが、「ファンタム」と共に、オーナーの元に届くのだ。 これほど、難しいから、英国ではロールス運転手さんの給料は極めて高額だった。 オーナーとて、自慢の運転手だから、「ファンタム」のミラーは、最終期モデルを除き、 小さなまま だった。 それは、「うちの運転手は一流だから、大きなミラーなど不要」という意味であった。 話を元に戻そう、、 Mrs.ケネディが手放した後、オーナーが、2人替わる。 2人目のオーナー様も超有名人 「ウイルソン・ピケット」氏 ソウル.R&Bシンガー 91年には、「ロックの殿堂入り」を果たした大物だ。 70年代には、日本でも流行し、日本版レコードが、何枚もリリースされた。 たしか、1974年に、日本公演を行ったはず、、日本公演レコードもある。 1969年 5月28日 登録 「ピケット」氏は、当時、ニューヨークのカネーギーホール隣のビルに会社があった。 そこの名義。 3人目のオーナー様も すごい方 あの「ジョンソン&ジョンソン」社の 内の一人、「ジョンソン」氏 登録は、1971年 11月3日 「セワード・ジョンソン」氏は、人物の彫刻家としても有名で、アメリカ各地の街に作品 がある。自宅も「ジョンソン&ジョンソン」の本社と同じ、ニュージャージーにあった。 この個体を いつ売却したのか定かではないが、 次に入手し、販売したのが、アメリカ大陸・1番の某ロールス・レストアラー、 文章で残されていて、 そのときの距離数が、「35.502マイル」= 56.803km 仕上げた上で、4人目 南カリフォルニアに住むオーナーの元へ、 アメリカで、4オーナー 2011年 販売元に戻り、再販、 この時の走行距離: 41.702マイル = 66.723km これを購入したのが、日本の前オーナー様、国内 法人1オーナー時に弊社で販売させて いただいた。 当然、「シーザーがファンタムを販売する上での決まり事」=納車整備は、 「元・陛下のメカニック」に御担当いただく。 つまりは、「陛下と同じ待遇整備」を施す。 その後、オーナー様の体調の関係で、再入庫・再販。 今回は、オーナー様の駐車場の関係で、再入庫となった。 前々回販売時の走行距離: 42.650マイル = 68.240km! 前回販売時の走行距離: 46.312マイル= 74.099km! 現在の走行距離: 「46.564マイル」 = 「74.502km」! 事故歴なし、実走の奇跡の1台。 では、じっくり観察してみよう。 逆三日月のリア・クォーターのデザインが、秀逸、、 外装は、「チタン・ブラック」&「ガーネット」 デリバリー時のカラーが「チタン・ブラック」である。 もち、ウレタン鏡面仕上げで、オールペイントされている。 ボディ上部の「ガーネット」は、レストア時であろう、追加され「コンビカラー」に。 がぜんお洒落に生まれ変わっている。大正解。 塗装は、流石に、うまい。 アメリカで、これほど上手に塗装できるレストアラーも珍しい。 今でも、ビカビカだ。 今回は、内外装ともに、前回販売時と変わりがないので、パネル(走行距離)写真以外、 同じ写真↓を使っているが、唯一、この写真撮影後、、前後のバンパーを再メッキしたので さらに、綺麗になっている。 ボディは、総アルミ製。 実物大の木骨を作り、それに、合わせながら、イングリッシュ・ホイールと呼ばれるローラー で局面を出し、数十種類のハンマーを使い トンテンカン、 完成したボディは、ベルトコンベアー製品を遥かに凌ぐ精度、、 ドアとボディの隙間は、5mm以下、国産車で一番ドアの隙間 が狭いが売り の「新型 センチュリー」は、「7mm」 当「PV23」は、観音開きのドアを持つが、すごいのは、この ドアだ。 前後のドアを同時に閉めても、接触しないのだ。 この精度は 脅威的で、同時期「MPW」「ファンタム」も観音開きであったが、 こちらは、ドアを同時に閉めると 僅かに接触してしまうため、1枚づつ閉める必要がある。 更に、フロントのドアを開ける時、ボディとの隙間は、1mmほど、爪が当たるが、新聞紙 なら触らないという精度。 ヒンジが特殊なのだ。 とにかく、「ジェームス・ヤング」の「5」における「作り」だけは、気合が違う。 「これが まね できるか?」とでも聞こえてきそうな職人気迫。 凄過ぎる、、。 全長:604cm 全幅:200cm 全高:174cm 威風堂々、、山の如し。 内装は: 「ベージュ」コノリー デリバリー時も「ベージュ」だし、最初は、質感、風合いともにオリジナルだとばかり思って いたが、キレイ過ぎる、、前述のレストア時に張り替えたに違いない。 当社レストアに勝るとも劣らない、素晴らしきレストア技術、、敬意をはらいたい。 戦前は、オーナーが替わる度に、次のオーナーの好みの色に塗装し直したり、内装を張り 替えたり、なんなら、ボディ形状まで(リムジンからオープンとか)変えていたのが、普通で それが、ロールス乗り・という種族。 ウッドも、オリジナル「バー・ウォールナット」であるが、表面のクリアはリペアされている ので、こちらも艶々。 この「ウッド」が、また凄い、、。 杢 ウッドの木目がハンパじゃない。 のちには観る事ができない巨大な「バー」(クルミの木の根っこ部)が使われている。 この均等じゃない杢模様は、養殖物ではなく、ワイルド物であろう。 60年代には、この「バー・ウォールナット」が珍重され、世界中の森で、採取された。 「バー・ウォールナット・ハンター」という専門職も存在し、一攫千金狙い。 晩年のロールス社が使用していたウッドは、80年物「バー」の養殖物であったが、 60年代には、200年物クラスのワイルドも まだまだ商売になるほど自生していた。 当個体のウッドも それクラスである。 もはや、美術館級。 「PV23」の見所は、リア・キャビネット。 2つのピクニック・テーブルを開くと、奥に鏡、 木目は、一腹の絵画。 その下には、グラス・セット、左右 各 5ケづつ 計:10個 そして、センターのキャビネットを開くと、ライトが点灯する。 またもや、奥に鏡、クリスタルのボトルが、2つ 輝く。 このキャビネットのドア、、表も内張りのウッドも、宇宙、、。 劇場。 このグラス&ボトルも、なんと オリジナル! 英国「ウォーター・フォード・クリスタル」社製 ハンドカット・クリスタル。 この会社も面白い「縁」がある。 創業:1783年 と、「ロールス社」や「MPW」社が好んで使う「ロイヤルドルトン」の 創業:1815年 より老舗。 会社は、アイルランド、んっ アイルランドといえば、「ケネディ家」も、、 調べてみたら、アイルランドには、26県もあるのに、なんとケネディさんちは、 お隣の県だった しかも、「ウォーターフォード」の代表作である「シャンデリア」を飾っている場所で 有名なのは2か所。1ケ所は、英国の「ウエストミンスター寺院」 もう1ケ所が、米国の「JFケネディ・記念センター」、、不思議な縁である。 キャビネット下部には、折りたたみ式シート(ジャンプ・シート)が、左右に格納されている 引き出せば、シートとなる、、これは、本来、通訳でも座るためのものだが、今となっては 子供用か足置き(オットマン)。 が、いざっ て時、6人乗れる というのは有益だろう。 後部シート、右・逆三日月窓下には、当時物「ラジオ」 左には、エアコンの調整ツマミ。 左・肘掛には、3つのスイッチ 内、右の丸い黒スイッチが、パーテーションを下げるスイッチで、左が上げるスイッチ、 電動で 音もなくガラス・パーテーションが上下する。 中央のトグロ・スイッチが、室内灯ON・OFFスイッチ。 右・肘掛のスイッチは、右が上げ、左が下げ、中央は、アンテナ出しスイッチ 座り心地? 陛下も王様も女王様も文句なし。 後付け(日本)で、パネル下に「カロッツェリア」の「HDDナビ」、 今となって「ナビ」は必要ないが、「バックカメラ連動」なので、有益。 機関系も、かなりの整備が施されていたが、前回、前々回と「元・陛下のメカニック」に より、整備済み。 陛下の「ファンタム5」より、調子よいのは間違いない。 しかも、エンジン・ルームの中も、恐ろしく美しい。 この「V8」エンジンは、無敵だ。 完全なる過剰品質で、頑丈、始業点検で、「ラジエーター水」と「エンジンオイル」の 適正量さえ点検していただければ、エンジンが勝手に故障することは稀中の稀であろう。 ただし、「水」と「オイル」が足りていない状態で走らせれば、、問題外。 パーツ供給も、私たちが生きてる間には、困らない。 乗ってみた: キーを差込み、5秒ほど待って、セルを回す。 一発でV8が目覚める。 オートチョーク、エンジンが暖まるまで、回転数が勝手に高いから、テクニックは必要なし。 温まるのに、さほどの時間は要さない。 アイドリング回転が下がる(安定する)。 ハンドルポスト左の細〜いシフト・レバーを、3速に入れ 走り出す。 4速発進でも問題ないが、出足3速を使うと、キビキビと走れる。 それにしても、当個体のエンジン音は、とんでもなく静かだ。 十分な加速、現在の交通事情の中でも、普通に走れる。ってか、むしろ、速い。 いや〜 まさに 大型クルーザー、、大は小を兼ねる。 こりゃ 運転手が一番楽しい! こんな楽しい乗り物ない ってほど。 6m4cmは、大きく感じるだろうが、そこらを走ってる 2tトラックより、小さく、 目線が高いから乗りやすく、ステアリングもキレキレで、なんのクセもなく、簡単に運転 できるのだから、誰にでも乗れる。 オートマ、パワステ、パワーウインド、よく効くクーラー、快適に走る装備は、全て備える。 世界「30台」の「PV23」は、世界じゃ、価格高騰がすさまじい。 現時点では、日本は、世界一安価な市場なのである。 また、今、当個体の販売価格は、新車「ロールス・ロイス」の中で、一番安価な「ゴースト」 と同じくらい、、当然、「ゴースト・エクステンディッド」も、まして「ファンタム」は 買うことはできない。 はっきり、言って、信じられないほど 不当に安い。 でも、それが「シーザー価格」。(国内販売専用価格) しかも、当個体のコンディションは、「30台」中でも最高クラスだろう。 「神業コーチビルド」 「動く家宝」 「動く博物館」 「移動式美術館」 「乗れる家宝」 「動く玉座」 「名門ジェームヤング 最後の作品」 「戦後ジェームスヤングの最高傑作」 一時預かり人募集〜! まずは、怒涛の写真「189枚」を、ご参考に↓ |
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