株式会社シーザートレーディング
TEL.042-480-2222 (営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12
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BENTLEY を ROLLS-ROYCE に |
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BROOKLANDS を 「SPIRIT W」に |
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1995 |
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RACINGGREEN (レーシンググリーン) |
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BEIGE LEATHER SPRUCE PIPING (ベージュ・レザーに スプルース・パイピング) |
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ASK |
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31.928 km |
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ディーラー車 左ハンドル V8 OHV 6747cc 4速フロアAT 馬力&トルク:必要にして十分 全長:528cm 全幅:189cm 全高:148cm 定員:5人 車重:2320kg 装備: Wエアバック、Fパワーシート&シートヒーター&メモリーシート、他 フル装備 特注: 外装: ・「ロールス・ロイス」:「グリル」 ・「ロールス・ロイス」:「ボンネット」 ・前後バンパー同色塗装 ・Fスポイラー同色塗装 ・ヘッドライト廻り 同色塗装 ・「96’ RS」&「98’ RT」専用「17インチ・アルミホイール」 ・ ↑ホイールに「RR」オーナメント ・「SPRIT W」エンブレム (特注) ・「CAESAR」エンブレム (特注) 内装: ・ロールス・ロイス純正「ステアリング」 ・ロールス・ロイス・マーク「スピードメーター」 ・ロールス・ロイス・マーク「タコメーター」 ・ダッシュ上部「セントジェームスレッド」レザーに張替え ・「レッド・ムートンマット」 ・予備「カーペット」一式 ・「CDオーディオ」 ・ トランク内の「キル・スイッチ」を助手席足元に移設 ・「ETC車載器」 内外装機関ともに稀に見る超極上車! 車検:令和8年 3月17日まで |
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「95’ ブルックランズ」ベース ワンメイク「スピリット・4」! 解説:ベース・モデルから 1992年まで生産されていた ベントレー「エイト」と「ミュルザンヌ」を統合した 後継モデルで、1993年から販売された「ブルックランズ」。 「エイト」は明らかに廉価版であったが、「ブルックランズ」は、廉価版ではなく 「ターボR」とコンセプト分けされたモデルである。 豪快な走りを求めるなら「ターボR」、、、こちらは、その逆、ゆったり優雅に 乗りたい方用のモデルである。 だから、「ターボ」なんてものは付いていないし、タイヤも「R」の255に対して 「235」とロールスと同じ、サスも柔らかめ、、エアロ装備なんて無し、シートもRの バケット形状に対してロールス・シートと ほぼ同じ作りとなっている。 さりとて、廉価版ではないので、「コノリー」レザーや「バーウォールナット」は抜か りなく贅沢に使用されている。 94年には、全モデルに「ダイレクト・イグニッション」システムが採用され、エンジ ンルーム内の景観は一変した。 96年には、ボディにまで至る改良が施され、更に97年には「ターボ付き」となり 「ブルックランズR」となる。 つまり、当個体のモデルは、94年と95年にしか存在しない。 94’と95’の生産台数は、「369台」 内、当個体の「95’ 左ハンドル」は、「63台」のみ この「95’ ブルックランズ」をベースに 「当個体」の お話: 以前当社で販売させていただいた「シーザー認定・中古車」 2011年、2オーナー時、1万キロ台走行で仕入れ、その後、2名様に販売。 最後のオーナー様(2015年に販売)のご依頼で、当社で完成させた「スピリット4」 「CAESAR号」。 今回は、終活の一環で 再入庫。 走行距離: 「31.928 km」! にしても、、「BENTLEY」を「ROLLS・ROYCE」にしてくれ という 前代未聞のご要望。 これは、簡単なことじゃない。 例えば、 ベントレーグリルをロールス・グリルに交換すると、ボンネットのエッジが異なるため ロールスのボンネットが必要となる。 さらに、スピードメーターとタコメーターには「Bマーク」、文字盤をRRものに 交換要す。*ロールスに「タコメーター」は付いていないから特注。 エンジンも、シリンダーヘッドと上部カバーに「BENTLEY」 3か所を「ROLLS・ROYCE」オリジナルものに交換、、 元来、「スピリット4」というモデルは存在しない。 95’ スピリットは、「シリーズ3」だ。 そう、トランクの「SPRIT W」エンブレムはワンメイクの特注物。 もち、「CAESAR」エンブレムもオーナー様の ご依頼で 製作。 かくして、どっからどうみても、「ロールス・ロイス」の完成。 世界に1台だけ、、 それでは、「外装」「内装」「機関系」と分けて 詳しく ↓ では、下記より写真「113枚」ともに↓ |
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| 外装色は、「レーシング・グリーン」。 ソリッドのグリーン。 以前からある伝統的カラーではあるが、92年から、それまでの「ラッカー塗料」から「ウレタン塗料」に 変更となっている。 これで、「塗装クラック」の心配はなくなった。 前回、「ロールスロイス化」時に、ボンネットをロールスのに交換した際、 ボンネット・前後バンパー・Fスポイラー・ヘッドライト廻り、及び、コキズのあった箇所まで、 塗装したので、現在も バリのビカッ! ボディ両サイドには、内装色に合わせた「ベージュ」色のコーチラインが2本。 やはり、コーチラインが入っていないと、盛り上がらない、、。 ホイールは、オーナー様のご希望で、「96’RS」と「98’RT」にだけ採用された「17インチ・ アルミホイール」を(奇跡的に)GET。 今じゃ無理でしょね。 *「ブルックランズ」は「16インチアルミ」 しかも、拘りまくりのオーナー様、オーナメントも「RR」に このホイールに、ブリジストンの「235・55」サイズのタイヤを選択。 乗心地は、ロールス同様、ソフトであるが、このホイールとタイアのマッチングが最高だそうで、 オーナー様曰く:「最高の乗心地」 全長:528cm 96年モデルから、マイナーチェンジで、全長は、531cmとなる。 立体駐車場にありがちな「530cmパレット」に入庫することのできる年式は、95年が最後となる。 |
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| 内装は、「ベージュ」コノリーに「スプルース」パイピング。 「ベージュ」カラーは、よく選択されがちな「マグノリア」や「パーチメント」より、濃い色合いの クリーム系カラー。このカラーのメリットは、汚れが 目立たないこと。 これに、各シートに、「スプルース」=「針葉樹の葉」=「グリーン」カラーのパイピングが入る。 この「スプルース」のアクセントが当個体の内装印象を 決定的に 素敵にしている。 これに、前オーナー様のご依頼で ダッシュ上部を「セントジェームス・レッド」に張替え。 オーナー様、このカラーが大のお気に入りで、、この個体と同時期に、弊社で販売させていただいた 「コーニッシュV」の内装を、全て「セントジェームス・レッド」に張り替えて という無茶ぶりも。 ご期待にそうべく、英国で「コノリー特許」を取得している革屋で、コノリーをオーダー。 今の「コノリー」ものは、牛が当時より小さく、1台張り替えるに、牛革20枚は必要となる。 *90年代ロールス社は、1台に、「革 16~18枚」としていた。 「コーニッシュV」は、シート、ドア内張りまで、全て総張替えした。 当個体は、ダッシュカラーに合わせ、「レッド」の「ムートンマット」も英国オーダー。 もちろん、ロールスと同じレベルの毛足もの でだ。 お写真でもある程度ご理解いただけようが、、流石に 低走行車、、シートレザーを含め、内装全体・・ まったくもってキレイ! 自動車室内用レザー供給会社としては世界一有名で高品質な「コノリー」社は、2002年末をもって 自動車用レザー供給の事業から撤退した。 イギリスに会社は残っていて、カバンや財布などは販売しているが、、 ロールスとベントレーが他資本になったことと大いに関係があるものと推察するのが普通であろう。 良いものに正当な値段を出すメーカーがなくなったのだ。 ロールス・ベントレーの代名詞「コノリー」レザーが使われることは もうない。 ベントレーの4ドア・モデルは、92年から「3速AT」から「4速AT」に、 93年から「コラム・シフト」から「フロア・シフト」に変更になった。 ロールスの方は、現在に至るまでショーファードリブンの伝統で「コラム・シフト」を継承しつづけている が、ベントレーは、93年から決定的にロールスとの差別化を押し出してきた。 3速ATから 4速ATへの変更は、オーバードライブが追加された印象で、高速域でのスピードの乗りが 好くなった。 ロールス・モデルに 「タコメーター」はない。が、当個体には ある。 ステアリングも、ロールス純正(90年~92年くらいの)「細身ステアリング」に交換。 このステアリングは、ベントレーモデルでは、一切 使われていない。ロールス専用もの。 あと、当個体、本来、トランク内にある「バッテリー・キルスイッチ」を助手席サイド下に移設してある。 これは、前オーナー様のご自宅ガレージに入れた際、壁とトランクの隙間が狭く、トランクを開けて、 キルスイッチを切るのが一苦労、、で、移設された。これなら、運転席からスイッチに手が届くので、 車から降りる際に、切っておけば楽ちん というわけ。 |
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| 1959年から基本設計を変えることなく、進化を続けてきた アルミ合金製V8エンジン。 2020年に、このロールス製エンジンは、生産中止となり、本当の「伝説」となる。 当然、絶好調。 ベントレーが正式に馬力やトルクなどのスペックを公表するのは、96年モデルからで、この年式には、 相変わらず「必要にして十分」。 爆発的に部品点数の多い、このエンジンは、完全にハンドビルドで組み上げられている。 厳密に言うと、一台のエンジンは、2人で1チームとして担当、 1万分の1の公差まで測定して、組み上げられる この航空機のようなエンジンの耐久性はハンパじゃない。 熟練の職人が二人がかりで、組み立てに要す作業時間 「80時間」。 あっと、よくタイミングベルトの交換時期は?という ご質問をお聞きするが、タイミング・ベルトなんて 使っていないので ご心配なく、、。 ベルトの変わりにギアを使用していて、ほぼ半永久的に取り替える必要は無い。 ギアが磨り減って交換時期がくるのは現オーナー様の孫の代であろう。 ベントレーは、とてつもなく「燃費」が悪いのだろう? と思っている方も多かろうが、 そんなことはない。 実際に 当個体と同じ「95’ブルックランズ」オーナー様に、燃費マニアな方がいて 東京ー福島 高速道路走行にて、リッター:8km超を達成している。 これは、トラックのスリップストリームを利用する必要があるそうだが、普通でも、7kmほど 市街地でなら、6kmほど というから、悪くないと思う。 要は、オーナーの 乗り方次第。 さあ、「世界に1台」! ・「ブルックランズ」「スピリット4」「CAESAR」号 ・ 低走行のバリもの! お次の「一時預かり人」様 募集中~! |
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