株式会社シーザートレーディング
TEL.042-480-2222 (営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12
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ROLLS-ROYCE |
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Touring Limousine |
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1996' |
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ROYAL-BLUE (ロイヤルブルー) |
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MAGNORIA/LEATHER (マグノリア・コノリー レザー) |
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ASK |
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91.073km |
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本国仕様 新車並行 (国内登録・96年9月) 右ハンドル V8 OHV 6747cc 4速コラムAT 全長:599cm 全幅:189cm 全高:155cm 車輌重量:2700kg 定員:6人 *装備: 「フロント」 Wエアバック、ABS、パワーシート+シートヒーター、 メモリーシート(4人分)+Fランバーサポート、 *HDDインダッシュ・ナビ&地デジTV *バックカメラ連動 *ドライブ・レコーダー *ETC車載器 「リア」 ・センターキャビネット ・ジャンプシート X1 ・カクテル・キャビネット X1 ・ピクニック・テーブルx2 ・ガラス・ルーフ(内側パーテーション電動スライド) ・電動・Wパーテーション ・冷蔵庫(温度調節機能付き) ・左右セパレート・パワーシート&シートヒーター ・大型モニター (地デジTV&DVDが観れる) ・CDオーディオ 「外装」 ・サイド「ステンレス・モール」 ・スモール・リア・ウインド ・ハイルーフ 内外装機関共に超極上車! 車検:2020年11月12日 |
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「ツーリング」リムジン物語! 路上の王様「ファンタム6」の〜 後継モデルが、1992年に登場した「MPW」コーチビルド「ツーリング・ リムジン」である。 発表当初のモデルは、「スパーU」を24インチ=61cm伸ばしているが、 「ストレッチ」ではない。 ボディ・デザイン全てが新しい。 80年代にロールス社が作ったSZ系ベースのリムジン(カタログ・モデル ではない)は、単に「ストレッチ」*切って伸ばしただけ のリムジンであったが、「ツーリング・リムジン」は そんなもんじゃー ない。 「作り」の次元が違う! 天井の高さが、通常のスパーより、「2.2インチ」=5.6cm高い! しかも、伸ばした箇所がなく、前後のドアは繋がっている、、 モノコック・ボディであるから、一から設計し直すしかない。 「ファンタム6の後継モデル」という重い歴史を背負ったモデル、、か。 このモデルには、見た目以上に膨大なコストが掛けられているのだが、 それでいて、販売価格は最初から最後まで、4千万円台。 これは見る人がみれば「安価」であるが、「ファンタム」ほどデザインに インパクトがないモデルとしては、高額に思えたであろう。 このモデルには、2種の異なるデザインと4つの異なるベース車輌が存在 する。 まず、デザインであるが、96年終わりから、前後のドアが離れた= リア・ドアの位置が後になったモデルが登場する。 これが、名を改めた「パークウォード」である。 こののち、当モデルは「ツーリング型」と「パークウォード型」と分けて 呼ばれることになる。 ベース車輌は、「スパーU」「スパーV」「NEWスパー」「スパーター ボ」の進化に伴うもので、ここは、生産台数と共に 年表でみてみよう。 生産台数 左 右 計 1992年 「ツーリング・リムジン」 8台 14台 22台 *「スパーU」ベース 1993年 「ツーリング・リムジン」 16台 18台 34台 *「スパーU」ベース 1994年 「ツーリング・リムジン」 13台 8台 21台 *「スパー3」ベース 1995年 「ツーリング・リムジン」 9台 6台 15台 *「スパー3」ベース 1996年 「ツーリング・リムジン」 4台 3台 7台 *「NEWスパー」ベース(ノン・ターボ) 98年に特注で、2台のオーダーを受けている。 1996年の終わりごろ「パークウォード」型リムジンとなる。 1996年 「パークウォード」 2台 3台 5台 *「NEWスパー」ベース(ノンターボ) 1997年 「パークウォード」 9台 3台 12台 *「スパーターボ」ベース 1998年 「パークウォード」 18台 10台 28台 *「スパーターボ」ベース 1999年 「パークウォード」 4台 0台 4台 *「スパーターボ」ベース 総合計でも「157台」 「ツーリング」型と「パークウォード」型で分ければ 「108台」と「49台」 当個体は、1996年モデルで、シリーズ中、もっとも珍しいモデルである。 本来は、大幅ボディ改造が行われた96年から「パークウォード型」に 意向したかったはずであるが、なにせ、当モデル、作るのに時間が掛かる で、95年の終わリごろにオーダーを入れた方は、必然と、「96年モデル」 になったと推測する。 オーダーした時点では、「ツーリング型を」だから、「ツーリング型」で 96年モデルを作るしかない。 このころのロールス社は、すでに倒産目前状態、実は、「パークウォード 型」は、メリットがあり ・ リア・シートの乗り降りがしやすい。 の他に、ロールス社最大のメリットは、コストが安価になる だった。 そうして、かろうじて、最後の「ツーリング型」を入手できた方が、 世界に 「7人」だけいた。 7台のみ。 *前述のとおり、「ツーリング型」中止後の98年に 2台 特注された ので、トータルは、9台になったが。 当個体は、その「7台」中の1台! 95年までの「ツーリング」とも「パークウォード」型とも異なる。 さて、当個体の お話 右ハンドル の 新車並行 という珍しい1台。 「本国仕様」と記したが、メーターパネル表示は、「km」なので、 オーダーしたのであろう。 このパターンは、ディーラーさん嫌いの方に、あるある。 まっ そんな経緯は どうでもよい。 当個体は、以前弊社で販売させていただいた「シーザー認定号」 走行距離:91.073km 前オーナー様、普通〜に お使いになられていたので、普通〜に走行距離 は伸びている。 この貴重〜なモデルを普段使い、、贅沢の極みっ! 平成27年から整備も弊社担当。 これが、なにより価値あり。 今回入庫後、外装は、コキズなど消し塗装し、内装もリフレッシュ。 内外装ともに、素晴らしくキレイ! 前述のとおり、世界「7台」中の1台! 右ハンドルは、内、3台!(98年の特注2台を入れても) しかも〜 当個体は、96年物 7台の 7台目 最後に製造された1台! 博物館級ね。 95年までの「ツーリング」は、ボディが異なるので、区別できるし、 後の「パークウォード」型とは、リア・ドアの位置が違うので一目瞭然。 外装: 「ロイヤルブルー」 ロールス社自体の象徴カラーだ。 全長:599cm 「ファンタム6」よりは、5cmほど短く、同年「スパー」より、 「58cm」長い。 車高は、「155cm」、車検証上だと、「7cm」スパーより高い。 んっ? 7cm − 5.6cm = 1.4cm この 1.4cmは、「ツーリング・リムジン」専用サスが、1.4cm長い (高い)からだ。 で、威風堂々とした その存在感は、すさまじい。 特に、うしろ斜め45度の角度から愛でるのが好ましい。 「スピリット・ウインドウ」小窓 と ボディサイド下の「ステンレス・ モール」と「盛り上がった天井高」、長いボディが絶妙のバランスだ。 トランクには、「PARKWARD」のエンブレム、、これも歴史的に 興味深い。このエンブレムは「パークウォード」型用、、 「ツーリング」型で、このエンブレムは、この96年モデルにしかない。 内装: 「マグノリア」コノリー 内装もまた、ロールス社を代表する「マグノリア」とくる。 ダッシュは、外装色に合わせて、「ロイヤルブルー」 オリジナル・コノリーが、元気に生き残っている。 やっぱ、「コノリー」に優るレザーはなし。 「バー・ウォールナット」も、クラックは見受けられない。 すんごい。 後部座席: キャビネットの仕様は、如何様にもオーダーできた(高額だけど)。 1台ごとに異なるのだが、当個体の場合、 右に「ジャンプシート」を収納 左に「カクテル・キャビネット」を収納 というパターン選択 センターキャビネットのサイドあるスイッチを押すと、カチャリとロック が外れ開くことができる。 ちょっとしたギミック。 今となっては、ジャンプシートは、足置きに有益。 カクテルキャビネットは、奥が鏡張りで開くとLED照明でライトUP 雰囲気バツグン! 下部に「穴」が、7つあり、上空に謎の 4つの半丸ラック。 この場所は、グラスを置く用だった。オプションだが、「ロイヤルドルト ン」のグラスセットが入る。 下部奥の4つもグラス置き場、手前の3つがボトル置き場。 残念ながら、グラスセットは選択していないか、残されていない・ そんなわけで、穴に合うサイズの「グラス」探してください。 きっと、一生使わないけど、、 このキャビネットは、基本「おどし」なのだ。 それより、有益なのが、「冷蔵庫」、これは相当に便利。 ワインボトルなら2本、カンジュース類なら、かなりの本数入れておける もちろん、誰かを乗せた際の、「おどし」としても有効。 センターの大型モニターは、後年 新しいものに交換(埋め替えている) 「地デジTV」と「DVD」が観れる。 そして、「Wパーテーション」とくる。 スイッチも2つ。 ひとつは「ガラス」、ひとつは、「レザー張り」パーテーション。 二つとも閉めてしまえば、かなりの密閉度となる。 天井のガラス窓は固定式だが、内側のパーテーションは電動で開閉可能。 で、光を取り込むのに有効。 さて、この名車中の名車「リムジン」、本来の「正しい使い方」も有り。 だが、昔から推奨しているように、今の時代、、思いっきり遊びたい。 例えば: *彼女とデート:編 とんでもない金持ち風である、、 その際、、 リア・パーテーション上にある「時計」を指さして、、 「このAsprey ってメーカー、、ロンドンに1781年に創業した エリザベス女王のロイヤル・ワラントを持つ高級ジュエリーブランドの 時計なんだぜ」、くらいの ウンチクは かましておきたい。 信号待ちなどで、 隣に、レクサスに乗る紳士から、おっかな びっくりながら、羨ましそう に チラ見されるが、 そのレクサスが、この車の2倍以上はする価格ってことは、、 絶対に秘密である。 *「シャレ」で「正しい使い方」編:HOW TO できれば、シュッとした運転手さんを雇おう。 今、大企業からリストラされた腕のいい運転手さんが余っている。 もしくは、運転代行会社で使用するときだけ、それっぽい運転手さんを リースしてもらう。 こちらも有能が人材が揃っているから。 そうなると、ドアの開閉作法から 正しくなくてはならない。 「ファンタム6」の時代には、クルマをオーダーすると、ロールス社から 「手紙」が届き、希望であれば(初めての購入であれば)完成の2週間ほど 前にロールスの「運転手・教習所」へ運転手さんを入学されたものだ。 ここで、みっちり「学科」と「実技」を 「学科」は、= 「正しい作法」だ。 「実技」は、実際にコースがあるのだが、多くの時間を、「バック」に 充てられた。 リムジンの運転手さんは、ルームミラーを見てはならない(オーナーと 目が合わないように)ので、バックは難しい。 左右の小さなミラーを、さほど首を振ることなく 見て、バックする。 そうして、2週間、鍛えられた運転手さんが、「ファンタム」とともに 納車される というわけ。 昔は、正しいお金持ちは、正しい運転手さんを抱えていた。 リアの「小窓」は、大きな窓の必要がないからで、「ファンタム6」 のミラーが小さかったのも、「腕が良い」証だったのだ。 、、今、この教習所も閉鎖されている。 なんでしたら、こちらで ご指導しましょ、、。 一流の運転手さんさえ手配できれば、、「王様ごっこ」の始まり。 高級ホテルや高級レストランに乗りつけた際、後部ドアから、大物オーラ を醸して降り立ちたい。 *送迎車として:編 結婚式場、ホテル、その他、仕事として送迎車が必要な会社がある。 今の時代、どこの会社も生き残りをかけ、差別化・は必然の戦略であろう 例えば、結婚式場、、 同業他社より高級感を出すため、チャペルを改装、、なんてことをすれば 結構な費用が必要となる。ところが、この「ロールス」さえあれば、、 パンフレットにデカデカと載せるだけで、とてつもない高級感がだせる。 ・・ホテルから式場まで、、式場からチャペルまで、、などの送迎に使用 無料オプションなら理想的であるが、少々高いオプションでも私なら利用 する。 例えば、ホテル、、 有名なのは「ザ・ペニンシュラ東京」、NEWファンタムを ずらりと、 及び、戦前の「ファンタム2」を所有してるのは、「格」の演出。 そういえば、92年 「ツーリング・リムジン」が発売された年、、 バブル崩壊直後で、超〜不景気、そんな時代、2台も「ツーリング・リム ジン」を購入した会社があった。 「ホテル・オークラ」である。 一流は一流を知り、一流の使い方も知っている。 どこも「ホテル界のロールス・ロイス」になりたいのだ。 お客様にとっては、新車も中古も同じ「ロールス・ロイス」、、 これ以上に「格」を上げてくれる車などない。 お客様の送迎(移動の手段)にロールスを使う、、これ以上のサービス、 これ以上に贅沢な移動手段など思いつかない。 例えば、 *ワンボックスカー替わりのファミリーカーとして:編 この使い道は、実際、弊社のお客様にも少なくない。 なにせ、当個体は、「6人乗り」。 お父さんが運転手役、後部シートには、家族を乗せて、お出かけしましょ お客様に実際に伺った話であるが、 ・旅館に乗っていったら、部屋を無料でグレードUPしてくれた。 ・某・百貨店に乗りつけたら、駐車場の順番待ちをする前に、誘導して くれて、外商部駐車場に止めてくれた。 ・「銀座シックス」で、平置き駐車場に誘導される(当然だが)。 ・行きつけの旅館の対応が変わった。 ・友人の結婚式に運転手役もして貸し出したら、泣いて喜んでくれた。 ・家族用に、「エルグランド」を買うはずだったが、それより、遥かに 安価だったし、家族も大喜び。 (そりゃそうだ) ・昔は、走っていて超高級車を見つけると羨ましかったが、もはや、ない ・「王さま ごっこ」をしていたら、いつのまにか人間ができてきて、 もはや、怒ることなどなくなった。 ・新車で「パーテーション付き」リムジンは、「マイバッハ」と「ロール スのエクステンディッド」しかなく、どちらもフルオプションなら 1億円ほどの価格となるが、実際にクルマを診ると、こちらの「MPW」 「リムジン」の方が如何に「本物の高級」であるか分かった。 しかも、価格は10分の一以下で。 などなど、 このクルマより、エライのは、「6」までの「ファンタム」だけ、 精神衛生上も極めて お勧め。 さあ そんなわけで、使い道は自由自在、、 思いっきり 楽しみましょ! まずは、下記より「写真90枚」を、ご参考に! |
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ロールス・ロイス製V8・OHV 総アルミ・ハンドビルド・エンジン。 このエンジンに乗ること、それ すなわち「伝説」に乗る ということ。 100万マイル耐久設計と呼ばれ、恐ろしく屈強な、このエンジン。 2人1組で80時間を要してハンドビルドされる、このエンジン、、過剰品質も いいところ、 100年先まで考えていて「ロールス」社以外で作る どうかしている自動車メーカーなどない 10万分の1 の精度まで追求、、ビスの1本まで、自社生産、、そして、そのビス1本のクォリ ティは、ジャガーの5倍増ってところだろう。(徳大寺先生 曰く) このエンジンが、飛行機のエンジンなら理解できるが、、 実際に、私がロールス社を訪問した際も「クルー」工場内で、航空機エンジン・パーツの一部を 作っていた。 工場内を案内してくれたロールス社の広報の方 曰く: 「自動車のエンジンを作るのも、飛行機のエンジンを作るのも 弊社にとっては同じことです」 「96年 ツーリング・リムジン」当時のロールス社最高モデルにして 本物のロールス・ロイスである。 当個体、今はまだ「中古車」のジャンルなので、安価、3桁万円で買えるラッキーな時代。 「現状渡し」で、現在の販売価格は、本来の価値を十分上回っている。 しかも、弊社の場合、「一時預かり人」の使命 として、つい出来心で、無料整備する。 = 当個体は価格は、整備無し現状渡し価格でも同じ。 そして、弊社が 目指しているのは、 「世界一、価格に合ったクォリティのクルマを、世界一安心して買える店」だ。 私は「MPW」マニアである。 よく、「ロールスとベントレー どっちが好きなの?」という ご質問を頂くが、 正解は、ロールスかベントレーではなく「MPW」が好きなのだ。 当個体は、「博物館級のMPW作品」であるが、 それを 普通〜 に乗れるのは、今しかあるまい。 当個体の寿命は、2096年に尽きる予定(製造後・100年) 残りは、わずかに、77年、、 |