本文へスキップ

Rolls-Royce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

CAESAR COLLECTIONSHEADLINE

M.BENZ

  MAKER M.BENZ 
  MODEL 300 SE 
  YEAR 1991’
  EXTERIOR MIDNIGHT-BLUE

(ミッドナイトブルー)
  INTERIOR BLUE VELOUR 

(ブルーベロア)
  PRICE \ ASK
  MILEAGE 14.890km
  AMMENITIES


ディーラー車 右ハンドル  





1991年製造・1991年5月登録




「ファイナル・モデル」




「法人1オーナー」 






水冷直列6気筒  OHC 2962cc 4速フロアAT 



馬力:188ps/5700rpm



最高速:210km






全長:502cm


全幅:182cm


全高:143cm


重量:1590kg


定員:5人




*装備:




パワステ、パワーウインド、オートエアコン、パワーシート、他





・純正「メルセデス・レースのハーフ・シートカバー」



・純正「メルセデス・コーナーポール」



・純正「メルセデス・マット」



・純正「カセット・オーディオ」




内外装機関共に「奇跡の1台」!






車検:2年付き渡し



 
  COMMENT



メルセデス・ベンツ「300SE」






1980年から販売された「W126」型、




メルセデス「Sクラス・セダン」で唯一の直6モデル「300SE」








「W126」は、1980年から1991年まで販売されたロングセラー・モデル。



「300SE」は、当初ラインナップにはなく、1985年、フランクフルト・モーターシ



ョーで お披露目、86年から追加販売された。





本来、ロングホイールベースの「300SEL」も存在したが、正規輸入(ヤナセ)は、



カタログから外し販売していない。




「W126」セダンには、最終、「300」、「420」、「500」、「560」とエンジン排



気量によって4モデルが用意されていたが、直6モデルは、当「300」だけである。




この直6は、「M103」と呼ばれるエンジンで、2.6Lと3.0Lバージョンがあり、実に



多くのモデルで採用されていた。



当「300SE」を始め、「190SE 2.6」や、ミディアム・クラスの「300E」、



2ドア・モデルの「300CE」、ワゴンの「300TE」、オープンの「300SL」など



など、、つまり、1984年から1991年までの、2.6L、3.0Lモデルは、



全て「M103」エンジンを積んでいることになる。




*モデルによっては味付けが変えてある場合はあるが、、。





私も昔、「300TE」を通勤用に使用していたことがあるが、エンジンは もとより、



全てにおいて文句のないモデルであった。




そして、近年、「300TE」は、再評価され価格高騰している。






エンジンのパワーは、必要にして十分、




最高速は、 210km、、これも、十分



整備性も悪くない、、




室内は、貫禄の「Sクラス」、、これまた、十分、、




そしてなにより、「W126」は、ボディの作りが好い。



と、、いうかスゴイと表現してよかろう。




ドイツの上質のスチールを、きっちり左右均等に組みあげた精密機械、金庫のような



ボディ、当時、この車のドアを閉めたとき、、、



これは、日本車が 追いつけるレベルの車でないな・とすぐに直感した。





その鉄の厚さは、世界一の製鉄量を誇っていたドイツならではだったし、、



その精度は、もはや、日本車がブリキの おもちゃに見えるほど、次元が違っていた。



イギリス車に、この手法は、まったく そぐわない(無意味で正しくない)が、こと 



ドイツ車であれば、ドアを閉めれば、そのモデルの 良し悪しが分かる。



「W126」は、その後の「Sクラス」より、よほど よくできている。




メルセデスも他メーカー同様、モデルチェンジの度に、コストダウンが図られている。



良くなるのは、「スペック」だけだ






「W126」が販売された時期は、日本のバブル経済期と同じ時である。



思えば、あのときの日本は良かったし、メルセデスは、それを象徴する名車であった。



あのころ、「浜田省吾」は、「マネー」というヒット曲の中で、「・・・純白のメルセ



デス〜プール付きのマンション〜  最高の女とベットでドンペリニオンーー」



と唄った。 



そう、メルセデスは、成功者の証だったのである。



それを手に入れるために誰もが がんばり、、、手にしたとき、最高の喜びを感じた。



それが、いまや、どうだ、、メルセデスは、巷に 溢れかえっている。 



街を少し走っただけで、何台もすれ違う。



もはや、メルセデスに ステイタス性はない。 普通の車とかした。



ただ、勘違いしては、いけない、、、、昔のメルセデスは すごかったのだ。











さて、当個体の お話






1991年 1月製造



1991年 5月 国内登録




「本物ファイナル・モデル」である。




しかも、「法人1オーナー」!



しかも、 珍しいディーラー物の「右ハンドル」



しかも、走行距離「14.890km」!



しかも、 走行距離なり、もしくは、それ以上の◎コンディション!










この時代のW126モデルは、大好きであるが、扱う条件は、




自分で欲しい と思う極上個体に限られる。




当個体、残念ながら、「取説」以外の書類が残されていない。



が、どのみち、当社の無料・点検・整備で、それは必要なくなる。




何より、実車をご覧になれば、一目瞭然。




この個体のコンディションには、たまげた。




特に、内装の「ベロア」の状態が素晴らしい!




通常、ベロア素材のシートは、座面が しろっぽく 擦れてしまっている場合が多いが



この個体は、極端に それが少ない。




よほど大切に扱われてきたことが、一目で理解できる。




入庫時は、「ヤナセ純正・レースのハーフ・シートカバー」が装着されていたが、



それは外して、クリーニング屋さんへ、(差し上げます)




この「純正レース・カバー」と「純正コーナー・ポール」が、「正統派」の証!









外装は、「ミッドナイト・ブルー」:




当時、「ブルーブラック」と人気を二分していた人気色である。




ソリッドの「濃紺」




あのころは、「ホワイト」なんて普通〜の色は、人気がなかった。




塗装コンディションも、まったく問題なしの◎!




「W126」のあるある モールの曇り も極端に少なく、ここまで曇らずキレイな状態



で残る個体は、稀中の稀。






全長:502cm



ハンドル キレッキレッなので、サイズ以上に取り回しが良い。








内装は、「ブルー・ベロア」




前述の通り、素晴らしきコンディション!




この「ベロア」素材は、優れモノで、夏・涼しく、冬・暖かい。




ゼブラ・ウッドも艶々



ダッシュ板のワレ無し。




純正の「カセットテープ・オーディオ」も ときめくね。




14.890kmだから、これで普通かも だが、この内装は見ものだ。




プロ的な査定どころ、ブレーキ&アクセルペダル・ゴムの擦り減り も、新車かよっ




擦り減っていない。





当時は人気がなかったので、ほとんどオーダーされていない「右ハンドル」も、



今となっては貴重な品。



左ハンドルのサイドブレーキは、左足で踏むタイプだが、



右ハンドルは、右手で扱うスティックタイプ、渋い。





走ってみた:




セル一発始動。



懐かしい、、1989年の当社創立時から、「300SE」は、取り扱い車種、



そして、未だに、、この段階で、「300SE」は「名車」の証。



嫌いなクルマは、扱っておりません、キッパリっ





アクセルを踏む込むと、これぞ、名機「ストレート6」、十分なトルク感で加速



していく。拍子抜けするほどの絶好調。モデルが凄いのか整備が凄いのか、、



両方だろう。




乗り心地は、最高っ



足回りのセッティングも、硬すぎず、柔すぎず、ちょうど良い塩梅。



1991年当時と同じ感じ、、



この個体は、時が止っている。


















名車「W126」であるが、、今となっては極上個体を見かけることは稀となった。



いかんせん一時期・流通価格が安かったから、、大切に扱われている例が少ないのだ。



だが、近年、極上個体のみは、世界的に価格高騰の真っ最中、、





昔を懐かしんで、「もう一度、あのときを思い出して乗りたい」というオーナーが



増えてきたのだ。




そんな方々は(私も含めて)、ほんとの「極上個体」にしか興味はない。



そこで、残り少ない極上個体は、争奪戦というわけ。





このクラスの◎W126個体は、近所の中古車店に お気軽に並んでいるというものでは



ない。



プロである弊社が、各オークションや業者さん、個人所有の個体含めて、



年間、100台ほど診て、仕入れるのは、1台ほど。



つまり、一個人のユーザー様が、「極上W126個体を探す旅」で、1ケ月ほど休んで



日本中の中古車店を回ったところで、見つかる可能性は極めて少ない ということ。





本日現在、ネット上で、日本中の売り物「300SE」も見てみたが、



当個体が「1番の極上個体」



旅に出る必要は無い。









今、あえて「300SE」に乗る、  ってのが粋ってもん。



もちろん、極上個体に限る








「奇跡の1台」が ここにある。









まずは、お写真、怒涛の「136枚」を ご参考に↓