株式会社シーザートレーディング
TEL.042-480-2222 (営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12
MAKER | Cadillac |
MODEL | Brougham |
YEAR | 1991' |
EXTERIOR | LIGHT- ANTELOPE (ライト・アンテロープ) |
INTERIOR | MEDIUM-ANTELOPE (ミディアム・アンテロープ・レザー) |
km |
109.354Km |
PRICE \¥ | ASK |
AMMENITIES | US仕様 左ハンドル 1991年製造モデル 国内 平成19年 登録 V型 8気筒 シボレー「350」=「5.7L」(5735㏄) インジョクション 4速コラムAT 185馬力 全長:564cm 全幅:194cm 全高:146cm 車輌重量:1900kg 定員:6名 装備: ・オプションの「5.7L」エンジン ・「ブロアム」後期型 91’モデル ・「プレミア・フォーマル・ルーフ」 ・「可変アシスト・パワステ」 内外装・機関共に、稀に見る極上車! 車検:2年付き渡し |
COMMENT | キャデラック 「ブロアム」 「フリートウッド・ブロアム」ではなく、「ブロアム」というモデル。 まず最初に、当個体を弊社で扱う理由は、、、 このシャンパン・ゴールドのような「ライト・アンテロープ」という カラーである に尽きるが(コンディションの良さは当然として) 少々モデル名的にも ややこしい時代なので、ざっくり ご解説を。 キャデラックのフラッグシップ・モデルであり、「これぞ、アメ車!」 の巨大FRモデル。 このモデル「ブロアム」は、1987年~1992年の間に生産されたモデルで あるが、日本では、1977年~92年に作られたモデルと独自の分類がされ 「フリートウッド・ブロアム」の名で販売された(ので、ややこしい) 正しくは(本国では) 1977年~1986年の間に作られたモデルが、「フリートウッド・ブロアム」 で、97年~92年の間に生産されたモデルが「ブロアム」として分類される その理由は、85年に新型モデル「FFエンジンの小型」モデル 「フリートライン」が誕生したため、86年に「ブロアム」と分けたのだ。 *実際の「ブロアム」モデル・イヤーは、1987年~ 「フリートウッド」とは、 1909年、ペンシルベニアで創業した「フリートウッド・メタル・ボディ」 に由来する。 所謂、アメリカの高級車コーチビルダー。 後に「GM」が買収し、「高級ブランド」とする。 余談ながら、この会社の始祖は、英国のコーチビルダー。 「ブロアム」とは、 元来は、昔の英国の政治家「ヘンリー・ブロアム」に由来するが、その名 が付くモデルは、1916年から存在する。 「ブロアム氏」は、1頭立て4輪馬車を最初に考案、使用した人物として 知られ、アメリカでは、1頭立て、複数乗り馬車のことを「ブロアム」と 呼び、後のキャデラックの解釈では、「複数乗り」=「5人~6人乗り の豪華セダン・モデル」とした。 戦後では、1957年から「ブロアム」と付くモデルが登場する。 また、「フリートウッド・ブロアム」の名を持つモデル自体は、1972年か ら登場するが、これは、モデルというより、最上級の豪華ブランドが 「フリートウッド」と「ブロアム」だったので、単に上級モデルに 名をくっつけただけ、、 しかも、当「ブロアム」が92年・生産中止後、1993年~96年の間には、 またもた舌の根も乾かぬうちに、「フリートウッド・ブロアム」という 新型FRモデル投入、、ややこしさMAX。 97年以降は、FFモデルばかりのラインナップとなり、「キャデラック」 は衰退していく。 当「91’ブロアム」は、本当の「最後の良き時代のキャデ」なのである。 「ブロアム」モデル: 「前期型」と「後期型」がある。 1987年~89年 「前期モデル」は、 ヘッドライトが「角目・4灯」で、エンジンは、オールズモビルの 「5.0L」キャブ 「140馬力」 1990年~92年 「後期モデル」は、 ・90年より、オプションで、「高性能・シボレー350エンジン」 インジェクションで「175馬力」が選択できるように。 ・ATが、「シボレー」のに。 ・ヘッドライトが、「角目・2灯」に。 *日本では、「4灯」のままを輸入販売。 ・高額オプションだった天井に張られる「プレミア・フォーマル・ルーフ が標準装備に。 当個体の「1991年モデル」より、 ・オプションの「シボレー・5.7L」が10馬力パワーUPし、 「185馬力」に。 ・「電子制御の可変式アシスト・パワーステアリング」採用 *時速20kmを超えると作動、速くなるほど重くなる。 ・「サスペンション」の強化 1992年6月5日 生産中止 なんか毎年 がんばっているが、これは、ライバル「リンカーン」に 負けないため。 角ばった「巨大FR・キャデ」の最終モデル「ブロアム」は、上記の とおり、「後期モデル」がベストだ。 しかも、当個体は、オプションの「シボレー 5.7L」選択車。 前期の「キャブ」は、夏不安だろうけど「インジェクション」なら ね。 91年モデルで、「サス強化」「可変ステアリング」を採用したのは、 全て、このエンジンの高性能を引き出す(対応する)ためだ。 生産台数: 「前期型」: 「158.898台」 「後期型」: 「 74.733台」 トータル: 233.631台 如何に、「後期型」が貴重であるか、、。 さて、当個体の話 1991年モデル 「ブロアム」 国内 平成19年(2007年)3月登録、その後 3オーナー 当社初入庫個体 このカラーに、一目惚れ! もう細かい話は抜き でも良さそうだが、 いちよ、性格的に、、 ・VIN 10桁目 「M」 = 1991年モデル ・外装カラーコード「9093」= 「ライト・アンテロープ」 ・外装「ルーフ」 「95T」= 「ライト・アンテロープ」 ・内装カラーコード「652」= 「ミディアム・アンテロープ」 ・エンジンVIN「L05」= 「シボレー 5.7L」 オリジナルね。 ありがちな「改造」が加えられていない希少極上ノーマル個体だ。 ピョンピョン飛び跳ねる仕様にされた個体は、、ボディご臨終。 「外装」:「ライト・アンテロープ」 「アンテロープ」日本で言う「レイヨウ」、インパラとかの動物のこと。 このカラーがたまらない。 「シャンパン・ゴールド」と言った方がリアルだ。 ラウンドトップ(プレミア・フォーマル・ルーフ)も純正のまま 「ライト・アンテロープ」であるが、これは、もう「ゴールド」と記した 方がリアル、この2色の組み合わせが、実に 粋なのだ。 91年時のボディカラーは、全12色。 他カラーは、興味なさそうなので、、はっきり言って、このモデル、 このカラーじゃなきゃ、、扱わない つまり、この「カラーを買う」クルマ。 塗装コンディションも悪くないし、「ルーフ」も、傷んでいない。 左のヘッドライト前のベロだったか、ワレがあるが、まっ 気にすること じゃない。アメ車だもの。 全長:564cm って ふざけ過ぎっ! こんなギャグみたいなクルマを 真面目に乗るのが 乙 ってもん。 こりゃもう「6人乗り」の「リムジン・ファミリーカー」と思った方が 良い。 室内も広いし、トランクも広いから、、暮らせそう。 「内装」: 「ミディアム・アンテロープ」 このカラーも純正オリジナル。 これまた、シャンパンゴールドのようなカラー。 ノン・レストアで、キレイ。 シートは、ソファー、背もたれ部は、Wクッション。 Fドア内張一部にテープが? おそらくクラックが入って隠してるので あろうが、気にするべからず、、他は、スレ、ワレなし。 パネル類は、「ザ・キャデラック」! ありがちなダッシュのワレもなし。 珍しく、超~大切に乗られてきたようだ。 このモデルの多くは、今、地べたを這ってるか、ピョンピョン跳ねてる。 「機関系」: これまた、これじゃないと意味がないってオプション「シボレー 5.7L」 ファースト・オーナーのセンスは相当なもん。 それじゃなくても 今一つ不安なアメ車、不安要素は少ない方が賢明。 このモデルは「インジェクション」、に限る。 しかも、なんだか良く手が入っている。 前オーナー様は旧知のエンスー様、正しい「一時預かり人」。 その他の過去オーナー様方も、このカラーのノーマル個体を選ぶのだから 、それって、、私と いっしょじゃん = 正しい。 このエンジン、やはり、ポテンシャルは、必要にして十分、 この巨大なクルマを、ぐんぐん加速させる。 乗り心地は、この「強化サス」をもってしても、ふわっ としている。 ただ、以前・昔モデルの 怖い ふわっ ではない。 「わははは、キャデラック って、これこれっ!」ってやつ。 当個体、オリジナルのまま がエライ。 トランク裏のデリバリー時シールが全て残されている あたりでも 当個体の素性の良さを ご理解いただけるだろう。 その「シール」で、純正カラーやオプション、出庫時エンジンなどが 調べられる。だから重要なの。 どのみち、この先 当社で、このモデルより新しい「キャデ」を扱う予定は なし。 「シーザー物・キャデラック」というだけでも、貴重! では、「まじめな ふざけたオーナー様」 募集~! まずは、お写真、怒涛の「100枚」!を ご参考に ↓ |