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RollsRoyce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

BENTLEYHEADLINE

CONTINENTAL W

 
  AUTO MAKER BENTLEY 
  MODEL CONTINENTAL W 
  YEAR 1993
  EXTERIOR SILVERSAND /DARK BROWN TOP

(シルバーサンド/ダークブラウントップ)
  INTERIOR PARCHMENT LEATHER 

(パーチメントレザー)
  AMMENITIES

左ハンドル  


V8 OHV  6747cc   4速コラムAT

(この年式では、馬力等のスペックは未公表)


全長:520cm

全幅:186cm

全高:152cm

車重:2400kg

定員:4人



装備:
フル電動オープン(リア・ガラス・スクリーン)、Fパワーシート+シートヒーター+

メモリーシート4人分+ランバーサポート、オートエアコン、エアバッグ、ABS、

他フル装備。

 
  COMMENT

シリーズ4!


・生産台数「76台」!




1993年「ベントレー・コンチネンタル」。



まずは、モデルの ご解説から、、

当コンチネンタル・シリーズの歴史は、1967年、シャドウ1をベースに「マリーナ・パ

ークウォード」がコーチビルドした2ドア・コンバーチブル、「ベントレーT・MPW・

ドロップヘッドクーペ」から始まる。



*「ドロップヘッド」は、イギリス流の「カブリオレ」のこと。

本来は、幌が一重ではなく、内張りまで持つ車に適応される。

一方、「クーペ」ボディは、「フィクスド・ヘッド・クーペ」と呼ばれる。

本来は、カブリオレ版モデルも持つクーペに適応される。

双方、略して「DHC」と「FHC」と記される場合が多い。
 



1971年にロールスのドロップヘッドクーペが、「コーニッシュ」に改名されるとベン

トレー版も同じく、「ベントレー・コーニッシュ」と名乗るようになる。

ここから、DHCを世界標準のコンバーチブルと言う名称に変える。

1980年までは、同時にクーペモデルも存在したので、区別するために「ベントレー

・コーニッシュ・コンバーチブル」と呼ばなければならなかった。

その後、1985年時のマイナーチェンジ(キャブからインジェクションへ、内装では

、それまで、つながっていなかったセンターコンソールが、ダッシュへとつながるので

容易に区別できる)で、ロールスのコーニッシュが、シリーズUへ進化すると、やっと

、ベントレー版は、「コンチネンタル」の名称へ改名された。

ここで、名車「コンチネンタル」の称号が、20年ぶりに復活する。



*「コンチネンタル」の名称は、戦前のロールス・ロイス「ファンタム2・コンチネン

タル」で初めて登場するが、、この名を持つモデルのコンセプトは、その名のごとく、

大陸=この場合ヨーロッパ大陸を高速長距離旅行に出かけるため・

の高性能スポーツモデルに与えられるものであった。

この名とコンセプトは、戦後、ベントレーのスポーツ・モデルに付けられることになっ

たが、1966年(S3・コンチ以来)で一旦、途絶えていた。

戦後最高傑作の「Rタイプ・コンチネンタル」(1952’〜55’)から「S1・S2・S

3コンチネンタル」(55’〜66’)に使用された「コンチネンタル」という名を持つ車は

、全て「コーチビルド・モデル」で、、そのどれもが、後世に名を残す傑作である。

(現行モデルのコンチネンタルGTは除く)




1990年には、メカニズムの大幅な改良と共に、「コンチネンタル・シリーズV」に

このモデルは、90年と91年のみ生産され、総生産台数は、トータル:「180台」

そして、1992年、ミッションが3速ATから4速ATになり、、幌の構造改良で、

「フル電動」オープン化(リアスクリーンがビニールからガラスに)も合わせて、「コ

ンチネンタル・シリーズW」となる。

「コンチネンタルW」は、生産中止の1995年までに、トータル「76台」のみが生

産された。

(*厳密には、この他、92年に3台、95年に5台だけ作られたコンチネンタル・タ

ーボが存在する)

当個体は、この「76台」中の1台、、

内、左ハンドルは、「63台」、、、左Hを希望するなら63人の内、誰かが手放すの

を待つしかない。更に、、、ディーラー物の「シリーズ4」は、おそらく、

5台ほどしかないものと思われる。



因みに、RRコーニッシュWは、トータル:219台の生産、、これでさえ十分少ない数

であるから、「コンチネンタルW」が如何に貴重な車か、ご理解いただけよう。